天猫単日売上は3兆円突破、注文件数は初の10億超え! ――2018年度W11イベント速報

天猫単日売上は3兆円突破、注文件数は初の10億超え! ――2018年度W11イベント速報

中国ではW11(ダブルイレブン)が大盛況

今週日曜日、日本の皆様がゆっくり休日を過ごしている時は、海の向こう側に、年間最大なECセールイベント「W11(ダブルイレブン)」が中国全土で盛り上がっています。

激安商品が買えたとか、秒殺時間に間に合わなかったとか、天猫カーニバルステージに登場した芸能人とか、天猫や京東(略JD)のリアルな取引額とか、Weibo(中国版ツイッター)では関連の人気話題が止まりませんでした。

(2009年11月11日より始まり)W11十周年という節目でもあるので、取引額でどんな新記録が作れるかもだいぶ注目されています。さて、今年W11の成績を見てみましょう。

■天猫
11/11 0:00~11/11 24:00まで、天猫取引額は2135億元(約3.63兆円)で、前年より27%増。
また、当日23時18分9秒に、注文件数は10億件に達成。ジャック・マーの予想通りに、中国では物流業界に単日10億宅配を処理する時代がやってきました。

天猫のWeibo公式アカウントの発表によると、当日0時スタートして2分5秒で取引が100億元(約1700億円)に、26分3秒で500億(約8500億円)に、1時間47分6秒で1000億(約1.7兆円)に、前年よりはるかに速いスピードで伸びています。

W11の幕下りステージでは、「W11の提起第一人者」、アリババCEOのダニエル・チャンがW11に参加した方々に感謝の気持ちを伝えたほか、W11は社会化分業、社会化協力と社会生態が高度に連携できる証の一つと述べています。

 

■京東

11/1 0:00~11/11 24:00まで、JD取引額は1598億元(約2.72兆円)で、前年より25.7%増と、JDが発表しましたが、他の詳しい数字はまだ出ていません。

また、天猫の10億件注文に消費者が「私が買ったものはいつ手に入れるだろう」と嘆く場面に対し、JD物流のスピードには相変わらず評判がよく、0時に注文したものは朝起きたら届いたという称賛の声が多く見られました。

ここで、天猫とJDの集計期間について再度説明します。
お気づきになったかと思いますが、天猫の数字は11月11日当日の数字で、JDは1日から11日までの集計数字となっています。

なぜ集計期間が違うというと、天猫とJDの販促仕組みの違いと関連しています。

天猫のW11販促としては、メインは予約販売となっています。約1ヶ月ぐらい前から予約販売が始まり、気に入った商品を事前に予約金を支払えば11日当日に割引が効き、完済すれば割安で購入できるという仕組みが多い。これによって、売上がW11当日に集中し、爆買い現象となります。

一方、JDでは、消費者にゆっくり買い物してもらうという目的で、11/1~11/12をW11期間と設定され、当期間で商品価格をW11価格で維持しようと要求されます。すると、天猫のようにW11当日売上の爆発はないが、全期間の売上で勝負しています。

どちらにしても、今年のW11でこの大手二社とも昨年の記録を更新し、大きな一歩前進しました。各カテゴリーの成長率や各地域の購入特徴レポートも近いうちに公開されるかと思いますので、引き続き注目し、発信していきます。

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