コンビニ受取してますか?
先日、日本郵便から、ゆうパックのサービス改善についてリリースがされましたね。
2018年9月1日からは下記3点が大きな変更点です。
・配達時間帯や再配達希望時間帯・受付時間の変更
・ゆうメール、クリックポストの運賃改定
・はこぽすやコンビニなど受取場所の拡充
また、今回のリリースでは今後の展開として、「Web決済型ゆうパック」や配達予告メール、指定場所配達サービスの実施なども通知しています。
運賃周りに関して痛手ですが、サービスの拡充はうまく利用していきたいですね。
◆EC事業者と再配達問題
今回のリリース含め、各宅配事業者は「サービスを見直し、費用削減と効率化につなげる」ということを推し進めています。
ECの成長による物量増加や人員不足なども叫ばれていますが、同じくらい問題になっているのが「再配達問題」です。単身世帯の多い都市部では特に顕著で、昨年10月の国土交通省調べによると、17.1%の荷物が再配達となっています。
『まぁどれだけ再配達になっても受け取ってもらえればEC事業者としては問題ないでしょう、売上は変わらないし。』
そう思う方もいるかもしれません。
しかし、昨今の運賃値上げも何もかも、物流クライシス自体が「モノを運ぶ、受け取る」の中での小さな問題のしわ寄せが、一気に爆発したことで発生しているものです。
だからこそあなたも、自分ごと化して取り組む必要があるのです。
◆コンビニ受取に注目
では、どうすればよいでしょうか?
最近導入が増加しているのがコンビニ受取です。
特に、楽天コンビニ受取は私たちのクライアント様でも利用されている方が多いです。楽天に申請をして、各宅配事業者との事務処理を待てば、あとは出荷を行うだけでOKです。ユーザーとしても、受取方法が充実していると利便性の高いショップと評価してもらえるのでおすすめです。
導入する際に注意していただきたいのは、利用しているシステムとの連携です。受注管理システムや、物流業務を外部委託している場合は十分に連携のテストを行ってからサービスを開始しましょう。
いかがでしたでしょうか?
ECを取り巻く環境が大きく変化していく中で、自分たちに出来ることに取り組んでいくことは非常に重要です。いち受取方法という小さな部分も、ひとつひとつ見直していきましょう。