意外と重要 商品マスタ

今回は「商品マスタの重要性」についてお話します。
ここで示す「商品マスタ」とは、商品コードや型番、JANコードなどの商品情報です。

これまでECを運営していく上では、商品マスタの精度が低くても商品ページさえあれば、大きな問題なく運営することが可能でした。しかし、業界の再編は進み、取扱商材のカテゴリ追加や、大規模なチャネル統合などが続く変化の激しい業界で、次のステップへの足かせとして、商品マスタの不備が懸念材料となっているのです。

自分たちで最低限管理が出来ていれば、商品マスタは何でもいいのでは?
とお考えの方もいるかと思います。

たしかに運営自体は可能ですが、各モールやチャネル毎に別々の商品マスタで登録してしまうと、物流のアウトソースを検討した際に、必ずネックとなる部分です。

例えば、楽天、Yahoo、Amazon、でサイト運営していて「A001」と言う商品があった場合、

楽天で「A-001」
Yahooで「a001」
Amazonで 「a-001-F」

など、各モールで別々の商品マスタを登録していたとします。

そうすると、1つの商品に対して複数の商品マスタが付与されているため、物流委託をした際に、商品知識のない物流現場では、個の商品の特定が出来ません

よって、出荷・梱包業務等に支障が出てしまうこととなり、コストアップや物流スピードの低下など大きなリスクに変化していきます。

この例でいえば、楽天Yahoo Amazonで同じコード「A001」で統一することが望ましいです。

本来、商品マスタ情報は、早く低コストで流通させるための仕組みであり、商品マスタを見ただけで、どのような商品かわかるようになっているのが理想です。

これまでのECはマスタ情報の精度が低くても、売上に影響が無かったため放置されてきましたが、より変化の激しいこれからのECは違います。

今はまだ大丈夫と考えている方も、早いうちから準備を進めておく必要があります。
まだ対応が出来ていないという方はぜひこの機会に商品マスタを今一度見直してみましょう。