京東全球購が「海囤全球」へアップグレード

京東全球購が「海囤全球」へアップグレード

中国EC巨頭である京東(略:JD)モールに属する越境専門モール「京東全球購(英語名:JDWorldwide、JDWW)」が近日、内部調整を経て「海囤全球(英語名は変更なし)」へ名前変更し、越境モデルをアップグレードしたことが分かりました。

「囤」は「蓄える、貯蔵する」という意味で、「海囤」は「海外商品をたくさん買って貯蔵する」というふうに解釈されています。

JDWW関係者によると、中国消費者の消費需求と購買能力のアップに連れて、越境ECは「海外商品を選別して買う」から「海外商品を買いだめる」へと移りつつあります。しかも、自分で良質商品を買いだめることにとどまらず、周りの人に良質な海外商品をシェアしたり薦めたりする意向も高まっています。

2017年8月にJDWWが提起した「海囤日」はまさにこういう消費変化に応じて打ち出したイベントです。
中国消費者にセレクトした多種類の良質商品を展示し、素早い物流スピードの助力の下で、海外に行かずに安心な本物海外商品を難なく買ってもらえるモデルが、早くも消費者から評価され、定番として定着しました。今回の改名はそこから由来していると思われます。
また、「海囤」は「イルカ」の中国語発音と同じで、イルカに賢い、活気、親切、勇敢や探索者というイメージもあって、モールのロゴ画像がイルカで決定したそうです。

アップグレードしたJDWWは、越境ECにおいて「全球直購プラットフォーム」として位置づいています。JDは「世界から直接仕入れ、原産地から直接購入」というスタンスで、安心かつ安全な「本場の本物」を提供する方向性を強調しました。

これに向けて、JDWWがすでに世界各地で業務の開拓を進めています。日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、ヨーロッパ各地で仕入センターを設置したり、サプライヤーチェンを構築したり、また商品安全性の保障を固めることで、JDWWならではの競争力を強めています。

2019年にさらにオープンする越境EC試験区でも保税倉庫の建設を計画していて、今後越境ショッピングでも最短1.5時間以内に届けることは可能とされます。

2015年に誕生したJDWWは、今や中国越境ECモールのTOP3(網易コアラ、天猫国際)の一者として広く認知されています。今回のアップグレードは、どんなパワーを発揮できるか、消費者にどんな便利さを提供してくれるかは、引き続き注目していきましょう。

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