毎年の経済成長率は6%台を維持し、1年で人口が約180万人以上増え、人口の半分が24歳以下といういままさに勢いのある国がフィリピンです。

フィリピン在住者の目線からそんなフィリピンでいま流行っているもの10選をこの記事で紹介していきます。

 

フィリピン人の利用率97%!Facebook

Facebookロゴ

フィリピンのSNSユーザーのうちFacebook利用率はなんと97%、ユーザー登録数は累計7500万人を越えています。フィリピンの人口が1億500万人なのでものすごい数字だと言えるでしょう。

フィリピン人は家族や恋人、友達とのつながりをなにより大事にします。離れていてもつながっていたい。そんなニーズに応える形でFacebookは流行りだしました。

さらにフィリピンには経済的な理由から都市部や海外で出稼ぎをする人も多くいます。そんなつながりを結ぶツールとしても人気が出ました。

ちなみに携帯の大手通信会社はどこもFacebookを無料で使用できるUnlimited Facebookというプロモーションを行っています。これがユーザー増加の相乗効果を起こしています。

Facebookユーザーが爆発的に増え、現在ではあらゆることをFacebookで行うようになりました。

企業のプロモーション、商品の売買(なんと中古車や電化製品の売買も)、アパートや店舗の貸し借り、企業の人材募集、趣味サークル活動、恋人探しなどをFacebookを通して行っています。

Facebookなしでは暮らしていけないのがフィリピンの現在なのです。

 

大人から子供まで熱中するゲーム「モバイルレジェンド」

モバイルレジェンド

Facebookの次に子どもから大人までがスマホで熱中しているのがモバイルレジェンドというスマホゲームです。

モバイルレジェンドはオンラインでつながった仲間と5 VS 5で相手キャラクターを倒しながら相手陣地を破壊するスマホアクションゲーム。

累計ユーザー登録数はなんと述べ6300万人を超えます。ちなみに日本でも有名なモンスターストライクの全世界累計ユーザー登録数が5000万人なのでいかに人気があるかがわかります。

このモバイルレジェンド、フィリピンだけではなくマレーシアやインドネシアなどでも大流行しています。

2019年6月に開催された東南アジア大会の優勝賞金は12万ドルにものぼりました。

ちなみにフィリピンにはプロチームも存在しているほどの過熱ぶりです。

 

写真を撮るなら「スナップチャット」

スナップチャットアイコン

フィリピン人がスマホをいじっていたらFacebookかモバイルレジェンドをやっているということがここまででお伝えできたと思います。

では、若者たちが写真を撮っているときになにをしているのでしょうか?ほとんどの人がスナップチャットを使っています。

スナップチャットでは様々なフィルターを使って顔を変化させることができます。

少女漫画みたいに目を大きくしたり、輪郭を細くしたり、メガネをかけたり、猫になったり、子どもフィルターで幼い頃の顔になったり、さらには動画で声を変えることもできます。

スナップチャットで撮った写真や動画をFacebookでアップする…それが面白くて拡散される…そうやってスナップチャットはフィリピンの若者たちへと広がっていきました。

 

ダンスとエクササイズをかけ合わせた「Zumba(ズンバ)」

フィリピンのズンバ

フィリピン人はいつもスマホばかりいじってるかと言うとそうではありません。いまフィリピンのアクティビティで流行っているのがZumbaです。

Zumbaはダンスとエクササイズを掛け合わせたもので、比較的シンプルで覚えやすい振り付けを繰り返し行うため老若男女誰でも簡単に取り組めるのが特徴です。

またフィリピン人はそもそも歌やダンスが大好きなのでそれも相まって人気があります。

フィリピンでのZumbaの火付け役はLIVELOVEPARTYというグループでYouTubeにさまざな曲のZumbaをアップロードしています。YouTubeチャンネル登録者は180万人を越えています。

特にポップスやヒップホップなどノリの良い曲が人気です。

Zumbaは行政の健康推進活動などでも取り入れられており、週末になると公共施設、公園、ショッピングモールなど至るところで行われています。

基本誰でも参加できるうえ、周りのマネをしていると以外と踊れてしまうので見かけたら飛び入り参加してみると楽しめるはずですよ。

 

チケット完売続出!フィリピンでも人気のK-pop

前述したZumbaの中でも人気のひとつがK-popに合わせて踊ることです。K-popは日本でも人気がありますが、フィリピンでも負けず人気です。

この1年ほどでEXO、NCT127、Momoland、Red Velvet、Twice、Black Pinkなどかなり多くのグループがマニラでライブを開催しておりチケットはすべて完売するという盛況ぶりです。

Momolandの曲は街なかでよく流れフィリピン人なら誰もが知っていますし、Black Pinkに至ってはマニラ国際空港到着時に数百人のファンが押し寄せ大混乱になりました。

大勢のファンが道路に溢れたため車が動けなくなり、Black Pinkをひと目見ようとしてその車の上に乗る人たちまで現れたほどです。

フィリピンでK-popが流行りはじめたのは2012年のGangnam Styleからで、ノリノリの歌と踊りをきっかけに現在までK-popの人気は伸び続けています。

 

韓国料理ブーム到来中!コリアンBBQ(サムギョプサル)

