中国で人気のSNS:REDが生み出すマーケティング効果

中国で人気のSNS:REDが生み出すマーケティング効果

中国で注目のSNS、REDとは?

中国で若者を中心に人気を拡大しているSNS、RED(小紅書:レッド)をご存知でしょうか?

REDは中国の写真を中心としたインスタグラムのようなSNSツールで、
利用者は2018年10月時点で1.5億人、10代~20代の女性を中心に大流行しており、
日本でのインスタ映えのように情報が拡散されやすいツールです。

特に中国では、商品を購入してから実際に商品を試し、自分に合うものがあればSNSで紹介するという流れが一連の動きとなっています。
情報を受け取る側も、自分の好みや感性に近い人が発信している商品情報を参考にするため、
商品購入の強い動機付けにもなることから、
REDのマーケティングツールとしての価値は非常に高くなっているのです。

中国のEC業界でも、モール内広告はモール利用者を効率よく獲得する上で重要なツールとなっていますが、
そのROAS改善にも限界があります。モール内外からそれ以上の人を呼び込み、ブランド認知を急速に拡大させるためにも、
REDをモール内広告と併せてうまく活用することができれば、一気に投資全体の費用対効果を高めることができるため、
中国を攻略する上でREDが非常に重要なツールとなっているのです。

REDを活用した中国市場の攻略法

REDはECカートも付けることができるため、RED内で完結して商品を売ることも可能です。
特に影響力の高いKOL(キーオピニオンリーダー)をうまく起用することで、一気に費用対効果を高めることも可能なため、
広告代理店を通して依頼するKOLが、フォロワーをたくさん持っているということももちろん重要なのですが、
併せて一般消費者の投稿を増やす施策も重要になってきています。
日本でもそうですが、例えば芸能人が商品を紹介すると、偽物ではないということが印象付けられるため、
信頼性を上げる上では有名なKOLを活用することも重要なのですが、モール広告同様「KOLが紹介する商品=広告」の印象も高くなってきているため、
「有名なKOLを起用しさえすれば売れる」というよりは、さらに最後の決め手として、周りで実際に使った人の感想や口コミを集めて一般消費者に届けることも重要なのです。
現状、中国越境ECで売上をとるためには、T-mall(天猫)とRED出店の両方が伴わないと難しい状況となっています。
T-mallは日本で言う楽天のようなもので、その規模も楽天よりさらに巨大なECモールですが、前述した通り、
モール内広告のROAS改善には限界があるため、REDを活用して認知を急拡大させるという戦略が効果的となっているのです。
また、REDはインスタグラムのように画像中心で評判を上げていくツールですが、中国におけるTwitterのようなツールであるウェイボー(微博)も
併せて重要なツールとなっています。REDやウェイボーで情報が常に拡散している状況を作っておく必要があるため、同時に展開していくことで、さらに効果が期待できるでしょう。

RED運用の注意点

REDはまだまだ新しいツールで、ライバルの体制も整っていないため、うまく運用することができれば大きな効果が期待できるのですが、
新しいが故に多くの人が利用するプラットフォームとしてのルールを、まだ少しずつ決めているというような段階であることに注意する必要があり、
特に現在アカウントを開設することがまず大きな障壁となってしまっているようです。
いつも.に寄せられるご相談の中にも、「アカウント申請を行っても1~2週間返事がない」といったご相談や、
「アカウント審査とは別にカートの審査も必要になるため、どうしても時間が掛かってしまう」といったお悩みの声が届いています。

このようなお悩みに答えるべく、いつも.ではRED開設のサポートも実施しております。
フォームから申請してただ返事を待つのではなく、RED側にアプローチして進めることができる状態となっていますので、
中国越境ECや、東南アジアで中華系をターゲットに事業展開を検討している方は、是非ともご相談頂ければと思います。

まとめ

REDは中国IT業界の2強、アリババとテンセントの両社が出資しており中国全体で取り組んでいる事業でもあるため、
今後も大きく展開していくことが予想されています。いかにマーケットの巨大なモールとはいえ、
それ単独でのROAS改善には限界もあるため、REDを中心としたSNSを活用した集客戦略が、世界で最も巨大なECあマーケットを攻略する上で重要な役割を果たしているのです。

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