効果30倍の事例有り!リスティング広告の成功活用

効果30倍の事例有り!リスティング広告の成功活用

前回はリスティング広告運用7つのポイントのうち、3つをご紹介しました。今回は残りの4つをご紹介します。

◆効果12倍!? リンク先URLの設定方法!

楽譜の品揃えが8万点もある楽譜EC事業者をお手伝いしたときの事例です。8万点もあるので、キーワードや広告文、リンク先も8万個用意しました。
ここで注意して欲しいのが、広告文章にもきちんと該当するキーワードを挿入することです。例えば、ユーザーが「バッハ 楽譜」で商品を検索したとき、検索キーワードが広告文に入っていないと、消費者は検索結果で上位に出てくるアマゾンにお客様が目移りしてしまう可能性があるからです。
そして、広告文をクリックしたときの遷移先もトップページではなく、「バッハ」の楽譜を販売しているページ内に遷移させるためのURLを設定しました。こうした対策はかなり手間と時間をかけました。リスティング対策を行う企業が増えている中、このようなユーザー視点によるリスティング対策を行わないと効果が出にくくなっているのが現在の状況です。
ちなみに「リスティングを止めた」という声が聞かれます。このように細かい設定を施している企業が増えてきているためで、中途半端な対策しかしていない企業が運用中止に追い込まれているのです。キーワード登録はある程度で、広告文数ページ、リンク先はすべてトップページという企業のCPAは悪化していると考えられます。
ちなみにこの楽譜EC店。リンク先をトップページに飛ばしていたときのCVレートは0.7%でした。それがリンク先を8万リンク設定したときにCVレートは8.6%に急増。8万種類の広告文の登録が必要になりましたが、成果は着実に出てくるのです。

◆ランディングページで効果30倍 事例編

リスティング広告は最適なランディングページ(LP)を作成することで、効果が30倍という成果を得ることができます。中長期的にリスティングで効果を上げていくためには、しっかりとしたLPが必要です。
お手伝いをしているロールケーキのECサイトの例です。ある年の6月からリスティングを開始し、6カ月後の12月度だけでも、月商は30倍に拡大。LPでいかに商品を良く見せていくかを徹底し、リスティングとLPの改善を続けました。
このような成果を上げるためのLPについて説明します。どの店舗も「売れている商品」「売りたい商品」というモノがあると思います。両方とも一緒の場合は、1つのLP作りに全力投球しましょう。一方、別のケースの場合、LPを2つ作成することをお薦めします。最初から3~4つも作るのは止めましょう。LPは改善し続けていくことが重要です。最初に4つのLPを作ることは簡単ですが、それを改善し続けていくことは難しい。2つくらいのLPからスタートするのがベストです。
ここで当社がリスティングのディレクションで行っている成功の秘訣を以下に記載しました。ぜひ、貴社でも確認してみて下さい。

・商品の特徴を徹底的に調べる
・第三者の意見を必ず聞く
・競合を徹底的に分析する
・過去のCVキーワードを分析してLPに反映させる
・過去のグーグルのアナリティクスの管理画面などで良いキーワードを活かしていく
・ヤフー、グーグルと議論し、トレンドを共同分析
・常に改善を徹底する など

◆クリック単価削減術

クリック単価は実は、品質スコアで決まります。広告は1~10でスコア付けされるのですが、10が最高点。リスティング広告運用企業は、常に6~7をキープし続けることを目指しましょう。リスティング広告の順位は入札金額だけではありません。クリック単価と品質スコアとの掛け算で順位が決まる仕組みになっています。
そこで、品質スコアを上げる2大要素を公開したいと思います。その1つは、広告のクリック率を上げること。検索されるキーワードを広告文章の中に入れることでクリック率がアップします。これはグーグルにとってもクリック率のアップが自社の収益増につながるためです。
2つ目はキーワードとサイトとの関連性を向上させること。ビッグワードや主に使用するワードをLPに多く差し込みましょう。その際、挿入する位置や配置のバランスも重要な指標となってきます。

◆行動ターゲティング

行動ターゲティングは「criteo」の台頭のように、集客手法の主流になってきています。ユーザーの日ごろの検索状況がcookieに蓄積され、関係のないサイトを見ているときにも閲覧者に適した広告を表示させる機能になります。
例えば、野球、サプリ、ランニングを日ごろ検索しているとしましょう。全く関係のない天気予報サイトに、スカパーの新規加入、フィットネスクラブ、マラソンツアー、サプリの広告などが表示されやすくなります。
この行動ターゲティングは、リスティング広告のインタレストカテゴリーを使うことで利用できます。
インタレストカテゴリー機能を簡単に説明すると、ユーザーの行動履歴がcookieに記憶され、属性を自動的に判断。ユーザーがGoogle adsenseのパートナーサイト(コンテンツマッチの広告が表示されるサイト)にアクセスすると、ウェブページとサイトのコンテンツが分析され、コンテンツに関連する広告が表示されるようになる仕組みです。
潜在顧客を効果的に開拓するネット広告ですので、今後行動ターゲティングを活用した顧客開拓は重要な手法になるでしょう。

 

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