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【イベントレポート】日本最大級のスタートアップカンファレンス「IVS 2023 KYOTO」に登壇 ～日米中のECトレンドと日本のイノベーションについて共有～
当社 取締役副社長 望月智之は、2023年6月28～30日に京都で開催された日本最大級のスタートアップカンファレンス「IVS 2023 KYOTO / IVS Crypto 2023 KYOTO」に登壇しました。
■セッションについて
本イベントでは、「リテール・物流・ECのプロが語るスタートアップが挑戦すべきNEXT BIG THINGS」というテーマで、小売・流通を取り巻く課題や生成AI の影響、そして10年後の世界について対談しました。
▼望月のセッションでは、「日米中のECトレンドと日本のイノベーション」として、5つのトピックスを共有しました。
・D2C ブランドのロールアップモデル
複数の小規模なD2Cブランドを統合し、効率化や成長を促進する戦略がトレンドとなっています。生産効率の向上やコスト削減、ブランド力の構築、統一された顧客体験などが主なメリットとされ、市場の拡大と共に注目を集めています。
・SHEINやTEMUなどの中国発越境ECモデル
これらのモデルでは、低価格、広範なラインナップ、世界中への迅速な配送などが特徴です。また、消費者の興味のある商品をおすすめとして表示させることで購買意欲を促進します。
・イネイブラー領域：AMAZON 経済と SHOPIFY 経済
Amazon経済とShopify経済のような大手プラットフォームが創出するビジネスエコシステムは、小売業者や個人がオンラインで事業を展開するためのインフラやツールとして市場の成長を促進しています。
・クリエイターエコノミー・P2C
クリエイターやインフルエンサーが直接ファンや視聴者と関わり、コンテンツ制作や商品販売を通じて収益を上げる経済モデルが活発です。クリエイターは個人ブランドの構築やファンベースの拡大を図りながら、独自のビジネスを展開しています。
・新しい購買体験
「シェア買い」、「応援経済」、「ライブコマース」などのトレンドが注目されています。シェア買いは複数の人が共同で商品を購入し、価格を抑える手法です。応援経済では、ファンがクリエイターやアーティストを支援するためにアイテムや体験を購入します。ライブコマースでは、リアルタイムの配信を通じて商品の実演や販売が行われます。
■登壇者について
大久保洸平
New Commerce Ventures株式会社 代表取締役
2015年ヤフー㈱入社。ヤフーショッピング、同社CVCであるＹＪキャピタル㈱（現Z Venture Capital㈱）を経て、2022年に小売・流通領域に特化したVC、New Commerce Ventures株式会社を設立。ベンチャー投資、事業会社のオープンイノベーション支援を行う。
石井 達也
東芝テック株式会社 新規事業戦略部／CVC推進室 エキスパート
2010年カルチュア・コンビニエンス・クラブ入社（2015年グループ会社のCCCマーケティングホールディングスに出向）。社長室、経営企画室にて中期計画の策定やデータビジネス領域における協業プロジェクトの推進に従事した後、プロジェクトマネージャーとしてM&Aやスタートアップ投資に携わる。2022年10月に東芝テックに入社し、CVC推進室にて投資案件の実行を担当する傍ら、中期計画の策定や新規事業創出のための戦略策定を行う。
伊藤勇輝
SGホールディングス株式会社 経営企画部 経営企画ユニット 担当部長
2001年佐川急便にセールスドライバーとして入社。グループ事業会社数社で経営企画部長を歴任。現在、SGホールディングス経営企画部（経営企画ユニット） 担当部長として、グループ全体の戦略策定、オープンイノベーション、社内新規事業支援、M&Aなどを担当。
望月智之
株式会社いつも 取締役副社長
東証一部上場の経営コンサルティング会社を経て、株式会社いつもを共同創業。デジタル先進国である米国や中国を定期的に訪問し、最前線の情報を収集。デジタル消費の専門家として、消費財、ファッション、食品、化粧品などのライフスタイル分野を中心に、ブランド企業のデジタルシフトやEコマース戦略に関するコンサルティングを行っている。著書に『2025年、人は「買い物」をしなくなる』、『買い物ゼロ秒時代の未来地図』がある。
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株式会社いつも 広報担当：上村
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