2018年 W11、JDが打ち出した4大戦略

2018年 W11、JDが打ち出した4大戦略

2018年 W11、JDが打ち出した4大戦略


今頃、中国全土ですでに「独身の日」イベント(※略:W11)ムードが漂っています。
※「独身の日」イベント:11月11日に中国で行われるEC業界大型セールイベントのこと

今年、京東集団が運営するJDモール全体は、10月20日よりW11イベントが開幕し、10月31日まではウォーミングアップ期間、11月1日からは専場期(カテゴリごとに展示)、10日~12日はピーク期間、13日~15日はアンコール期間と、総計27日間、史上最長のW11期間を設けています。

さて、この年に一度のスーパーイベント期間で、JDモールは今年どんな戦略を打ち出しているのでしょうか。

いつでも買える期間

上記にも書いてありますが、JDは一ヶ月近くのイベント期間を設けています。

例年によくある、

「11日当日にしか買えないの?」
「お買い得ものが多すぎて1日だけで満足できない」

といったことがないように、今年は史上最長期間を打ち出しました。

当期間中、全商品は11日当日と同価格でと要求され、消費者に余裕をもって「いつでも買える」買い物体験をしてもらうというJDの狙いが伺えます。

パーソナライゼーションの強化

JD側によると、今年のW11主会場は、全面的にパーソナライゼーションを強化していくそうです。

つまり、JDビッグデータに基づき、ユーザー1人1人を対象に、興味ありそうな商品を優先的に展示するという仕組みです。

これも、消費者にショッピングを楽しんでもらう努力の一つでしょう。

オンラインとオフラインの連動

「京東之家」「京東便利店」「7fresh」などJD傘下の実店舗を含め、中国国内有名なブランドの実店舗計60万店を巻き込んで、販促内容や価格を統一することで、オンラインとオフラインの連動を図る動きもありました。

オンラインで獲得したクーポン券を身近な実店舗で利用したりするとか、オンラインとオフラインの垣根をなくすことで、消費者がよりスムーズにかつ自由に買い物できます。

ブロックチェーン技術と人工知能技術の活用

ブロックチェーン技術を利用し、2万超のSKUがトラッキングされ、出荷、運輸ルートがすぐ調べられるように設定されています。

また、AI販売員、AR / VR試着や顔認証などハイテクな活用も連携実店舗に投入し、消費者にハイレベルな購入体験をシェアします。


消費者に予想以上のお買い物体験を提供するのが、JDが目指しているところです。

今年のW11戦略も間違いなくJDの理念が反映されると言えるでしょう。

JDとしては、忙しい時期こそ、お買い物体験を重視し、整えたインフラでユーザーを迎え、セールイベントを楽しんでもらうということのではないでしょうか。

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