中国越境EC緩和政策が2018年末まで再延長

中国越境EC緩和政策が2018年末まで再延長

2017年9月20日に、中国国務院常務会議が開かれた。当会議での、中国国務院総理李克強氏の越境ECについての発言は大きく注目されている。その中の一つに、2017年年末を最終期限としていた越境EC緩和政策が2018年年末まで再延長されたというのがある。この延長期間で越境ECをはじめ、国際貿易自由化の推進と市場の監査、規範化管理にて力を入れたいという方向性が明確にされた。

中国越境EC緩和政策の経緯というと、2016年4月8日に発表された「越境電子商務小売り輸入商品リスト」(略:「商品リスト」)では、大量な越境EC商品の取引は「通関資料」が必要となると規定されている。

初回輸入となる商品は、商品登録、審査、輸入許可書や原産地証明書などを提示しなければいけなく、特に粉ミルク、化粧品、医療物品や健康食品は厳しく規制されている。

実際上、各資料の準備から審査完了まで半年から1年もかかり、さらに原産地証明書の提供が難しいという企業も大半を占めているということで、ざわつく越境関連企業様を落ち着かせるために「商品リスト」に記載されたこの越境EC新政策の実施は1年の緩和期間を置き、1年後の実施となった

 

2016年11月にさらに2017年の年末までに伸ばしたが、今回は、この緩和期間を再び延長し、2019年からの実施となった。初めて中国市場で販売する化粧品&食品、医療物品、ベビー用品にとっても、CFDAの提示は2018年末まで不要となるということだ。

中国業界関係者によると、この緩和期間の延長は越境EC業界にとって、低コストの運営を維持し、平穏且つ高速発展に繋がる道を作ろうとしている目的で決められたものとなる。中国政府の越境EC発展への関心度の高さの表しと言える。消費者観点からすると、少ない税金で越境ショッピングができるので、越境ECだけではなく、中国全体の消費活動にもいい刺激にもなることだろう。

 

ただし、正式な文書はまだ告知されていない状況ですので、今後越境EC緩和政策はどう変わるのかは引き続き注目していきます!

 

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