いつも.には、仕事の実践力をつけるための学び場である社員研修制度がいくつかあります。
初心者~中級レベルのLIVE研修「スキツク」、坂本さん(社長)から会社の理念や働く上での考え方を直接学ぶ「ヒルベン(元アサベン)」、さらに難易度の高い将来の幹部候補やスペシャリストを育成する「EC大学」・・・。
時代も変わり、これまでのキャリアの考え方とは異なってきた昨今。
社員の皆さんに向けて、自身のキャリアを考えるための新しいプロジェクトを開始しました。
その名も「いつも.キャリアワークショップ(そのまま)」。
今回は、先日開催された第1回ワークショップの様子について共有します。
目次
いつも.キャリアワークショップとは
まず、いつも.におけるキャリアの定義は以下です。
勉強会ではなく、対面でのワークショップを実施した背景としては、自身のキャリアについて考える時間を改めて持つこと、そして、部署を超えた交流も兼ねて他の方の意見も聞けるようにするためです。
▼ワークショップの大まかな流れはこちら
①メイントーク
②個人ワーク
③グループワーク
緊張せずに、和気あいあいとした雰囲気でやってほしいということで、お菓子を配りながら開催されました。
(実際、食べている暇はなさそうでしたが笑)
受付係のKさんとKさん。
今回は「HillValley(ヒルバレー)」と柏屋の「柏屋薄皮饅頭」を配布。
撮影前にすでに売り切れていました…
余談ですが、最初はポップコーンが人気だったため、「どうすればお饅頭を選んでもらえるかな」と考え、宣伝文句を「福島のお饅頭です」から「日本三大饅頭の一つ、福島の薄皮饅頭です」に変えたところ、一瞬で完売するようになったとのことです。
ここにもマーケティングの要素がありますね(笑)
坂本さんにもお菓子をプレゼント(笑)
さっそくワークショップ開始です!
坂本さん&鳶本さんのお話
第1部のメイントークでは、坂本さんと鳶本さん(いつも.上席執行役員)が考えるキャリアについてお話を聞きます。お二人の人生についても教えて頂きましたので、ちょっとだけご紹介。
坂本さんのお話
田中角栄さんを知っているかな?
その人の第一秘書で早坂茂三さんという方がいます。
その方が書いた「おやじの知恵」という本がとても好きなんだけど、僕のキャリアは振り返るとそこに近いのかなっていう話をします。
まぁ、時代もあるから不適切に感じたらそこは加味してほしいんやけど、
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20代は泥水すすってでも人の嫌がる仕事を喜んでやりなさい。そうすると、会社の仲間や先輩が君のことを応援してくれるでしょう。
30代。応援してもらえるようになって仕事をやれるようになれば、新しいチャレンジができるようになります。稼いで会社に利益をもたらせる人になれます。
40代。外でたくさんの人と出会って、外の人と連携して仕事ができる人になりなさい。
50代。40代でできた人脈と人間関係で仕事ができる人になりなさい。
60代。早く引退して後輩に後陣を譲り、社会に役立つ人になりなさい。
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これは、僕が30歳くらいの時に教えてもらった言葉です。
僕がこれまでのキャリアで胸を張って言えることがあるとすれば、どんな時でも前向きに仕事に取り組んできたことです。なぜか?それは自分に自信を持ちたかったから。
キャリアを考える時は、まず自分に自信が持てる人になってほしいと思います。そのためには、何かに一生懸命に取り組む経験が必要です。自分の好きなことをしている時って、疲れていてもそんなに嫌じゃない。自信があるかないかなんて、そんなこと考えてもいない。夢中で何かに一生懸命取り組むことです。
やりたい仕事とやらなければいけない仕事があるのであれば、その使い分けを学ぶことも大切です。今から20代に戻ることはできないから、今からやればいい。
そんな風にキャリアを考えていけばいいんじゃないな。
鳶本さんのお話
僕のキャリアの話をします。
僕がキャリアで大切にしていることは自分で決めるということ。
どれだけ意思決定の数を増やしていくか?というのはとても大切で、若手の頃は大切な案件を任せてもらっても言われた通りに何も考えず仕事をしていました。
初めは上手くいってたんだけど、気付いたら行き詰まっていた。
そしてある時、周りから否定されることがあって、その時の僕は周りのせいにしたんですよ、「僕は言われた通りにしていたのに」と。
でもそれって、結局は何も自分で考えて決めなかった自分のせいなんだよね。人に責任を押し付けて逃げていただけで。
