「デジタルシェルフ総研」バイヤー対談企画。
DtoC攻略のヒントとなる小売業界の仕入れについて、某スーパーマーケットチェーンでバイヤー経験を持つF氏に、株式会社いつも.取締役副社長の望月が伺いました。本企画では、小売店舗とECの「違い」と「共通点」からDtoCを成功させるカギを見つけ、今後の小売店舗とECの役割・共存について考えます。
株式会社いつも. 取締役副社長 望月智之
東証1部の経営コンサルティング会社を経て、株式会社いつも.を共同創業。自らデジタル先進国である米国・中国を定期的に訪れ、最前線の情報を収集しながら、消費財・ファッション・食品・化粧品のライフスタイル領域を中心に、ブランド企業に対するデジタルシフトやEコマース戦略などのコンサルティングを手掛ける。
元スーパーマーケットバイヤー F氏
関西の大手グループ系列のスーパーマーケットにて34年間勤務。バイヤー歴25年(カウンセリング化粧品、セルフ品、家庭用品等)、e-コマース営業部(ネット通販、ネットスーパー)部長2年担当。現在はセミナー講師やカウンセラーとして活動。
前回の記事では、スーパーマーケットのバイヤー視点から考えるD2C成功のポイントについてお伺いしました。そこから見えてくるD2C企業が小売店舗に進出するためのヒントは、ぜひ前回の記事を参考にしてください。
https://itsumo365.co.jp/lab/12812/
今回は、これからの時代に求められるD2C商品とその情報発信について、F氏にバイヤーの立場からお話を伺いました。
D2Cの流れを小売のバイヤーはどう見ている?
TVCMは仕入れの決定に影響する?
今回のまとめ
F氏との対談を通して、スーパーのバイヤーさんがスーパーとしての最低限の条件をクリアしながら、いかに売り場の差別化やそのお店独自の商品を仕入れるかについて様々な具体的なお話を聞くことができました。小売さんも卸さんもみんなが今売れている商品や、これから売れるであろう商品にアンテナを張り巡らせており、特にバイヤーさんはこれからくる可能性のある商品を強く欲していることが分かり、D2C成功の可能性を見ることができたと思います。
今後も様々なチャネルのバイヤーさんにお話を伺って、D2C企業がどのように市場を攻略していくべきなのか、具体的なお話を交えて探っていきたいと思います。ぜひお楽しみに!
(連載第1回)
小売のバイヤーに刺さる商品売込み時のポイントは、『店舗のコンセプト』
https://itsumo365.co.jp/lab/12378/
(連載第2回)
小売のバイヤーは、認知の少ない商品を売りたがっている!?
https://itsumo365.co.jp/lab/12431/
(連載第3回)
小売のバイヤーが商品を仕入れる際の判断基準とは
https://itsumo365.co.jp/lab/12539/
(連載第4回)
小売のバイヤーが求める「これから」売れる商品の探し方とは
https://itsumo365.co.jp/lab/12694/
(連載第5回)
小売のバイヤーが考えるPBとNBのバランスの取り方
https://itsumo365.co.jp/lab/12783/
(連載第6回)
バイヤー視点から考えるD2C成功のポイント
https://itsumo365.co.jp/lab/12812/
(連載第7回)
これからの時代に求められるD2C商品とその情報発信
https://itsumo365.co.jp/lab/12847/