いつも.のEC物流センターが稼働開始!コスメ&健康食品専用物流センターに最新鋭物流機器を導入し、 単品・リピート系通販を支援【物流倉庫レポート】
みなさんこんにちは。いつも.のコンサルタントです。
弊社が手がけるEC物流代行サービス「コネクトロジ365」の新たな物流センターが2016年10月に千葉県野田市内で稼働を開始しました。竣工直後の物流センターをレポートし、手がけるサービスや設備の導入計画などをご紹介します。
■延床面積1100坪、1日1万個の出荷が可能
新たな物流倉庫は「コネクトロジ365」の7カ所目の拠点です。延床面積は約1100坪で、1日の出荷キャパシティーは1万個以上。イノベーション・ロジスティクスと協業してセンターを設計・構築し、最新鋭のマテリアルハンドリング(作業機械、以下マテハン)や物流システムを順次導入。ECの物流倉庫としては業界最高水準の作業効率と品質を目指しています。
■化粧品や健康食品などリピート系商材に特化
取扱商品は化粧品や健康食品、食品など主にリピート通販のジャンルに特化しました。商品ジャンルを限定することで作業担当者の専門性を高めるとともに、化粧品や健康食品などに特有のマテハン機器を導入し、物流の品質と効率を高めるのが狙いです。
■衛生管理や温度管理も徹底
建物内部は土足厳禁で衛生管理を徹底。断熱機能を備えた屋根材や外壁材を使用しており、温度管理もばっちり。品質管理が難しい化粧品や食品の保管も安心です。温度帯は「常温」や「定温(おおむね20〜25℃)」のほか、キャスター付きの冷凍冷蔵庫「冷蔵冷凍BOX型パレット」を利用して「冷蔵」や「冷凍」の保管にも対応します。
■最新鋭「ゲートアソートシステム」を導入
物流センターには今後、最新鋭の設備を順次導入していきます。その一つは、仕分け作業をコンピューターで制御する「ゲートアソートシステム(GAS)」。GASとは、商品を仕分けする棚にゲートを設け、そのゲートの開閉をコンピューターで制御することで、ピッキングや仕分けのミスを防ぐシステムです。商品や同梱物をバーコードで管理するため、人間が目視で仕分けを行った場合と比べて作業効率が大幅に高まるため、物流コストを抑える効果も期待できます。
GASの他にも、送り状の添付と梱包を自動化する自動梱包システムも3月に導入することが決まっています。導入する自動梱包機は1時間で約1000個の梱包が見込め、作業効率は人間一人あたりの16倍以上。弊社の物流サービスは「手作業を極力なくしていき、自動化することで精度と効率・キャパシティを上げていく」ことを重視していますから、一般的なWMS(在庫管理システム)にとどまらず、最新鋭の設備を積極的に導入していきます。
「専門性の高い倉庫を求めていた」大手通販が次々と契約
化粧品や健康食品などに特化したEC専門倉庫は全国的にも珍しいため、大手ナショナルブランドの化粧品メーカーや製薬会社、飲料メーカーなどから、「専門性の高い倉庫がやっと見つかった」「品質管理が難しい化粧品を安心して預けられる」といった声を多数いただきました。実際に次々と契約が決まっています。
倉庫とECサイトを連携して次世代サービスの実現へ
将来的には、ECサイトの受注システムと倉庫の在庫情報を連携し、ハイレベルなサービスの実現を目指しています。具体的には、ECサイトの注文画面に商品の到着日時を表示したり、注文履歴に応じてノベルティを自動的に振り分けたりするシステムを提供する計画です。EC事業を総合的に支援してきた弊社だからこそ実現できるサービスを提供していきます。「コネクトロジ365」の今後にぜひご期待ください。
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