近年ベトナムには日本含め世界中から投資が集まっており、経済も安定的に成長しています。

急激に生活ステージが変わっていくベトナムでは日本とは異なる文化とトレンドが発展しています。

本記事ではベトナムのハノイに在住の筆者が、ベトナム最新トレンドについてお伝えします。

少しでもベトナムの空気が伝えられれば幸いです。

 

竹製やステンレス製の「My ストロー」

ベトナムのマイストロー

ベトナムの流行の最先端である若者たちの間でトレンドとなっているのが竹製やステンレス製のMy ストローです。

最近では日本のスターバックスでもストローの取り扱いが減っていて、世界的に環境に配慮するためにプラスチックの削減をしている傾向となっていますよね。

ベトナムでも世界と同じような動きがあります。

このような動きは、特に「環境に配慮すること」=「かっこいい」と感じているベトナムの若者たちの間で顕著です。

彼らの中ではMy ストローを買って持ち歩くのが流行っています。

街中には色々なタイプの「ストロ」ーや「ストロー入れ」、「ストローを洗うためのスポンジ」を販売している雑貨屋も多くあります。

若者の間では素材の異なるストローを何本か持ち歩き、飲み物によって使い分けるのも楽しみの一つとなっています。

 

 

古いアパートを改装したカフェアパート(ホーチミン)

 

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ベトナムのホーチミンでは数年前から「昔の古いアパートをリノベーションし、カフェや雑貨屋が集合したところ」が若者に人気の場所となっています。

例えば8階建てのカフェアパートの中には洋服屋さんや、エコバッグ専門店、ドーナッツ屋さんやSNS映えする内装のカフェなど様々な店舗があります。

各店舗には階段またはエレベーターで行くことができますが、エレベーターを利用する場合は有料(約15円)なのがベトナムらしいところですね。

日中にカフェアパートを楽しめるのはもちろん、夜は22時頃と比較的遅くまで営業しています。

そして、夜になるときれいにライトアップされ、また一味異なる顔を見せてくれます。

一つの建物の中でカフェ巡りとショッピングを一度に楽しめるのが人気の秘密なのでしょう。

 

若者に大人気の「タピオカミルクティ―」

ベトナムのタピオカミルクティー

日本でも勢いが止まらないタピオカミルクティ―ですが、ベトナムも若者の間でもブームが続いています。

ベトナムのタピオカミルクティーは大きく分けると「台湾ブランドのもの」と「ベトナムブランドのもの」の2つに分かれます。

台湾ブランドのものは日本でもお馴染みのTHE ALLEYや貢茶(Gong Cha)などが有名で、スタンダードのタピオカミルクティ―が250~300円ほどします。

ベトナムのローカル屋台では一食200円くらいで食事ができることを考えるとと少し高級です。

一方、ベトナムブランドはブランドも多く安価なため学生に人気です。

ちなみにフードデリバリーサービスが気軽に使えるベトナムでは、タピオカミルクティー1杯からデリバリーをしてもらうことができます。

ランチ後にデリバリーのドライバーがオフィスに大量のタピオカミルクティーを届けるのは今や日常的な風景となっています。

 

 

おしゃれな内装とおいしいカフェ「mono cafe labo(ハノイ)」

mono cafe

最近、ハノイでは本格的なおいしいコーヒーが飲めるカフェが増えてきています。その中でも特に人気なのがコンクリート打ちっぱなしでシンプルな内装がおしゃれと話題の『mono cafe labo(モノカフェラボ)』です。

もともとベトナムでは、苦いロブスタ種の豆で淹れたコーヒーに練乳を混ぜて飲むベトナムコーヒーが主流でした。そのため日本で飲むようなブラックコーヒーが飲めるカフェは多くはありませんでした。

しかし、2013年にスターバックスコーヒーがベトナムに進出してからエスプレッソベースのスペシャリティコーヒーを扱うカフェが増えてきました。

mono cafeもその一つで、店内で豆を挽くところからコーヒー淹れるカフェです。

また、このカフェが人気の理由はコンクリート打ちっぱなしのモノトーンのおしゃれな内装。

自撮りが好きなベトナム人の中では、このおしゃれなカフェで撮った写真をSNSにアップするのも楽しみの一つとなっています。

 

ベトナムでチャットアプリを使うなら「Zalo」

zalo

日本では今やほとんどの人が連絡手段としてLINEを使用しています。それと同じように、ベトナムではチャットアプリとして『Zalo(ザロ)』がスタンダードとなっています。

基本的な機能としてはLINEと大きくは変わりませんが、大きく異なる点が2つあります。

1つ目は、「自分の近所にいる人が表示されコンタクトが取れる」こと。そして2つ目は「電話番号で友達検索ができる」ことです。

また、自撮りが好きなベトナムの女性が多く、タイムラインに写真をアップするのも一つの楽しみ方となっています。

このタイムラインの表示は自分で閲覧可能な人を選べます。プライベートは守られるので利用者としては安心です。

 

気軽に頼めるフードデリバリーサービス「Grab food」「Now」「Foody」「Go viet」

 

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ベトナムではフードデリバリーサービスを気軽に利用することができます。

