公開日:2018年3月19日

送料値上げに対抗

こんにちは。
いつも. ロジスティクスプランナーの中島です。

日々、様々なEC事業者様とお話をしていて、最近よくご相談をいただくことといえば、
やはり「運送料金値上げ」

今回は運送料金値上げとどのように戦っていけばよいか?
こちらをお話したいと思います。

自社で出荷をされている事業者様、物流を外部へ委託されているEC事業者様問わず、
「少しでも送料を安くするにはどうしたらいいの?」
「物流費が上がりすぎて、これではやっていけません・・・」等々、
大変悩ましい声やご相談を多数伺います。

残念ながら、今後運送料金に関しては上がることはあっても下がることはありません。
もうEC事業者は、上がり続ける運送料金の前に、ただただ立ち尽くすしかないのでしょうか?

そもそも、運送送料が上がるだけで経営が圧迫される背景には、『送料無料』がEC業界では当たり前のように浸透してしまっていることのほか、EC業界の成熟による業務の複雑化も挙げられます。

例えば、セット販売での割引や限定クーポンによる値引き、サービスレベルを上げるための顧客への個別対応など競争が激化するEC業界で戦うためには、モールやカートにある機能だけでは対応し切れないほど業務が複雑化してしまうこともあり、それをマンパワーで対応してきた背景があります。

実は今回の運送料金値上げの問題以前に、その部分がEC事業者の利益率を苦しめてきていたのです。

ではどのように対策をしていけばよいか?

キーワードは「自動化」です。

商品の注文が入ってから出荷までには、大きく分けて「注文処理」「梱包」「運送」の3つの工程があり、これらをひっくるめて物流コストと考えられることが多いです。

そしてその多くを占めるのが人件費です。

注文処理・梱包の部分を最適化することで、物流コストの多くを占める人件費を圧縮し、戦えるようになります。

実は普段行っている注文の処理の大半は自動化することが可能で、それを最先端で実現している大手ECサイトでは9割以上の商品が自動で人の手を介さずに注文処理・梱包されてそのまま出荷されます。

その分、余計な人件費が発生しないため、価格は安く配送スピードも早いのです。
そしてそれが顧客に選ばれる大きな理由、企業としての強みにそのままなっているのです。

また、注文処理を自動化することで得られる恩恵は、人件費の削減だけではありません。

自動化してしまえば、複雑な個別対応処理もヒューマンエラーを恐れることなく実現することができます。

例えば購入回数・初回購入からの日数・購入合計金額などで切り分けて同梱品を選別するなど、人が手作業で確認するには複雑で時間が掛かり過ぎたりミスが頻発してしまうような業務でも自動化で実現することができます。

それがECにおいても細やかな接客を実現しエンドユーザーに評価してもらう事に繋がり、価値を高めることにもつながるのです。

「自動化」と聞くと大がかりなシステムや設備を導入して、費用も多くかかるのではないか?と考えられる方もいらっしゃるかと思いますが、実は一外にそうとも限りません。