ネットスーパー事業拡大のポイント

ネットスーパー事業拡大のポイント

大手スーパー中心に地域の顧客をファンにし続けることを目的として「ネットスーパー」参入と事業拡大を目指す企業が増えています。その中で、ネットスーパー事業拡大のポイント、拡大に向けた課題と対処法をまとめましたので参考にしていただければと思います。


実店舗運営は強いがECの経験はなし

 まずネット販売というビジネスモデルにおける手法では、当然ですが集客や運営、リピート施策といった点に至るまで、ネットならではの知見やノウハウが多く求められます。こうしたスキルを持って現場を回せるようになるには、それなりの訓練期間が必要であることは言うまでもないでしょう。ただ、現時点では、そうした人材があまりにも少ないという事実があります。そうした状況を踏まえて、ネットスーパーについて見ていきます。 
 ネットスーパーは現状、セブン&アイグループ、イオン等の大手企業が本気で取り組んでシステムも人材も投資していますが、他の参入企業のネットスーパー事業においては、店舗担当者の中から比較的パソコンに詳しいような人がネットの担当者になるという場合が多くなるようです。しかし、その場合に実店舗の運営には長けていても、EC運営やウェブマーケティングに関しては経験がないという人材がネットスーパーの現場を仕切るということになってしまいます。

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ネットスーパーのサイトの単調さ

実際に某大手スーパーのネットスーパーのサイトを見ると、例えばカレールーを販売しているサイト画像には、そのままパッケージの画像を掲載しています。
これがもしECでしっかりとサイト運営を行ってきた人が担当すれば、カレーを実際に皿に盛るなどして美味しそうな画像を作って掲載するはずです。
これは通販サイト内のファーストビューの問題なのですが、購入につながる重要な要素であることは言うまでもありません。このように画像の扱いだけ見ても、スーパーもまだリアルはともかくとしてネットスーパーの部分は弱いです。
もちろん、スーパー側の事情として、他の業務もあって手が回らなかったり、スーパーの場合は卸元が店頭の販促物を用意してくれることもあるため、ネット販売で販促面の意識に欠けるということも現実問題としてあるのかもしれません。
いずれにせよ、ネットスーパーが運営する通販サイトは非常に単調な作りになっており、ネット専業店と比べると改善できるポイントは非常に多くあるというのが現状です。例えば、ネット販売にとって重要な販促手法である“メールマーケティング”1つとってみても、小売側の担当者でそうしたことを的確に実施できる人材はほとんどいないでしょう。いるとしても恐らく全国チェーンを展開しているような企業の一部に限られてくると思われます。
下記の図にもあるように、実際にスーパーの売場でできていることが、ネットの売場でいわゆる「売れる売場」が出来ていないケースが多い状態です。システム的な制約もありますが、ページの充実も今後差別化の要素となっていくかと思います。

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ネットスーパー事業拡大の4つのポイント


1.店頭においてネットスーパーの認知を高め、新規利用を増やす


●店頭販促品、イベントの企画
●新規利用者を想定したネットページ


2.ネットスーパーにおいて「楽しく選びやすい」売場を作る


●ネットで購入を高める企画立案
●ネットで購入しやすい売場
●滞在時間、再来店が増える情報発信(コンテンツ)


3.データ分析を行いサイトの改善点を明確にして対策を考える


●ネットで購入を増やすためのデータ分析
●顧客の利用状況の分析
●改善を行うための課題を整理


4.リピート利用を増やすための施策を実行する


●メールマガジンの企画・配信
●同梱物の企画と制作サポート
●配達時の情報収集、提案等の企画

上記をトータルに実施していくことが「ネットスーパー」事業拡大のポイントなります。
当社では、ページ企画・ページ制作・メルマガ制作・分析サポート等の実務支援体制を強化しておりますので、情報収集含めて活用検討いただければと思います。

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