EC業界は成長しつつも、大きな地殻変動の時を迎えています。この動きの激しい「いま」において取るべき施策は何か、「これから」を見据えて練るべき戦略は何か、そのための材料と解説を行うのが本書です。
内容は次のようになっています。
・アメリカ・中国・日本などの最前線を探る、「EC現場視察レポート」
・市場動向を知るための「EC業界解説」
・「EC売上ランキングデータ」100社
・EC業界を知るための「統計・調査データ」
・EC事業参入・加速・成長ロードマップ
・EC戦略・戦術立案シート
・EC戦略ナビマップ
・8ジャンル620サービス掲載、「業界サービスマップ」とサービス選定ポイント
・「有力サービス」33ジャンル、108紹介
・コンサルタントが分析! 有力サイトでの「購入レポート」
・商材別売上アップのコツ
・参考にしたいサイト紹介、ECトレンドキーワード78個を解説
本のECが始まってから約20年が経過しました。今、日本の市場では大きな地殻変動とも呼ぶべき現象が次々と起こっています。日本で起こっている動きの多くは、アメリカで先行して起きています。世界のEコマース先進国であるアメリカの動向は、日本の小売やEコマースの2~3年先を予測する上でも重要です。アメリカで起きている変化のレポートは、現在日本で起きている現象と合わせて確認しておいていただきたい内容となっています。
日本およびアメリカ・中国・台湾・ASEAN・ロシアのECのゲンバで起こっていることを知っていただき、日本市場のシェアアップとグローバル化へのヒントにしてください。
この章では、日本を始めアメリカ・中国・台湾・ASEANのEC業界を理解する上で必要な市場規模の推移データや市場内でシェアの高いモール売上などをピックアップして解説していきます。
ランキング100社の成長率や、どのモールに出店しているのか? など参考になると思います。ランキングデータを通して、EC業界を牽引する企業の動向解説しています。成長企業はどのような戦略でランキング上位を実現しているのか、上位企業の中でも成長率が高い企業の傾向があるのかなど、この章で読み解いていただければと思います。
日本のEC市場を把握するための、さまざまな統計・調査データを紹介します。
併せてコンサルタントの視点から、自社ECへの活用のヒントなども盛り込みました。
EC事業を成功させるためには、まず、どの程度の時間とコストをかけて、売上と利益を狙うかのゴールを決めます。そのゴールに「最短距離」で到達するためには「戦略」と「ロードマップ」が必須です。ロードマップに必要な土台作りとなる「スタートアップ期」、成長を加速させる「アクセラレーション期」、持続的な成長軌道へと移行する「転換期」に分けて必要なエッセンスをマッピングしましたので「ロードマップの基本形」としてご活用ください。
EC事業に参入し成長を実現するには、まず、どの場所で売るかという「販売チャネル選定 」、各企業のEC戦略に沿った「サイト構築」が必要となります。次に、どのような方法でお客を集めるかの「集客」、集めた見込み客を購入に転換する「転換率向上」、一度購入してくれたお客に長くファンになってもらう「リピート」策が必要です。この「戦略ナビマップ」には、EC成功に重要となるエッセンスや業界サービスをまとめましたのでご活用ください。
EC加速・成長のカギを探る! 主要サイトの仕掛けを解読。自社で買ってもらう理由づくりとして店舗のブランディングやコンテンツの作成に力を注いでいる店舗など。こだわりの同梱物やノベルティ、梱包、購入時のコンテンツ、リピート施策などをチェックしました。
EC業界内の会話で最近よく使われるようになったキーワードやECのゲンバで業務内で使われることが増えた用語を厳選して解説
単行本(ソフトカバー): 240ページ
出版社: マイナビ出版 (2018/10/19)
言語: 日本語
ISBN-10: 4839965331
ISBN-13: 978-4839965334
発売日: 2018/10/19
形式:紙書籍/電子書籍
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