公開日:2018年6月26日

たかが作業費、されど作業費

前回、物流コストは様々な費用が含まれているので『送料だけにとらわれることなく、全体感を持って見直しすることが重要』とお話しました。

そこで今回は、物流コスト削減の重要ポイントになる「付帯作業費」についてお話します。

◆付帯作業って何のこと?

EC物流での「付帯作業」とは、何のことでしょうか?

すでに物流委託されている方は、物流会社からの請求時に作業明細が送られてくるかと思いますので、イメージしやすいかもしれませんね。

EC物流で発生する「付帯作業」は、チラシやノベルティ同梱やラッピング、商品加工など基本的な「商品を入出荷する」作業に加えて発生する作業を指しています。取扱商材やサービスによって内容はまちまちです。

◆なぜポイントになるの?

付帯作業は、サービスとしてプラスアルファで発生する作業が基本的には多いです。

これまでも「サービス向上のための物流」についてお伝えしてきましたが、付帯作業はまさにその要となります。しかし、プラスアルファだからこそ『競合他社がやっているから』などの理由で、あれもこれもやりすぎていませんか?

極端な例ではありますが、物流作業はものをひとつ動かすだけでも、費用が発生します。だからこそ、どんなに小さな作業にも目を向ける必要があるのです。

発生している作業を行うことで、本当に売上や顧客満足につながっているか、自社にとって本当に必要な内容か、今一度しっかり検証をしてみてください。

◆自社物流だから関係ない?

『うちは物流委託していないから、付帯作業費の話は関係ない』
そう思いながらご覧いただいている方、いませんか?

実は関係あります。

たしかに自社物流の場合、物流委託をした時のように、「作業費」という形では、コストは発生しないかもしれません。しかし、その作業を行っているあなたの会社の社員への「人件費」は発生していますよね。リソースは無限ではないです。

行っている作業は自社社員の時間を費やしてまでする必要があることなのかをしっかり見定めましょう。

いかがでしたでしょうか?

物流コスト削減を行うには、様々な角度から見ることが重要です。日々の作業を当たり前と思わず、ひとつひとつ見直していきましょう。