毎回社内ゲストを招いて「EC×キャリア×未来」を語る企画。今回は、ブランド直販グループのKさんにいつも.に入社した経緯や大切しているキャリアの軸について伺いました。
Kさん/株式会社いつも ブランド直販グループ
愛知県半田市出身。新卒で大手百貨店に入社し、店頭での販売やMD、経営企画、自社ECの運営・戦略立案などを経験。2022年2月にいつも.へジョイン。ブランド直販グループに配属後、百貨店での経験を活かしてクライアントのEC支援を行う。プライベートでは二児の父として家事もバリバリこなす。
13年のキャリアから、次のステージへ
――まず、Kさんについて教えてください。
前職では某大手百貨店に新卒入社し、13年間勤務しました。具体的には、店頭販売からスタートし、富裕層への販売・イベントプロモーション、商品企画、バイヤー、経営企画、自社EC、マネジメントと従事しました。今振り返ってみても、オフラインからオンライン、上流から下流と、本当に幅広く経験させて頂きました。
――13年のキャリアから転職するのはかなりハードル高かったのではないですか?
愛着があるから悩みましたよ。自分の中にキャリアの軸があり、そこを据えて転職を決意しました。
大切にしているのは「色んな挑戦をして失敗して、成長する」ということ。前職では積極的に手を挙げてキャリアチェンジしながら、ぐるぐると色んな仕事に挑戦してきました。
最終的に次の成長を考えたら「外に行くしかなくなった」というのが大きい理由です。どうしても13年も同じ会社にいると答え合わせをしている感覚になってしまいます。立場的にも何かに新しく挑戦するというよりは、社内を調整する役割が増えてきますしね。何歳になってもチャレンジしていたいと思い、転職を決意しました。
Kさんが大切しているキャリアの軸
――色んな会社の中から、いつも.に入社を決めた理由は何でしょうか?
大きく3つあります。
1つ目は、事業が魅力的であること。
いつも.のビジネスは、クライアントの売上が上がる=いつもの売上が上がる、応援ビジネスです。このビジネスモデルと、「中小企業の社長が好き」という坂本社長の言葉に共感しているからです。
前職では中小企業の社長さんと接する機会が多く、店頭で知り合って、仲良くなり、飲みに行って、事業のお話を聞かせて頂いたりしていました。そういった方々が持っている商品の応援ができるビジネス。自分のベクトルに合ってるなと思いました。
2つ目は、経験が活かせること。
小売業なので、ここに関しては多少なりとも自分の経験を生かせるかなと思いました。
3つ目は、喜んでもらえる仕事だということ。
すごく綺麗に聞こえてしまうんですが、僕自身「誰かに喜んでもらいたい」という気持ちが仕事を頑張るトリガーだからです。やる気スイッチは「社長がこう言っているから」「会社のルールだから」では入らない。このサイクルに入ってしまうと、仕事自体が辛いものになっちゃうんですよね。
ある種綺麗ごとなんですよ、こういう話って。実際に他社にこの話をしたときに「そういう考えの人とは合わないかも」と言われてしまったこともあります。もちろん仕事ですから理解しているんですが、ここは譲れないポイントだったんです。こんな話を義家さん(HR・採用支援グループ グループマネージャー)はちゃんと受け止めてくれました。これが入社の決め手でした。
――今はどんな仕事をされていますか?
お客様のブランドのEC支援をしています。ブランドの看板を背負って運用し、ECの売り上げを上げることがミッションです。プロジェクトマネジメントと考えてもらったら分かりやすいかな。1案件をチームの皆で回しています。
――どうやって仕事を進めているのでしょうか?
この会社の特徴だと思うんですけど、仕事は基本的にOJTです。入社前に、ECの知識について動画を見たり、本を読んだりと、色々勉強してきたんですが、やはり「知識」と「実行する」は全然違いますね。案件を持ちながら現場で学んでいきました。
僕のEC知識は役に立たなかったんですが(笑)、百貨店で経験してきたことはとても役立っていると感じます。物事を全体的に俯瞰して整理したり、意見の違う人同士の話を聞きながら最適な方向に持っていく、などのビジネスサイドのスキルは自分の中にある武器なんだと気付くこともできました。
目標を達成した瞬間はやりがいを感じます。もちろん会社として嬉しいのですが、クライアントも嬉しいし、チームの皆とも一緒に喜べる。この一体感は、いつも.独特の感覚ですね。
いつも.はすごく「真面目」な会社
――いつも.の人をどのように思いますか?
一言で言うと、すごく「真面目」。これは色んな意味で捉えられますが、愚直に努力ができる人たちが多いです。誰に聞いても、教えを乞う人に対して、「解決」を提案してくれます。きっと自分が忙しくてもちゃんと目を見て話す先輩に教えてもらっていたんだろうな、受け継がれてきたカルチャーなんだろうな、と思いました。
クライアントや取引先、チームのみんなや報道関係者まで関わっている人がすごく多いので、思い描いているイメージがズレてしまうことがどうしても多くなる仕事です。だからコミュニケーションが本当に大事。細かい事でも確認し合う癖は自然と身についていると思います。
――Kさんから見て、いつも.の課題は何だと思いますか?
ちょっと新人の僕には答えにくいのですが…(笑)
事業規模が大きくなってきてPDCAサイクルに時間がかかることでしょうか。個人・チーム単位ではしっかり回っているんですが、リソースの問題やイレギュラーな案件での細かいルールの整備がもっと必要かなと感じます。どの会社にもある問題ですけどね。
――どういう人材がいたら、解決できると思いますか?
ビジネスサイドの経験が長い人、考えられる視野を持っている人ですね。会社の仕組みを理解して作っていける人が求められてるのかな、と個人的には思います。
――その中でもKさんが一緒に働きたいと思う人はどんな人ですか?
もっともっと学びたい・成長したいという人がキーワードになるかな。互いに成長できるきっかけになりますし、僕自身もたくさん吸収させてもらえますし(笑)
また、「学びたい・成長したい」という動機は仕事の原点だと思います。自戒を込めて言うと、自分事化して物事を考えられる人は良い刺激になるんじゃないかなと思います。
Kさんの目標と読者の皆様へのメッセージ
最近、電車や恐竜、スポーツなど色んなことに興味が出てきたKさんの息子さん
――これから挑戦したいことはどんなことですか?
まずはやらせて頂いている仕事の売上をしっかり上げていきたいです。もちろんこれまで通り、多種多様なことにもチャレンジしたいと思っています。バックオフィスや新規事業にも興味があります。いつも.でもどんどんジョブチェンジして経験を積んでいきたいし、自分自身が良い起爆剤となれるように在りたいです。
プライベートでは、小学生になる息子が居るので、パパとしても頑張りたいですね。
週末は晩御飯をつくる担当なんです(笑) ご飯を作りながらお酒を飲んだり、子供と公園行って虫取りに行ったり、スポーツしたりしています。これが毎週の楽しみであり、仕事の活力ですね。僕のキャリアの軸でもあるように、子供にも色んな方向からアプローチをかけて、色んなことに挑戦してほしいと思います。
今回は、ブランド直販グループのKさんにお話を伺いました。
インタビュー中、楽しそうにキャリアについて考える姿が印象的でした。Kさんの13年の経験をECという形でどのように表現していくのか、今後が楽しみです!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。