レック株式会社 様
EC課 米田 栄一様、斎藤 青菜様、猿谷 ゆい様(写真左から)
「激落ちくん」や「バルサン」などのブランドで知られる、総合家庭用品メーカーのレック株式会社(本社東京都)。
2020年10月に公式オンラインショップを立ち上げたことに伴い、自社ECサイトを運営するノウハウを習得するために、いつも.の「自社EC鉄則コンサルティング」を契約してくださいました。
契約後3ヶ月間で自社ECの売上高が約3倍に拡大するなど、スタートダッシュに成功。さらに、ECモールでは売れなかった商品が自社ECで売れるなど、さまざまな成果が表れています。
「自社EC鉄則コンサルティング」を契約してくださった経緯や、これまで取り組んできた施策について、EC課の米田様、斎藤様、猿田様、にお話をうかがいました。
■レック様の事例
課題:公式オンラインショップを2020年10月に立ち上げたが、自社ECサイトを運営するノウハウがなく、売上を伸ばす方法が分からなかった。
対策:いつも.の「自社EC鉄則コンサルティング」を2020年11月から契約。
成果:契約後3ヶ月間で自社ECの売上高が約3倍に拡大。売上高は月を追うごとに拡大しているほか、ECモールでは売れなかった商品が自社ECで売れるなど、さまざまな成果が表れている。
──まずはレック株式会社様が手がけている事業について教えてください。
米田様:弊社は掃除用品や衛生用品などの製造販売を手がける総合家庭用品メーカーです。清掃用具の「激落ちくん」、防虫剤の「バルサン」、乳児用おしりふきの「水99.9%」、バス・キッチン用洗浄剤の「茂木和哉」といったブランドを中心に、1000種類以上の商品を取り扱っています。主な販路はドラッグストアやホームセンター、スーパーマーケットなどへの卸売りです。
──ECを始めた時期や、EC事業の現状について教えてください。
米田様:2005年に楽天市場へ出店し、EC事業を開始しました。当初は飲料や食品など一部の商品に限定し、「激落ちくん」など主力商品はオンラインでは販売していませんでした。
EC事業を本格的に始めたのは2015年です。Amazonへの卸売り(ベンダーセントラル)を開始し、楽天市場の2号店もオープン。その後はWowma!(現auPAYマーケット)など他のECモールに出店し、2020年10月には念願だった公式オンラインショップ(自社ECサイト)を開設しました。
現在運営しているネットショップは自社ECサイト、楽天市場2店舗、auPayマーケット、PayPayモール、Qoo10の合計6店舗です。EC事業は2015年から拡大基調にあり、EC売上高は直近5年で約10倍に増えました。
──「自社EC鉄則コンサルティング」をご契約いただいた経緯をお聞かせいただけますか?
猿谷様:自社ECサイトを運営するノウハウがなかったため、いつも.さんのコンサルティングを契約しました。
自社ECサイトをオープンしても、待っているだけではお客さまは来てくれません。自社ECサイトの集客や運営に必要な知識を学ぶため、いつも.さんのセミナーなどに参加して独学で勉強しましたが、それだけでは限界があると感じ、いつも.さんにご相談したというのが契約に至った経緯です。
──たくさんのコンサルティング会社の中から、いつも.の「自社EC鉄則コンサルティング」を選んでくださった決め手は、どのような点だったのでしょうか。
猿谷様:「自社EC鉄則コンサルティング」を契約すれば、自社ECサイトの運営に関する知見が社内に溜まり、ECチームのメンバーのスキルアップにつながると感じたからです。
「自社EC鉄則コンサルティング」は、毎月1回のミーティグでコンサルタントさんから課題を頂き、それを弊社で実行していくカリキュラムです。弊社に必要な施策を具体的に、優先順位をつけて指示していただけるため、施策を効率的に学ぶことができますし、施策を自分たちで実行することで生きたスキルが身につくと感じました。
米田様:弊社は人を育てることを重視していることもあり、仕事はできるだけ外注せず社内で行っています。「自社EC鉄則コンサルティング」は弊社の社風に合っていたと思います。
──「自社EC鉄則コンサルティング」ではどのような施策を教わり、実行してきましたか?
猿谷様:Googleアナリティクスの使い方やSEOの方法、特集ページの作り方など、まずはお店の土台作りとなる施策を教わりました。リスティング広告やGoogleショッピング広告の活用法も教わっています。
斎藤様:商品ページのデザインの改善案や、クーポンバナーのクリック率を高めるキャッチコピーの作り方など、売上アップに直結する施策もアドバイスしていただいています。
自社ECサイトの立ち上げが決まってからオープンまでの準備期間が短かったこともあり、オープン時点では商品を登録するだけで精一杯でした。「自社EC鉄則コンサルティング」を契約してから、自社ECサイトの運営に必要なことを基礎から教わり、理想のECサイトに向かって一歩ずつ改善を積み重ねています。
──「自社EC鉄則コンサルティング」を通じて店舗改善に取り組んだことで、どのような成果が表れていますか?
猿谷様:自社ECサイトの売上は好調なスタートを切り、売上高は月を追うごとに伸びています。「自社EC鉄則コンサルティング」を契約後3カ月で、自社ECの月商は約3倍に増えました。月商の目標金額を2021年の早い段階で達成できそうです。
米田様:「自社EC鉄則コンサルティング」を契約した成果は、売上高が伸びていることだけではありません。自社ECサイトでは、ECモールでは売れなかった商品やロングテールの商品が、まとめ買いされることもあります。弊社の商品をインターネットで探しているお客様のニーズの受け皿として、自社ECサイトが機能しています。
コンサルタントさんは、商品の訴求方法や商品ページの表現方法について、私たちが気づかなかった新しいアイデアを提供してくださることもあります。そういったアイデアを取り入れたことで、商品の魅力が伝わりやすくなり、ロングテールの商品の売上につながっていると思います。
──「自社EC鉄則コンサルティング」に対する率直な感想を、ぜひお聞かせください。
斎藤様:自社ECサイトの運用について疑問点が出てきたときに、チャットでコンサルタントさんに質問できるので安心です。また、コンサルタントさんが宿題(施策)のタスク管理まで行ってくださるので助かっています。
──最後に、EC事業の今後の抱負をお聞かせください。
米田様:弊社はメーカーとして、各ブランドのプレゼンスを高めるために自社ECサイトを活用していく方針です。オンラインとオフラインの融合も意識しながら、自社ECサイトを起点に情報発信を行い、会社全体の売上拡大につなげていきたいです。
公式オンラインショップを立ち上げたことで、商品やブランドの情報を発信しやすくなりました。同時に、レビュー機能などを活用することで、商品を愛用してくださっているお客様の声を直接聞くこともできます。今後は、お客様の声を商品開発やサービスに生かすなど、メーカーならではのEC事業を目指します。
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