日本でもUber Eatsが浸透してきてはいますが、料金が高いということもありなかなか気軽に使うことはできません。

一方でベトナムではフードデリバリーサービスに登録している飲食店がとても多く、タピオカミルクティー1杯から気軽にデリバリーを頼めます。

フードデリバリーサービスとして有名なのがGrab foodやNow、Foody、Go vietなどです。

これらのサービスでは1回のデリバリーにつき約20,000ドン(100円)で利用が可能です。

そのためベトナムのオフィスワーカーはフードデリバリーサービスで昼食を注文することも多いです。

しかし最近はフードデリバリーサービスのドライバーとのトラブルも増えています。

特にキャンペーン期間などは、ドライバーの行列で店のレジが混雑したり、ドライバーがオーダー待ちの間に席を埋めてしまうこともあります。

イートインを利用する客の席がなくなってしまう状況なでゃ、早急に問題解決が必要でしょう。

 

ミルクティ―が人気の「Phuc Long Coffee & Tea」

 

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ホーチミンでオープンしたのを皮切りに、ハノイにも進出し店舗数を増やしているのがカフェチェーンの『Phuc Long Coffee & Tea(フックロンカフェ&ティー)』です。

ベトナムはコーヒー豆輸出量が世界第2位と言うこともあり、コーヒーを中心にしたカフェチェーンが多いです。ハイランドコーヒーやコンカフェなどがその一例です。

しかし、それら大手カフェチェーンとの差別化を図ってできたのがお茶をメインとしたPhuc Long Coffee & Teaです。

ベトナムはもともと中国の文化が大きく影響していることもあり日常的にお茶を飲む習慣があります。

そこに目を付けたPhuc Long Coffee & Teaです。自前のレシピで作ったミルクティ―「Phuc Long  Tea」は茶葉の味が濃く、甘さも控えめということで人気爆発中です。

ハノイでは1店舗目がオープンしてから続々と新店舗ができ、現在は市内に4店舗あります。どの店舗でもPhuc Long Teaを求めて連日行列となっています。

 

利用率60%以上!ベトナムでSNSと言ったらFacebook

ベトナムのSNS市場では若者から40・50代くらいまで幅広い年代でFacebookが主流となっています。

ベトナムのFacebook利用者は6,000万人とも言われ、ベトナム全人口の60%以上を占めています。

自撮りをするのが好きな人が多いベトナム人の間では、Facebookにきれいに着飾ったり、可愛く(または格好良く)撮れた自分の写真をアップして楽しむことが既に生活の一部となっているのです。

さらに、Facebookはもはや家族や友達とのコミュニケーションツールに留まりません。

ベトナムでは企業がFacebookの公式ページを持つのは当たり前となっており、求人もFacebookから行うことが増えています。

また、個人で何かを募る際もFacebookを利用することが多いです。実際、私自身ベトナムでパーソナルトレーナーを募集したところ3件の応募がありました。

今後もベトナムではFacebookを中心としたSNS求人は増えていくでしょう。

 

 

便利なモバイルパペイの「MoMo」が拡大中

ベトナムのモバイル決済

日本ではPayPayや楽天Payなどさまざまなモバイル決済システムが導入されています。ベトナムでもこの数年でその動きが大きくなってきました。

もともとベトナム人は銀行口座を開設している人が少なく、銀行口座がないと不便なモバイル決済システムの導入は遅れ気味ではあります。

しかし、ベトナムで現在最大手のモバイル決済サービス「MoMo(モーモー)」は銀行口座の登録が不要ということから、利用者を次第に増やしています。

街中のレストランやカフェなど、MoMoのQRコードの表示がある場所で使えるのはもちろん、トップページからは航空券の購入や光熱費の支払い、携帯電話料金のチャージも可能となっています。

スマートフォンの所持率の高いベトナムでは、今後もモバイル決済は更に便利になっていくでしょう。

 

 

ベトナムブランドの高級チョコレート「Marou Chocolate(マルゥチョコレート)」「ALLUVIA CHOCOLATE(アルヴィアチョコレート)」

Marou Chocolate

近年、ベトナム国内でも注目されるようになったのがベトナムブランドの高級チョコレートです。

Marou Chocolate(マルゥチョコレート)やALLUVIA CHOCOLATE(アルヴィアチョコレート)がその代表です。

もともとベトナムの南部はカカオの栽培に適した気候をしており、バンメトートなどはコーヒー豆だけでなく良質なカカオ豆が栽培されています。

そのカカオ豆を使ったシングルオリジンのチョコレートがベトナム人の若者にも人気となっています。

Marou Chocolateなどのチョコレートバーは1枚が約600円とベトナムの物価から考えるととても高級なものです。

また、併設されているカフェのドリンクやケーキも日本の高価格帯カフェと同じくらいの値段です。

それでもMarou Chocolateのカフェを見ると、ベトナム人OLで常に混み合っています。

この記事を書いた人

李瑚 Lico/ ベトナムライター
李瑚 Lico/ ベトナムライターいつも.ASEANトレンド情報部
元旅行会社社員・現ベトナムのハノイ在住。
旅行会社勤務時代にベトナムを含む東南アジアのツアー企画を担当。ベトナムに関わった期間は8年間というベトナム大好き女子。
ベトナムの魅力を伝えるコンテンツを多数執筆中。

ベトナム女子旅を120%楽しむWebマガジン【WELVIET】:https://licolicotravel.com/