健康食品
東京都
株式会社メタボリック 様
DtoC本部 担当部長 水口 正国 様
ダイエットサポートのサプリメントなどを販売している株式会社メタボリック(本社東京都)。
楽天市場店とAmazon店、自社ECサイトの運営をいつも.が総合的に支援し、EC事業の売上拡大につなげています。
いつも.との契約から約1年で楽天市場店の月商が昨対250%、Amazon店が同414%に拡大するなど大きな成果を上げている同社に、いつも.と契約してくださった経緯や、これまでの取り組みをうかがいました。
課 題
・ECモールで「やるべき施策」を知りたかった
・店舗運営の現場業務をアウトソースし、戦略を考える時間を確保したかった
・DtoCを事業の柱に育てるため、自社ECサイトの集客を強化したかった
対 策
・2021年9月に「いつも.式 楽天実践コンサルティングサービス」を契約
・2021年10月に「Amazonセラーページ&広告運用代行パック」を契約
・2022年11月に「リスティング広告運用代行」を契約
成 果
・店舗運営の現場業務をアウトソースしたことで、戦略を考える時間が増えた
・楽天市場店の月商が昨対250%、Amazon店は同414%に拡大
・EC売上がのびたことで、EC部門を増員して事業拡大を図るなど、好循環が生まれている
──株式会社メタボリック様の事業概要を教えてください。
水口様:弊社はダイエット関連のサプリメントを中心に、栄養補助食品や機能性表示食品などの企画・開発・販売を行っているメーカーです。今年で創業32周年を迎えました。
社名の「メタボリック」という言葉を直訳すると「新陳代謝」。創業以来、体の代謝を上げてダイエットをサポートする商品を中心に展開し、現在は美容・健康・滋養強壮のカテゴリにも商品ラインナップを広げました。主な販売チャネルは全国のドラッグストアへの卸売り。2015年からは新たな販売チャネルとしてECにも取り組んでいます。
──EC事業の現状について教えてください。
水口様:2015年に自社ECサイトを開設し、EC事業を開始しました。当時は実店舗を補完することが目的で、ドラッグストアが近くにないお客様や、実店舗で棚落ちした商品の購入を希望する方にご利用いただいていました。
その後、2020年3月に楽天市場とAmazonに出店し、ECモールでの展開を開始。2021年9月には「DtoC本部」を立ち上げ、EC事業を本格化しました。現在運営しているネットショップは自社ECサイト、楽天市場店、Amazon店の3店舗です。
──「いつも.式 楽天実践コンサルティングサービス」と「Amazonセラーページ&広告運用代行パック」をご契約いただいた経緯をお聞かせいただけますか?
水口様:楽天市場やAmazonなど、ECモールで「やるべき施策」を教わりたかったので、いつも.さんと契約しました。ECの売上を伸ばすには、やるべきことを徹底してやり切ることが重要だと思っています。現在のECモールで必要な施策とは、どのようなものか。それを知るために、日々ECモールの動向をチェックし、多くの成功事例をご存知のいつも.さんのコンサルティングを受けることにしました。
──「Amazonセラーページ&広告運用代行パック」では、ページ制作や検索対策、広告運用などを弊社にお任せいただいています。
水口様:「Amazonセラーページ&広告運用代行パック」を契約した理由の1つは、Amazon店の運営業務をいつも.さんにお任せすることで、「EC事業の戦略を考える時間」を増やしたかったこと。DtoC本部を立ち上げてから約1年間、楽天・Amazon・自社ECのフロントエンド業務を実質的に私1人で行っていたため、現場仕事にリソースの多くを奪われてしまい、EC事業全体の戦略を考える時間を十分に確保できていませんでした。
特にスポンサープロダクト広告のキーワードの見直しや単価調整は手間がかかるため、作業負担が大きかった。今はそれらの業務をいつも.さんが代行してくださるので大変助かっています。
弊社のEC事業は少人数でスタートしましたが、いつも.さんが店舗運営の裏側をサポートしてくださるので、私はAmazonで売れる商品を検討し、売り方を考えるなど、マーケティングの戦略立案に時間を割けるようになりました。
──ちなみに、たくさんのコンサルティング会社や運営代行会社の中から、いつも.を選んでくださった決め手は何だったのでしょうか?
