公開日:2018年7月23日

気をつけたい誤出荷の対策ポイント

EC運営でモノを発送する時に、残念ながら切っても切れないのが誤出荷です。

ダイレクトにお客様からの信頼失墜につながる部分ですので、もちろん無くしたいですよね?
しかし、人間が作業をする以上、残念ながら誤りはゼロにはなりません。

ただ、システムや運用で整備すれば、限りなくゼロに近づけることはできます。
そこで今回は、EC物流の誤出荷の対策ポイント2つをお伝えします。

■1. 商品の入れ間違い

いわゆる「誤出荷」で多いのが、商品自体の入れ間違いです。

Tシャツを頼んだのにパンツが届いた、頼んだ色やサイズが違った、など残念ながら一定数発生してしまいます。これらを防ぐにはシステム化して人の判断を極力減らすことが重要です。

商品管理にシステム導入をしてJANコード管理をすることで人間の判断が減らせるようになるため、出荷業務の精度が上がります。

しかし、自社物流で導入となると、なかなか手がかかりますよね?

そこで比較的容易に自社運用に取り入れることが出来るのが物流委託です。EC物流の運用を理解し、システムを導入している物流会社やパートナーを見つけることが誤出荷対策の近道となります。

■2. 納品書や請求書の入れ間違い

お客様のお名前や住所、電話番号など個人情報がまるまると載っている請求書。入れ間違えると、店舗への信頼失墜や、モールの規約違反など大問題です。

これらを防ぐために、商品と同様、システムで管理できるようバーコードをつけることも対策の一つとしては挙げられますが、一番安全かつ低コストなのはペーパーレス化、つまり納品書同梱の廃止です。

最近主流になってきているのは、発送完了メールに領収書発行URLを入れるパターンです。予めWEB領収書発行サービスに申込み、付与されたURLを発送完了メールのテンプレートに入れておけば、あとはお客様が必要であればご自身で印刷してもらう形になります。

印刷費や作業も減るので一石二鳥です。簡単に始められますので、まだの方はぜひ検討してみてください。

いかがでしたでしょうか?

人が作業する以上、どうしてもミスが発生してしまうのは仕方がないことです。それを仕組みでいかに防ぎ、件数を減らすか?システムと運用方法で制御する方法を知ることが重要です。誤出荷対策で自社の信頼を担保出来るようにしましょう。

 
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