サイト暗号化が売上を左右する?
今日は、サイトの「SSL化」が及ぼす売上への影響についてお話させていただきます。
■SSL化とは?
SSLとはデータを暗号化して送受信する仕組みのことを指します。
暗号化することで、第三者からデータを盗み取られたり改ざんされることを防ぐことができます。
楽天やヤフーショッピングなど大手モールでも昨年、全出店者に対して常時SSL化が義務付けられましたね。
カートASPでも、常時SSL化を推奨する流れにあります。
自社サイトがSSL化されているかは簡単に確認が出来ます。
SSL化がされているページはURLにhttp”s”が付きますがそうでないページはhttpとなっています。
■SSL化していないページはどうなる?
SSL化していないページは、売上が下がってしまう可能性があります。
1つは、『直帰率・離脱率』が上がる可能性
もう1つは、『自然検索順位の低下』の可能性です。
■『直帰率・離脱率』が上がる可能性
たとえば、chromeを使って検索した際、SSL化されているサイトではアドレスバーに保護されていることが分かるように下記のような表記がされます。
PC
スマートフォン
このような表記で、訪問者に対して安心感・信頼感を与えることができます。
ただし、SSL化されていないサイトで
①データ(パスワードやクレカ情報)を入力するフォームがある場合や
②シークレットモードでアクセスした場合、
下記のようにアドレスバーに表記されてしまいます。
物を買うサイトのランディングページのURLに「保護されていません」表記があった時離脱するユーザーは少なくなさそうですね。
■『自然検索順位の低下』の可能性
約4年前からGoogleウェブマスター向け公式ブログで「HTTPSをランキングシグナルに使用します」と公表されています。
つまり、SSL化されていないページよりもされているページが上位化されやすいということです。
店舗への集客強化(SEO対策)としても、SSL化は必須ですね。
■大手サイトでも出来ていない基本
今回はSSL化の重要度についてお話をしましたが、実はこのような基本的な項目ができていない店舗様は非常に多いです。
有名なサイトや大手サイトであっても、同様です。
自社ECサイトを運営していく上で、このような必須項目について詳しく知って自社ECサイトの土台を整えたい店舗様は是非セミナーにご参加ください。