公開日:2016年6月2日

オムニチャネル時代に直接売上以外でEC部門が会社に貢献する方法とは?

現場の最前線で活躍するいつも.コンサルタントに聞く!!
企業のEC担当はこんな時どうすればいいの!?

Question. ECに向かない商材を扱うEC部門として、会社に貢献するには、どうすればいいでしょうか?

Answer. EC部門の貢献は直接の売上だけではない!『EC関与売上』を伸ばし、会社に貢献すべし!

商品価値の短い商材をEC在庫として抱えるのはやはりリスクが伴います。
でも、EC側が店舗在庫を引き当てようとすると、店舗側からの反発というか反対の声はきっとあるでしょうから、その辺りを仕組みとして解決していく必要がありますね。

そこで重要になってくるのが、『EC関与売上』という考え方です。
ECの売上を増やすためにEC用の在庫を準備していくと、売れ残りの在庫リスクがどうしても高くなってしまいます。だからECで商品を受注して、店舗から商品を送るようにする訳です。

その際、発送業務をお願いして、店舗側から反発が起きないように、店舗から送ったものに関しては会社上、「店舗売上」にして評価してあげる方法があります。発送業務は手間だと思われるかもしれませんが、その分売上に直結するなら途端に協力的になってくれます。店舗側にしてみれば営業時間以外にも注文が来ているので、店に出勤すると既にいくらか売上が付いていたりしてとても喜んでもらえます。その上で、EC関与売上としてダブルカウントを行い、EC部門の評価にも入れるのです。

このような仕組みで社内的にもEC部門の立ち位置を築いていくことはとても重要です。

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いつも. マーケティングチーム
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