2020年10月09日

米国視察で見えたEC近未来 2019年Amazonの動向と新キーワード『デジタルシェルフ』とは?

勢いに乗るAmazonの2019年動向

年々成長し続けているEC市場ですが、その中で最も勢いのあるのがAmazonです。

Amazonの存在感が高まるにつれ、アメリカではAmazonが新たに事業を始めると、
その事業に関連する企業の株価や業績が打撃を受ける「アマゾン・エフェクト」が加速しています。

小売店を見てみると、トイザらスやシアーズといった歴史や知名度のある企業が次々と閉店に追い込まれたことは記憶に新しいと思います。

小売店がAmazonと同じような商品を販売している場合、価格勝負になり、利便性も含めてAmazonに勝てなくなっているのです。

小売店が閉店するにつれ、自社の商品を置く棚の面積が減っていくため、メーカー側は非常に厳しい状況に置かれています。

勝ち抜くためのキーワード『デジタルシェルフ』

しかし、メーカー側も指をくわえて見ているわけではありません。

実店舗の売場が急速に失われている中で、新たな動きを見せ始めています。

それが、PB(プライベートブランド)への注目と、ECでの販売実績から実店舗の棚を獲得する動きです。

日本でもすでに見られている現象が後者で、モバイルバッテリーメーカーの「Anker(アンカー)」は、Amazonランキングで圧倒的な1位になったことで、家電量販店でも売られるようになりました。

Amazonでしか売っていないヒット商品は、商品力を強化したい小売店にとっては魅力的なのです。

では、ECで実績を作るためにはどうすればよいのでしょうか?

ECで実績を作るには、検索結果画面の上位やランキング、広告枠の目立つ位置に商品を表示させる必要があります。

これは、小売店の棚を獲ることに対比し、デジタルの棚(シェルフ)を獲るという意味で、「デジタルシェルフ」を獲ると表現します。

「デジタルシェルフ」は、これからのメーカーやEC事業者が勝ち抜くためのキーワードです。

「デジタルシェルフ」を確保することで、売上が大きく変わってきますので、Amazonを活用した「デジタルシェルフ」戦略をぜひ実行しましょう。