公開日:2016年7月22日

Amazon マケプレプライムの導入で転換率アップを狙える事業者が急増!?

みなさんこんにちは。いつも.のECコンサルタントです。今回は2021年2月Amazonでリリースされたマケプレプライムについてご紹介しましょう。

Amazonでお買い物をされる方の多くが、お急ぎ便や指定便を送料無料で利用できるプライム会員に入会しています。

Amazonを利用するユーザーは、早く届きかつ送料無料で手に入れることのできるプライムマークがあるかをまずチェックする人も多く、その転換率の高さから非プライム商品より選ばれる確率が高いことは間違いありません。

そんなプライム対象商品ですが、これまでは「Amazonの倉庫に在庫のある商品だけが対象」となっており、事業者が直接配送を行っている商品に関してはプライム対象外となっていました。

しかし、新たに実装された「マケプレプライム」では、マーケットプレイスでAmazonが規定する条件を満たしていれば、プライム対象商品としてプライムマークが表示されるようになったのです。元々マーケットプレイスでもお急ぎ便はあったのですが、利用するユーザーとしては無料で利用できるため、転換率は大きく違ってくるでしょう。

気になる参加資格は以下のとおり。

1.お急ぎ便で提供できること
2.購入者へ通常配送、お急ぎ便共に、配送料無料で提供できること(沖縄離島を除く)
3.Amazon上で追跡が可能な配送手段を利用すること
4.Amazonのポリシーに基づく返品・返金に対応すること
5.Amazonによるカスタマーサービス、返品受付を提供すること

これまでマケプレお急ぎ便で手数料を取れていた事業者にとっては送料負担に対してマイナスのイメージがあるかもしれませんが、プライムマークがつくことでドンドン露出も増えるため、ぜひ積極的に取り組むことをオススメします。

特にチャンスがあると考えられているのが、Amazonサイドで取扱のない冷蔵・冷凍商品です。マーケットプレイス出品者がマケプレプライムの資格を早期に得ることができれば、Amazonも含めた他社に先行してスタートダッシュを切ることができるでしょう。米国では既に始まっており、転換率を上げている事業者がドンドン出ています。ぜひ早期に取り組んでみて下さい。
 

Amazon専門チーム
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株式会社いつもが誇るAmazon専門チームが、Amazonにおける最新の集客支援の施策や運用のポイント、広告戦略についてお送りします。

Amazon専門チームは、Amazon専門のマーケティングセンターとして、全国のAmazon運営企業から大手メーカーまで豊富な実績を有しています。Amazon社内の担当者と都度打合せを行っており、現在のAmazonの動向や今後の動きなどを把握し、「今」ではなく「その後」の動きに合わせた対策を行うことができるのが強みです。

本ブログでは、米国での最新事例から、今後日本でも起こるであろうAmazonでの対応策まで、幅広くお伝えします。

Amazon支援グループ 事業責任者
丸山 晃一

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