それ以降は、辛い事は全部自分の責任にしてきました。自分で考えたらうまくいったのにとかそんな偉そうなことを言いたいのではなく、うまくいかない時や伝わらない時に「なんで分かってくれないのか?」と思うのか、「どう伝えたら良かったのか?」と思うのか。正直、後者は精神的に相当しんどい。全部自分のせいになるからね。
でも、行動の主体が自分だから解を探すことができる。
そのために大切なことは、自信を持つこと・自分を認めることです。これは坂本さんが仰っていたことにも通じますね。僕は、19歳頃から40歳になる今までずっと毎日3行日記を書いています。「今日できたこと」「できなかったこと」「もっとやれば良かったこと」、それは自分で自分を理解しないと前に進めないと思ったから。これを1日も欠かさずにやってきました。
キャリア決めるために必要なことは、
・自分で決めるということ
・決めるために自信を持つこと
・自信を持つために、常に自分を内省すること
その結果、人より考えて振り返る量だけは、嘘ついてないと思うし、これは誰にでもできることだと思う。仕事をやる意味なんて伝えてくれる人はそんなにいないから、自分で認めて探して幅を広げていけるといいよね。
僕から言えることは、自分で決める努力をしましょう、ということ。ただ、これはしんどいことなので、ちゃんと自分を認めてあげましょう。認めるために振り返る時間を定期的に作りましょう。
僕はこれしかやってないです^^
個人ワーク・グループセッションの時間
坂本さんと鳶本さんのお話を聞いた後で、新たに知ったことや理解が深まったこと、もっと知りたいこと、実行できるアクションについて各々考えて頂きました。
この時間は、みなさん集中して内省していました。
(写真撮影する私まで、カメラの音が邪魔にならないか緊張してしまいました笑)
さらに、グループの中で互いの意見についてディスカッション。
何やら真剣に話し合っているグループ、ちょっと笑いが起きているグループ、各々自分の意見を発信している様子に、聞き耳を立てずにはいられませんでした(笑)
ちなみに、ワークショップ後のアンケートでは、78.7%の方が満足と回答していました。
皆さんの意見を紹介します。
◆満足と回答した方
・普段同部署の先輩方としか交流がないため、他部署の先輩の仕事内容やキャリアについてお話を聞くことができ、勉強になった。
・ここ最近考えることが無かった部分だったのでいいきっかけになりました。
・役員の方の過去のお話しを聞いて、前向きになれました!坂本さんや鳶本さんへ質問したいことがあったので4にしました。
・鳶本さんの話が面白くて、考え方ややっていることなど、真似をしたいと思えるところがいくつもあったし、漠然としていた、今後のキャリアや生き方について、しっかり考えようとマインドセットされた。
・「いつも社内において」というよりも”生き方”というもっと大きい範囲で自分のキャリアを考えるきっかけになった。
◆どちらでもないと回答した方
・キャリアという大きなテーマと合わせて、もう少し狭いテーマもあると、アウトプットがしやすいかもと思いました!
・坂本さんのお話を聞いてお聞きしたいことも出てきましたが、時間が設けられなかったため。
・役職、年齢などが結構バラツキがあったので、共有する内容に正直困りました…
・貴重な1時間を使ってのWSだったが終わってみたら、あっという間の1時間だったため、もう少し時間があってもいいかなと思った
◆満足していないと回答した方
・ディスカッションの着地点やゴールに迷った。人によっていろんなキャリアの描き方があるのだなと学びにはなった。
・具体的なキャリアのモデルケースの説明があればうれしかったです
・鳶本さんの話に引き込まれて、あっという間でした!時間が足りなかったという意味での満足度2です。
「キャリアを考えるきっかけになった」や「みんなの意見を聞けて参考になった」という声が多い一方で、時間が足りなかったというご意見もありました。
次回以降の企画の改善点として、バージョンアップして参ります。
今後も定期的に開催していきますので、また報告いたします!
人の成長なくして、企業の成長なし
いかがでしょうか?
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お時間のある時に読んでみてくださいね。
「人の成長なくして、企業の成長なし」
いつも.ではビジネスマンとしても、一人の人間としても、一緒に成長して頂きたいと思っています。
まだキャリアについて決めきれていないんだよね…
先のことは分からないけど、一生懸命何かに取り組む経験がしたい。
自分に何ができるのか分からないけど、叶えたい自分像はある!
そんな方は、是非キャリアパスのご相談もお気軽にご連絡ください。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!