国をまたいでEコマースを行うには、相手国の市場文化や言語問題をクリアする以外に、物流コスト問題もクリアにする必要があります。物流モデルを間違えると、通関トラブルとか送料コストの高騰とか、直接売上と利益にダメージを与えてしまう事態となります。

近年、日本企業が中国ECへの進出が相次ぎ、中国市場で日本商品の人気が続いている一方、物流コストの削減に頭を悩ませている企業様の声も上がっています。それに対し、企業様の越境物流コストを集約するために、中国EC2大巨頭のアリババと京東(ジンドン、略称JD)が、日本→中国ルートで各自の物流網を構築しはじめています。今回は、物流に強みを持つJDの越境物流網について紹介したいと思います。

現在、日本企業側様々な物流事情に合わせて、JDが保税倉庫モデルと集荷直送モデル2種類の物流サービスを提供しています。

Ⅰ.保税倉庫モデル:JD中国寧波保税倉庫に商品を預かり、注文が入ったら通関して消費者へと発送する

文章中画像①JD保税ルート

■特徴:

・配送時間が短いことと1件当たりの送料コストが低いことで、中国越境ECにおいて一番推奨されるモデルです。
・JD保税倉庫利用する場合、JDモールよりサイトでの特別な露出枠やトラフィックサポートがもらえる可能性もあります。

■デメリット:
・在庫コントロールが難しい;保税倉庫から返品となる場合、手続きが面倒で費用も高い
・保税モデル関連政策がまだ未熟で変動が多い
・2000元以上の商品は対応不可

 

Ⅱ.集荷直送モデルはまた、適用される税金によって二つに分かれる

文章中画像②JD直送ルート

➀EC税直送モデル:日本の東京都板橋区にあるJD国内倉庫に商品を送りor預かり、注文が入ったら他社商品とまとめて中国へ運輸する

■特徴:
・通常EMS(国際スピード郵便)より物流コストが低い
・板橋区の倉庫に在庫を抱えるか、都度板橋倉庫に商品を運ぶか、両パターンとも対応可能
・EC税(約11.9%)が適用される

■デメリット:
・保税倉庫モデルより物流スピードが遅い
・2000元以上の商品は対応不可

②行郵税直送モデル:JD成田倉庫に商品を送りor預かり、注文が入ったら他社商品とまとめて中国へ運輸する

■特徴:
・通常EMSより物流コストが低い
・唯一2000元以上の商品を対応できる物流モデル
・成田倉庫に在庫を抱えるか、都度板橋倉庫に商品を運ぶか、両パターンとも対応可能
・行郵税が適用される

■デメリット:
・税率の高い行郵税が課税される
・保税倉庫モデルより物流スピードが遅い

 

また、上記モデル三つとも中国国内での配送網はJD独自で保有する配送となります。高いサービスクォリティーで多くの中国消費者を虜にしてきたJD配送は、スピードと安心の代名詞とも言えます。

JD物流と連携すると、安心かつ低コストの運輸ルートが利用できると同時に、JD物流の名高さにも便乗して中国消費者の信頼感を獲得しやすくなるでしょう。

 

弊社はJDの越境ECである「京東全球購」(JDWorldwide、略称JDWW)と連携して、越境EC運営サービスを提供しております。
年々規模を拡大している中国 越境EC市場へ進出したいとお考えの方は、ぜひ一度お話をお聞かせください。

お問合せ・資料請求フォームhttp://go.itsumo365.co.jp/l/422762/2018-01-20/21yvn5

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いつも. マーケティングチーム
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