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    第15回 EC版 オムニチャネルとは?

    弊社 事業推進部 部長 立川哲夫 寄稿

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    こんにちは。ネットショップ支援を手がける「株式会社いつも.」でチーフコンサルタントを務めております立川哲夫です。昨今、「オムニチャネル」という言葉を聞く機会が多くなりました。オムニチャネルというのは、オンラインからオフラインまであらゆる販売チャネルを統合することで顧客がどこからでもモノを購入できる環境を整えることで、セブン&アイなど大手はそうした取り組みに着手しています。しかし、現時点でオムニチャネル戦略を実践できるのは大手の一部の企業に限られてしまいます。

    そこで今回は“EC版”のオムニチャネルという切り口で、ECに特化して多くの販売チャネルを構築することについてご説明します。これは、ECでの売り上げを最大化するには欠かせない戦略ではないかと考えています。

    ■モールは多店舗、自社は顧客接点の拡大
    まず、ECでの販売チャネルを大きく「仮想モール」と「自社EC」に分けて考えます。
    「仮想モール」では、楽天市場、ヤフーショッピング、ポンパレモールなどがありますが、楽天市場は「楽天スーパーポイント」、ヤフーショッピングは「Tポイント」、ポンパレモールは「リクルートポイント」(※こちらは来春に「ポンタ」と統合されます)といったように、各モールがポイント軸で顧客の囲い込みを行っています。その結果、ユーザーはモール間を行き来するのではなく、特定のモールで購入するという傾向が強まっています。
    そうした事情を踏まえると、EC事業の規模を大きくするには多店舗展開が必要になってきます。それぞれのモールに出店することで、各マーケットをとっていこうという発想ですが、これは中小規模の企業でも可能な戦略です。
    一方の「自社EC」ですが、こちらは現在、集客が非常に難しくなっています。以前はリスティングとアフィリエイトで売り上げの大半を占める集客が可能でしたが、今はネット経由のサイトへの流入経路が多岐にわたっています。リスティング、アフィリエイト、SEO、ソーシャルメディア、といった具合に流入の仕方が“オムニ化”していますので、売り上げの“最大値”を狙うには少しずつであってもすべてに対応して、とにかく顧客との接点をたくさん設けておくことが求められます。

     

    以下は月刊ネット販売 最新号にてご確認ください。