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2023.04.10

「いつも.の次の柱になるような事業を作っていきたい」 ライブコマース事業を手掛ける、事業推進グループのFさんにインタビュー

毎回社内ゲストを招いて「EC×キャリア×未来」を語る企画。今回は、事業推進グループのFさんにいつも.に入社した経緯や現在の業務内容について伺いました。

Fさん/株式会社いつも 事業推進グループ

佐賀県出身。スタートアップでの複数の新規事業開発、プロダクトマネージャーを経て、いつも.に参画。中国などのアジアで成長著しいライブコマース分野における最新の情報を収集。マーケティングとかけ合わせたプロダクトマネジメントが得意。趣味は読書とサウナ。

 

自分が手掛けた事業で社会に貢献したい

「いつも.の次の柱になるような事業を作っていきたい」 ライブコマース事業を手掛ける、事業推進グループのFさんにインタビュー

――まず始めに、簡単に自己紹介をお願いします。

佐賀県出身です。田舎町のちょっと自転車で歩けば田んぼしか見えなくなるようなところで生まれました。京都大学の法学部に行き、人材系ベンチャー企業に入社しました。そこでは、デジタルマーケティングをやりつつ、経営企画業務の一環で業務改善なども経験しました。

その後、組織人事コンサルや医療系DXのスタートアップ会社で、コンサルティングや新規事業の立ち上げを経験しました。今のところ、社会人歴と同じ数だけ事業を立ち上げてきています。

――色んな業界で経験されていますが、内容も様々でしょうか?

結構バラバラですね。業界は違うんですが、やりたいことは共通していて、世の中で広く使われる事業やサービスを仕組みとして残し、世の中に貢献したいということを軸にしてきました。

――ちなみに、法学部から現在の仕事に繋がった経緯は何ですか?

法学部に入った理由は…、京大では文系法学部が結構良いポジションとされていまして、正直言うと「ここに入っておけば、将来安心かな」と思っただけなんです(笑)なので、法学・法律に関係なく現在のキャリアに至ります。

――どういう経験をしたら、そのモチベーションに行き着くのでしょうか(笑)

学生時代の経験が、影響が大きかったと思います。

1つは、ベトナムで飲食店経営の経験をしたことです。日本人学生向けに現地インターンシップを募集している会社があるんですが、そこの社長さんから「ベトナムにあるバーの店長をやってみないか」とお誘い頂いたことがきっかけで、3ヶ月間ほど働きました。

まだ開店したばかりのバーで、当時すごい赤字だったんですよね。そこで、どう黒字化していくかをベトナム人の現地スタッフと協力しながら1から考えていきました。アンケートを取ったり、新商品開発したりした結果、無事に黒字を達成できました。メンバーと一緒に何かを成し遂げる経験が、すごく楽しかったんです。

2つ目は、大阪のとある選挙の事務局長をやらせて頂いた経験があります。選挙事務所の立ち上げからポスターのビラ作りまで実施しました。初めは10人程度だった応援者も最終的に1000人ぐらいに集まりました。

事務局長として、当選まで見させてもらったのですが、「何もなかったところから色んな人たちを巻き込んでお祭り騒ぎで何かやっていく」経験が、僕にとってインパクトが大きかったです。

――前職ではどんなことをしていましたか?

大きく丸めると、マーケティング、新規事業の立ち上げ、あとはシステム開発の3つがあります。

消費者のニーズを捉えたサービス開発をしながら、新規事業の立ち上げに携わっていたのですが、やはり自分でシステムを作れた方がいいなという結論に至ったんです。エンジニアさんのマネジメントも含めて、知識があった方がお互いやりやすいですからね。それで、独学でエンジニアを勉強して、サービス開発しながら実務経験を積んでいきました。最終的には自分でコードを書いてシステムを作りながら事業を伸ばしていく、という形に辿り着きました。

――そこから、いつも.に転職を決めたのは何故ですか?

