EC企業が自社の強みを見つける方法
「買われる理由」を把握し強化することが大事
楽天市場で商品を高く売る方法は何だと思いますか?
実は、《自社の強み》を見つけることがその第一歩なのです。
「買われる理由」は競合に勝つ要素なのでそれを把握し、強化していくことで自社の商品をより高く売ることができるのです。
では、《自社の強み》はどのように見つければいいのでしょうか?
楽天市場のRMSで分析し、強みと課題を見つける
まずは、楽天市場の独自システム「RMS(店舗運営システム)」で分析を行いましょう。
RMSの「売上改善アクションツール」を使うと、自社の店舗の中でアクセス数が多い上位30種類の商品について、アクセス数の上位5つのキーワードデータ(アクセス数、転換率、自然検索の順位)を調べることができます。
これでお客様がどのようなキーワードを使い商品ページを訪れているのかがわかります。
また、転換率が低いキーワードは、そのキーワードを使ったお客様にとって商品ページ(特にファーストビュー)のコンテンツが魅力的でない可能性があります。
データの結果から自社の強みを認識し、課題を見つけキーワードの効果検証を行いましょう。
競合分析で「買われる理由」と「買われない理由」を明確に
また、競合分析も自社の強みを知る上で重要です。
競合店舗を探す際は、楽天市場における「同ジャンルのランキング上位店舗」や「順位を上げたいキーワードの検索結果に表示される店舗の中で、レビュー件数の多い店舗」を選ぶと良いでしょう。
比較する競合店を絞り込んだら、弊社が独自に作った「競合分析シート」を使って自社と競合店舗の商品やサービスの特徴をリスト化します。
《商品の項目》
価格、サイズ、セット内容、カラーバリエーション
素材、原材料、原産国、内容量など
《サービスの項目》
送料無料の条件、決済手段、
ギフトラッピングの有無など
また、サムネイル1枚目で訴求している情報やフリック画像枚数など、ページの内容も記載し、それぞれ比較してください。
このように競合店舗と比較することで自社商品の「買われる理由」と「買われない理由」が明確となります。
商品ページで伝えきれていない要素や改善すべきことを把握し、サイト改善に役立てて自社の強みをより強化していきましょう。