急成中の「ポンパレモール」で成功するには

急成中の「ポンパレモール」で成功するには

今回はリクルートライフスタイルが運営する仮想モール「ポンパレモール」について取り上げてみたいと思います。

当社とリクルートライフスタイルとの間で、ポンパレモール出店者へのサポート強化を目的とした業務提携を締結しました。同モールが外部の支援企業をパートナーとして認定するのは初めてのケースとなります。 そこでポンパレモールで成功するためにはどうすれば良いかについて、分かっている範囲でお伝えできればと考えています。

 

メルマガ会員数は250万人を突破

まずは簡単にポンパレモールの概要をご説明します。モールの開設は2013年3月。同年5月にはリクルートサービスの利用時に決済ポイントが付与されるクレジットカード「リクルートカード」を発行しました。11月末には初めて大型のセールを実施。今年の2月にはポイントプレゼントキャンペーンとして「SUMO」と連動したテレビCMも放映しています。3月には、消費増税前の駆け込み需要もあり、前月比でおよそ2倍の売り上げになり今、急速に商流を伸ばしているようです。

ポンパレモールは立ち上がりこそ苦戦していたようですが、システムの改良なども進め、徐々に商流を伸ばしています。直近の伸び率は非常に好調と言ってもいいでしょう。特に、2月から始めたテレビCMが認知拡大に寄与したものと思われます。モールへの集客の軸はメルマガですが、メルマガ会員は250万人を突破しているとのことです。

そもそもポンパレモールの位置づけとして、リクルートグループの様々なサービスの受け皿ということが言えます。つまり、「ホットペッパー」「じゃらん」「ゼクシィ」「ポンパレ」といった様々なサービスを展開していますが、そこで付与したリクルートポイントをユーザーに消費してもらうための場所ということです。

各種サービスによって違いはありますが、ポイントが貯まる頻度は決して多くありません。旅行(じゃらん)や結婚(ゼクシィ)などは、個人差はあるもののそれほど頻繁に利用しないからです。そこで、ユーザーと接点を持ち続けるためにポンパレモールを活用しようというのがリクルート側の狙いのひとつとみられます。ポンパレモールで常時3%という高いポイント還元率を設けており、これは出店している店舗側が3%のポイント原資を負担する必要がありますが、他のモールとの差別化にもなり、買い物をするユーザーにとって魅力になると思われます。

 

出店する店舗は選んでいる

 ポンパレモールの特徴として、楽天やヤフーとは異なり、出店者の数をどんどん増やすという戦略ではなく、“店を選んでいる”ということが挙げられます。リクルート側としては、良いモノをユーザーに提供していきたいという思惑があるため、出店者に関しては“どこでもいい”というわけではありません。ポンパレモールの現在の出店店舗はおよそ1000店舗ですが、リクルートは店舗数を拡大するよりもショップを厳選していこうという方針です。とはいえ、一定の実績があり、魅力のある商材を持っていれば、出店できる余地は十分にあります。

また他のモールとの違いでは、モール自体の“見た目”や“デザイン”なども大手仮想モールのものよりも、むしろ「永久不滅ドットコム」などのポイントモールに近いと言えます。デザインは統制されており、他の仮想モールのようにサムネールをメーンにした訴求とは異なっているのも特徴の一つでしょう。

そして、ポンパレモールに出店している、あるいは今後出店するEC事業者さんが売り上げを伸ばす方法として、いわゆる“奇策”というものはありません。あくまで、正攻法でやっていくしかないわけです。

 

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