理由は2つあります。

1つ目は、共通していて新規事業の立ち上げをやりたいと思っていました。現在のいつも.のフェーズとしては、投資していきながら新規事業を作り、大きく売り上げを伸ばしていくところですから、ダイナミックに立ち上げに参画できると思ったことです。

2つ目は、ECは人の消費行動を一番担う領域になってきていると思います。そこで経験できるというのは、世の中の行動形態を大きく変えるサービス作りになるんじゃないかと思ったんです。自分が手掛けた事業が社会に貢献できるかもしれないと思いました。

他の会社さんからのお誘いや前職に戻るなど、色んな選択肢はあったのですが、やっぱり責任をもって当事者として立ち上げていくという意味では、いつも.の環境が一番僕に合っていると思い、入社を決めました。

仕事は自由に進められている

「いつも.の次の柱になるような事業を作っていきたい」 ライブコマース事業を手掛ける、事業推進グループのFさんにインタビュー

――実際に入社してみてどうでしょう?やりたいことはできていますか?

できていると思います。会社として「ライブコマース」に力を入れているのですが、責任者という形で関わらせて頂いています。M&Aから事業運営まで責任持ってやらせて頂いているので、自分がやりたかったこととかなり近い形だと思います。

仕事の進め方は比較的自由です。望月さん(いつも.副社長)や事業推進グループのみんなが助けてくれるので、僕はそれぐらいの方がむしろありがたいかなと。先日、ようやく第一歩となるM&Aのニュースを発表できました(詳細はこちら)。

――ライブコマースの知見など元々あったわけじゃないと思うのですが、苦労しませんでしたか?

そうですね、やっぱりインプットにはめちゃめちゃ時間がかかりました。国内外のデータ含め英語の文献まで拾いに行ったり、本をたくさん読んだり、結構色々していました。EC自体も、仕組みや物流など業界全体の知識もつけなければならないので、やることはたくさんありますね。

表層的にサービスを見ていても「なんでこのサービス流行っているのかな」とか、ユーザーの本当のニーズを深掘ることは、前職のマーケティングが活かされていると思います。

――単純な疑問なんですが、新規事業を作る時に、完全に興味のない分野でもやっていけるものなんでしょうか?

やっていけると思いますね。
サービスを使っている人の気持ちが分かるというのは、どちらかというと事業計画やKPIの方に面白さが置かれる感覚があります。 僕の場合は、人間心理に興味があるので、SNSに元々興味がなくても大丈夫でした。

とある一日のルーティン

――そんなFさんの、1日のルーティンを教えてください。

「いつも.の次の柱になるような事業を作っていきたい」 ライブコマース事業を手掛ける、事業推進グループのFさんにインタビュー

90%出社しています。サービス開発で気を付けていることとも共通するんですが、肌で感じることを大切にしています。やっぱり新しく組織に入った人間だからこそ、どんな人がいるのかとか、その人たちがどういう表情で仕事しているかは、自分が組織の中で立ち回る上でもすごく大事な情報だと思っています。

それから新規事業は、1日単位でどんどん情報が変わっていくので、人とすぐにコミュニケーションを取れるような状態を作っておくのも大事だと思っていますね。

カワサキ
カワサキ
朝の自由時間は何をしているんでしょうか?
Fさん
朝は、5分メモを書いています。思考の整理や感情の言語化をして、その日1日をモヤモヤせずに過ごせるようにしています。
カワサキ
カワサキ
仕事は、一日の中でどのように進めていますか?
Fさん
基本的に、午前は集中する時間、午後はコミュニケーションに使う時間と分けています。頭がクリアな午前中のうちに事業方針に関する企画や資料作成をしています。逆に言うと、メール返信などの作業系のものは極力やらないようにしています。

