さて今回は、「いつも.EC大学 3期生 5回目 改善事例共有会」に同席してきました。4ヵ月間の成果を発表する卒業式!ドキドキです!
EC大学の概要や前期生のインタビューについてはこちらをご参照くださいね!
https://itsumo365.co.jp/hr/archives/3292
目次
EC大学 卒業参観日は、4ヵ月間の成果をプレゼン
4ヵ月間、「様々な視点を身につけることで、新しいHOWを生み出せるスキルを身につける」ことを目標とし、チームの課題を発見、施策の実行、そして成果までをプレゼンして頂きました。
①今回考えた自チームの改善できる点
②どういう改善を実施したのか?
③どういう成果があったのか?
④質疑応答
をプレゼンして頂きます。
Sさん/デジタルソリューショングループ
💡今回考えた自チームの改善できる点
・売上アップの成果につながる施策を模索している
・施策立案に時間がかかっていた
などの課題があった。
💡どういう成果があったのか?
・施策立案の時間が約2時間短縮できた
・売り上げも、実施前と比べ1.2倍向上する見込み
また、提案したクライアント様から下記のお声を頂いた。
「他モールでも成果が出ている施策は、成功する期待も高く、導入のハードルも低いため、実施しやすいです。モールごとに調べてもらい、知見の少ないモールでもすぐ施策を実施できるのはありがたいです!」
Fさん/楽天支援グループ
💡今回考えた自チームの改善できる点
・広告運用の属人化:欠員時のフォロー体制の強化、個人差から生まれるパフォーマンスや知識の差を統一したい
・新人教育の体制:属人化の影響による教育内容や順序などの詳細を統一したい
💡どういう成果があったのか?
・ばらつきのあるRPP広告の知識を統一し、品質水準を保つことができた
・教育内容や順序などの統一を改善し、新人さんの案件デビューまでの期間を1ヶ月短縮できた
Kさん/ECデザイングループ
💡今回考えた自チームの改善できる点
・商品ページの構成を作る人がまだまだ少ない
・クライアントが増えるにつれて、作成する構成の量も増えている
💡どういう成果があったのか?
・作業手順を変更し、テンプレートを再考した結果、作業者さんの「これなら作りやすい」と感じる方が20%から80%に増えた
Sさん/Amazon支援グループ
💡今回考えた自チームの改善できる点
・Amazon内の施策の効果検証に時間がかかっている
・効果の高いキーワードに対して、上部表示するまでに時間がかかっていた
💡どういう成果があったのか?
・新しい分析手法を利用し、初めから比較検討されやすい商品に対してターゲティングすることができた
・効果的な商品ターゲティングのキーワードの選定期間を「3週間」短縮することができた
Mさん/ブランド直販グループ
💡今回考えた自チームの改善できる点
・とあるクライアント様のメルマガ購読者の開封率が下がってきている
・配信頻度も多く、件名がマンネリ化している
💡どういう成果があったのか?
・他店の件名を可視化させることで興味をもった件名が明確になった
・効果検証を重ねることで未購入者に響く件名の発見ができた
Lさん/グローバル支援グループ
💡今回考えた自チームの改善できる点
・海外モールの出店先のCVRに課題
・日本のセラーさんもまだまだ少ないため、競合も明確になっていない
💡どういう成果があったのか?
・ピックアップした2商品について、改善施策前よりも転換率CVRは2.86%上昇
・レビュー件数、セッション数共に上昇
Nさん/フルフィルメントグループ
💡今回考えた自チームの改善できる点
・店舗としての競合調査がまだまだ足りない
・ヒアリングシートの項目の見直し
💡どういう成果があったのか?
・競合情報の事前キャッチアップがより深くなった
・競合情報の調査内容を統一化できた
・クライアントからの「課題」「要望」「戦略」だけでなく、いつも.としてのマーケット目線での提案の向上
Sさん/ブランド直販グループ
💡今回考えた自チームの改善できる点
・ページ改善の未実施アイデアをリスト化
・過去実施できていなかった施策を確認しやすくする
・新しいメンバーにも未実施事例の共有をしやすくする
💡どういう成果があったのか?
・提案時、過去事例を探す時間の削減ができた
・状況が変わり、当時は実施できなかった提案がスムーズに行えた
・フォーマットそのものを案件間で横展開できたので、共有が楽になった
Yさん/EC運用支援グループ
💡今回考えた自チームの改善できる点
・楽天広告、メルマガ、LINEの結果を報告・ネクストステップを提案する際、案件によって差が生じる
・新規案件で結果のまとめに工数がかかっている
・新メンバーにはハードルが高く、教育にも時間がかかっている
💡どういう成果があったのか?
・毎月のデータ集計+クライアント提案用の資料化の時間が、約2時間短縮できた
・各作業の新メンバーへのレクチャー時間が約1時間短縮できた
・結果や広告の目的が見やすくなるため、ネクストステップが見つけやすくなった
・案件によるクオリティの差分がなくなった
Iさん/ブランド直販グループ
💡今回考えた自チームの改善できる点
・競合調査で、購入条件を確認するやり取りの回数の増加
・PDCAの情報整理に時間がかかる
💡どういう成果があったのか?
・メンバー全員が統一した形で報告するため、やり取りの回数が減った
・PDCAを早く回せるようになり、ナレッジも多く貯まるようになった
・施策への移行スピードが速くなった
Sさん/Amazon支援グループ
💡今回考えた自チームの改善できる点
・月次報告の結果に対しての要因分析について、時間がかかっている
💡どういう成果があったのか?
・1案件あたりの工数削減時間を半減できる(見込み)
・新メンバーの悩む時間を削減できる(見込み)
なぜフォーマットを作るべきか?(坂本代表のコメント)
3期生11名の発表が終わりました!みなさま4ヵ月間お疲れ様でした(´;ω;`)
ここで、坂本さん(社長)と高木さんからコメントを頂きました!
まずフォーマットはどんどん作った方がいいです。なぜフォーマットを作るべきか分かるかな?
形を作らない限り、形は改善できないからです。さらに、みんなが同じルールでやることで、たくさんのサンプルが集まるからこそ、もっと良い改善点が分かるんですね。「フォーマットがあるから改善ができる」というスタートラインに立てることが、フォーマットの意味なんですね。
あと、新しい企画を考えることは簡単やねん。難しいことは、考えることじゃなくて「やり続ける」こと。やり続けられるフォーマットを考えることも大切やな。
最後に、みんなお疲れ様でした!ありがとう!
いかがでしょうか?
どの業種職種にも通ずることですが、「問題」があって「課題」があります。新しく何をやるかも大切ですが「今、問題に気付くこと」は日々の業務の中でしか見つけられませんね。仕事を通じて「守破離」を身につけ、新しい視点から見られる技術を得てください。今後も進化していく各グループを取材して参ります!
メンバーをもっと詳しく知りたい方、お話を聞いてみたい方は是非、下記ページもご覧くださいね。
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