サムギョプサル

フィリピンの韓国ブームは音楽やドラマだけではありません。食べ物においても韓国料理が流行りはじめています。

特に人気なのがコリアンBBQ、つまりサムギョプサルです。

フィリピン人はもともとお肉が大好きです。

フィリピン料理の食べ放題などに行くとわかりますが、彩りの良い野菜を使ったものは皆無で圧倒的に肉料理が多いです。

日本人からするとどれも茶色いで同じものが並んでるように見えてしまいますが(笑)。

そんなことも背景にしてコリアンBBQのお店がどんどん増えているのです。

そして、そのほとんどがEat All You Can(食べたいだけ食べて良い=食べ放題)の文字を店頭に掲げています。フィリピン人はやはりお肉が大好きなのです。

以前フィリピンで売っているお肉は塊肉がほとんどでしたが、このコリアンBBQにより少しずつ薄切り肉も手に入るようになってきています。

 

日本食なら「とんこつラーメン」が大人気

フィリピンのとんこつラーメン

食べ物で言うと日本食ももちろんフィリピンでかなり流行っています。その中でも圧倒的にフィリピン人に人気なのがラーメンです。そして中でもとんこつラーメンが大人気です。

フィリピン人は食事に関しては味がはっきりしたものを好みます。なので、あっさりした醤油ラーメンよりも濃厚でこってりしたとんこつラーメンの人気が出ました。

マニラはもはやとんこつラーメン大激戦区といっても過言ではないほどとんこつラーメンのお店が溢れています。

一風堂をはじめ、一康流、ラーメン凪など日本に店舗を構えるお店もあります。

なかでも、大人気なのがこってりとんこつラーメンを提供する麺処。週末のお昼時や夕食時には店の外にも行列ができ、長いときは1時間待ちにもなります。

レストランに行列を見かけることが少ないフィリピンですが、それでも行列ができるほどとんこつラーメンは大流行しているのです。

 

フィリピンはタピオカの原産国!「タピオカミルクティー」

フィリピンのタピオカミルクティー

日本で大ブームを起こしているタピオカミルクティーはフィリピンでも大人気です。

日本でのタピオカミルクティー火付け役となったGong chaやCoco都可、名古屋で5時間の大行列を作ったThe ALLEYなど日本でも人気のあるタピオカミルクティー屋さんがフィリピンにも多く店舗を構えています。

また原材料のキャッサバはフィリピンでたくさん摂れることもあり、タピオカが安く手に入りやすいです。

ミルクティーも粉があれば作れるので、その簡単さから個人経営のタピオカミルクティー屋さんも増えています。

おもしろいのがOKINAWA味やHOKAIDO味なんていうタピオカミルクティーがあること。

価格も100ペソ(200円)前後のものが多くリーズナブルです。

 

若者の間で流行している電子タバコ「VAPE」

フィリピンのVAPE

現在フィリピンの若者のなかで流行っているのがVapeです。

Vapeは電子タバコの一種で、香料を含んだリキッド(液体)を電気の力で熱することで発生させた水蒸気を吸って楽しむ趣向品です。

フィリピンでは男性の喫煙率がかなり高いのですが、タバコを吸わない女性たちからは煙たがられています。

一方でVapeはニコチンやタールなどを含んでいないため身体にも悪くないと言われています。また嫌な匂いがしないことからも人気が出ています。

町中で若者が手のひらサイズの四角い機械からなにかを吸って煙を吐き出しているのを見たらそれがVapeです。

タバコの代わりとして流行っているとも言えるが、「ちょっとやんちゃな若者のアイテム」といった形でファッションとしても人気がではじめています。

 

テレビやドラマに引っ張りだこ!日本人ユーチューバー「フミヤ」

 

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まじ almost kankoukyaku.

Fumiya Sankai 三海フミヤさん(@23shun_base)がシェアした投稿 –

最後に紹介したいのはフミヤです。フミヤはフィリピンでいま最も知られている日本人と言って間違いありません。

本名は三海郁弥(さんかいふみや)と言いマニラへ語学留学をしていた際、フィリピンの曲を歌った動画がFacebookで爆発的に拡散されて1000万再生を越えたことからフィリピン中に知られることとなりました。

その後もフミヤがyoutubeで動画をアップロードするとチャンネル登録者がぐんぐん伸びていき現在は180万人を超えています。

フミヤがなぜ人気なのかフィリピン人に聞いたところ「タガログ語がめちゃくちゃでおもしろい。そしてなによりcuteだ」と言っていました。

そんなフミヤの人気を決定づけたのはフィリピンで大人気のPBBという番組。PBBはテラスハウスのように複数名の男女がひとつ屋根の下で生活するというものです。

ものすごい倍率のオーディションをそのcuteな顔立ちとユニークなキャラクターで勝ち抜き出演すると一気にスターダムへとかけあがりました。

現在はフィリピンのバラエティ番組やドラマなどに引っ張りだこです。

「フィリピンと日本の架け橋になりたい」というフミヤの今後の活躍から目を離せません。

 

この記事を書いた人

イシイ/ フィリピンライター
イシイ/ フィリピンライターいつも.ASEANトレンド情報部
10年以上に渡りフィリピンと関わる仕事に携わる。2018年に貧困コミュニティに育った若者支援のNGOを設立。
同時にフィリピン情報や海外支援に関する情報発信を開始。
マニラの最先端大都市と地方農村のパンガシナンを行き来する生活を送っている。
https://takeshi-i.site/