ヤフーショッピングでの売上拡大のポイント ~2~

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前回、ヤフーショッピングにおいてポイント還元だけでは売上が伸びないというお話をさせて頂きました。今回はその続きです。

ポイント還元をきっかけに商流を伸ばそうという動きはあるものの、現時点で売り上げを伸ばしている店舗は、Yahoo!ショッピングの検索結果からの導線を持っているか、そうでなければ自社で広告誘導をかけないと売り上げは上がりにくい状況です。
これが「楽天市場」であれば、平均月商で100万円を超えていれば、すでに何らかの流入を持っているはずです。しかし「Yahoo!ショッピング」ではまだ流入を持っていない店舗が多い状況ですので、そうした店舗は単純にポイント還元キャンペーンだけに乗っても売り上げに拡大に影響がでにくいということは覚えておいてください。しかし前向きに見ると、ヤフー負担で行ってくれるポイント還元に合わせて売場や集客の対策を連携させれば結果が出ことは実証できています。ポイント還元キャンペーンに合わせて、「自社のポイント付与率を決める⇒主力品の売場を整える⇒広告を活用する」というのが、今のところ「Yahoo!ショッピング」の成功パターンと言えるでしょう。

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“コンテンツマーケ”が効き始めた

ヤフーでは同様に「Yahoo!トラベル」でもTポイントの付与率を5倍にする取り組みを始めています。従来から行ってきた予約成立時に成約手数料を徴収する事業モデルとは別に、システム利用料を無料にする代わりにポイントを常時5%付与するというわけです。
また、4月1日からヤフーは自社ブランドのクレジットカードの発行も始めました。「Yahoo!ショッピング」や「ロハコ」での代金決済で同カードを使用すると業界最高水準の付与率となる購入額の3%分を「Tポイント」で還元するのが特徴のひとつです。これは楽天やリクルートなどの各社のポイントカード戦略を意識したものとみられますが、いずれにせよこうした動きによってユーザーの購買意欲が喚起されることも期待されます。
そして、忘れてはならないのが、ヤフーが検索表示対策の一環として取り組んでいる“コンテンツマーケティング”が効果を出し始めているということです。まとめサイトに加え、「厳選米100選」「厳選スイーツ100選」「日本酒71選」「ようこそクラフトビールの世界へ」など先行して取り組んでいる食品ジャンル中心にコンテンツからの流入が非常に伸びているようです。最近では「すごい母の日2015」などの特集も組んでいますが、こうした専用ページが非常に丁寧に作られていることも特徴です。
こうしたページから「Yahoo!ショッピング」への流入を増やしていくのが狙いのひとつですが、“検索のヤフー”がようやく真の実力を発揮し始めたと言えるではないでしょうか。

 

まとめ

ヤフーショッピングは今、ヤフー負担のポイント付与をきっかけに商流を伸ばそうとしています。この流れに乗るためには店舗側としてもポイントを上乗せしたり広告を活用して流入を作る必要があります。その一方で、「Yahoo!トラベル」のポイント5%や4月からのクレジットカード開始により、ポイントを絡めて購買に動くケースが増えてくると思われます。さらには集客面でもヤフーが提供するコンテンツ流入増に効き始めており、ヤフーが商流を伸ばす施策が結果として見えてきている状況です。
出店している店舗としては、この流れにうまく乗って、「Yahoo!ショッピング」内での売り上げを拡大のチャンスと捉えて成功パターンを実践してもらえればと思います。

 

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