午後は、朝に予定していたものを微調整して事務作業やミーティングなどに使っています。

うえむら
うえむら
あれ?ランチの時間がないですね。
Fさん
ランチは食べないことが多いですね。食べても軽食程度です。GI値が上がると集中力が低下するので。
カワサキ
カワサキ
ちなみに、颯爽とオフィスグリコを買ってきて、チョコを食べているという目撃情報があります。
Fさん
・・・・まぁ、人間なので、たまには…。
うえむら
うえむら
え?!GI値が何とかって言ってたくせに・・・?!?!
Fさん
・・・・・
カワサキ
カワサキ
仕事は遅くまでやっていることが多いのですか?
Fさん
正直に言うと残業はしています。
新規事業となると、本当に終わりがないので気になっちゃいますね。
業務後も業界情報とかを仕入れたりなど、寝る直前まで考えています。
カワサキ
カワサキ
そうなんですね。夜ご飯はちゃんと食べていますか?
Fさん
会社帰りについでに食べていますね。大戸屋のしまほっけ定食がいいんですよね。栄養バランスも良いですし、脂質も少ないのでお勧めです。よく読書しながら食べています。あ、たまに焼肉ライクにも行きます。
うえむら
うえむら
某調査情報によると、他にも何かルーティンがあるとか。
Fさん
(某…?)毎週火曜と木曜はジムでランニングや筋トレを1時間しています。健康と生産性のためですね。トレーニングしていると、ちゃんと守っている自分に自己肯定感が芽生えますし、ルーティーンを守ることが心理的に安心感に繋がって仕事でも挑戦できるようになるんですよね。

仕事のポリシーは母親からの教え

「いつも.の次の柱になるような事業を作っていきたい」 ライブコマース事業を手掛ける、事業推進グループのFさんにインタビュー
社内で開催しているセミナーにも多く登壇しているFさん

――今、楽しいことはどんなことですか?

事業推進グループのみんなと世間話している時間は楽しいですね。

仕事としては、うーん…。僕、サイバーエージェントの藤田さんの「憂鬱じゃなければ仕事じゃない」という言葉が好きで、ちょっとしんどいと思っているくらいがちょうどいいです。そういった状態を楽しんでいるのかもしれないです(笑)

環境を先に作らないとどうしても逃げてしまうので、いかに良い環境を作るかを大切にしています。

――なるほど。では、これからやっていきたいことはどんなことですか?

いつも.の次の柱になるような事業を作っていきたいです。新しい風が吹き込んで、会社や社会のために繋がればいいなと思います。おこがましいですが、最終的に僕が作ったサービスが世の中で当たり前になるとか、そういったことができたら嬉しいですね。

――社内で誰と仲が良いですか?

菅原さん(事業推進グループ グループマネージャー)にはすごく良くして頂いています。自由にさせて頂いていますし、ありがたいと思っています。それから、ピースユーの代表2名とは、とても仲良くさせて頂いています。代表の方の結婚式に呼んで頂いたり、大阪で遅くまで飲んだりして。

尊敬という意味で言うと、経営者として結果を出していらっしゃる坂本さん(いつも.社長)や望月さんからは色んなことを吸収したいなと思っています。

――Fさんの仕事のポリシーはどこから来ているのでしょうか?

僕は、母から「人間は可能性の動物だ」とよく言われて育ちました。自分自身に対しても人に対しても、成長していくということを疑わない・人を信頼するのが前提といった感覚は、根底としてあると思います。

それが仕事に対する土台にもなっています。逆に課題にもなるんですけどね。新規事業に取り組む際に、自分の意見を押し通してでも進めないといけない時もあるので、そういうところは自分の課題だと感じています。

――一緒に働いてみたい人はどんな方ですか?その人へのメッセージもお願いします!

新規事業の立ち上げや事業企画など、上流から設計して動いていかれた経験がある方とはすぐにでも一緒に働きたいですね。人柄部分に関しては、補完関係が大事だと思うので、いろんな方が集まれば良いんじゃないかなと思います。

まだまだこれから新しいことに挑戦していく・投資していくフェーズなので、そういった環境で事業を作ったという経験は今後のキャリアの財産になると思います。その人なりの人生を実現していくための経験にしてもらえたらと思っています。

キャリアプランのご相談も是非お問い合わせください

今回は、事業推進グループのFさんにお話を伺いました。

一見ドライな印象があったFさんですが、仕事へのモチベーションや個人的な夢などについても気さくに話してくださいました。いつも.のライブコマース事業を拡大していく中でますます今後のご活躍が楽しみです!

事業責任者や事業を作ってきた経験のある方、エンジニアなどの専門分野をお持ちの方、新しい分野に興味を持って楽しめる方は、ぜひ下記ページよりご相談ください。当社キャリアアドバイザーによるキャリアプランの相談も可能です。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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