水口様:私は前職で、いつも.さんのサービスを利用していたことがあり、サービスの内容や成果に満足していましたので、今回もいつも.さんと契約しました。
これまで、さまざまなコンサルティング会社や運営代行会社と契約してきた個人的な経験を踏まえても、いつも.さんのサービスは質が高いと感じています。コンサルティングや運営代行を依頼するなら、いつも.さんにお願いしようと決めていたので、今回契約する際も他社には声をかけていません。
────水口さんご自身は、EC業界に長く携わっているそうですね。
水口様:はい。私がECに初めて携わったのは2000年頃です。当時勤めていたヘアケア関連商品の会社で楽天市場店を運営していました。まだ楽天市場の出店数が50店舗ほどの時代。ECの黎明期で、ネットショップ運営に関する情報も少なく、手探りでEC運営について学んでいました。
その後は一時EC業界から離れたこともありますが、トータルで20年ほどEC業界に身を置いています。なお、私が株式会社メタボリックに入社したのは2018年。EC事業を担当するために入社し、現在はEC事業を統括しています。
──「いつも.式 楽天実践コンサルティングサービス」では、どのような施策を教わり、実行してきましたか?
水口様:最初に取り組んだのは、アクセスを増やすためのモール内検索対策です。例えば、商品ページのタイトルや説明文にどのキーワードを入れれば良いか教わり、実行しています。
その他には、転換率を上げるバナーの貼り方、単価を上げるセット商品の作り方、レビュー獲得の施策、動画コンテンツの作り方、楽天スーパーSALEの施策の打ち方なども教わりました。特にスーパーSALEやお買い物マラソン、スーパーDEALといったイベントごとの施策が成果を上げており、売上の山を作ることができています。
──そういった施策に取り組んできたことで、売上高にはどのような成果が表れていますか?
水口様:楽天市場店もAmazon店も、いつも.さんと契約する前と比べて売上高は大きく伸びました。例えば、2022年11月における楽天市場店の月商は前年同月比250%、Amazon店の月商の伸び率は414%でした。
EC事業の売上が大きく伸びたことで、2022年11月にはEC部門のスタッフを1人採用してさらなる事業拡大を図るなど、良い循環が生まれています。
──2022年11月から、自社ECサイトやブランドサイトの売上アップを目的とした「リスティング広告運用代行」もご契約いただいています。どのような経緯でご契約いただいたのでしょうか。
水口様:メーカーである以上、DtoCで軸となる自社ECサイトを伸ばしていくことが重要ですから、自社ECサイトやブランドサイトの集客を強化するために契約しました。
健康食品カテゴリのオンライン広告は競争が激しく、CPAが高騰しています。闇雲にネット広告を出稿すると収支は合いません。購入していただける確率が高く、かつ、LTVが長い見込み客にリーチすることが重要であり、そういったノウハウを期待して、いつも.さんにリスティング広告やリターゲティング広告の運用をお任せしています。
──今後は自社ECも強化していきたいと。
水口様:そうですね。ただし、ECモールで商品を買いたいというお客様もいらっしゃいますから、すべてのお客様を自社ECサイトに誘導したいとは思っていません。どのチャネルであれ商品が売れて、会社全体として適正な利益が確保できれば良いわけですから。
DtoCにおいては、自社ECサイトを軸にしながらも、EC事業の全体最適を考えてブランドの愛用者を増やしていくことが重要だと考えています。例えば、ブランドサイトを訪れたユーザーを購買に結びつけるために、ブランドサイトから自社ECサイトへの導線を太くするのはもちろんですが、ブランドサイトからECモールに誘導することも効果的かもしれません。
──現在、楽天市場店・Amazon店・自社ECサイトの3つの店舗をいつも.が支援しています。御社のEC事業を総合的に支援していることで、相乗効果を感じていることはありますか?
水口様:楽天市場で効果が高い広告キーワードをAmazonでも試すなど、成功事例を横展開することもありますので、そういった意味では相乗効果が期待できると思っています。
──いつも.への要望や、サービスへの率直な感想などがあればぜひお聞かせください。
水口様:今後は、弊社のEC事業全体をコンサルティングしていただけると、今まで以上にEC事業の全体最適が図れるのではないかと思っています。現在は楽天市場、Amazon、自社ECのそれぞれでサービスを契約していますが、例えば弊社のEC事業全体の予算を、どの店舗に優先的に投資すべきかを一緒に考えていただくなど、より踏み込んでアドバイスしていただけるとありがたいです。
──最後に、EC事業の展望をお聞かせください。
水口様:弊社は現在、ドラッグストアへの卸売りがメインであり、それに次ぐ販売チャネルとして中国向けの越境ECも伸びています。そして会社の三本目の柱として、国内のEC事業を育てていくことが目標です。
楽天市場店とAmazon店を引き続き伸ばしながら、今後はYahoo!ショッピングなど他モールへの出店も計画しています。そして、自社ECサイトの売上も伸ばすため、SNS広告やSNSアカウントの運用にも一層力を入れていきたいです。
弊社のEC事業は、まだまだ伸ばせると思っています。具体的な数値目標は、国内事業のEC化率を早期に30%まで引き上げること。目標達成に向けて、いつも.さんを頼りにしています。これからも力を貸してください。
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