株式会社きものブレイン 様
株式会社絹生活研究所 岡元豪平 様
シルクを原料に使用した化粧品やインナーウェアなどのブランド「Silk life lab.絹生活研究所」を2017年から展開している、株式会社きものブレイン(本社新潟県)。
EC事業を拡大する目的で2020年4月に楽天市場店へ出店した際、ページ制作のリソースを補うため、いつも.の制作代行サービス「SUGOUDE」を契約してくださいました。
商品の魅力が伝わるページを作り、買い物がしやすい回遊導線の構築に取り組んだ結果、オープン初年度から売上が伸び、2021年5月の月商が前年同月比約10倍に拡大するなど急成長を続けています。
「SUGOUDE」を契約してくださった経緯や、「SUGOUDE」を活用して取り組んできた施策とその成果について、株式会社きものブレインの100%子会社で、「Silk life lab.絹生活研究所」の事業を運営している株式会社絹生活研究所の岡元豪平様にお話をうかがいました。
■ 絹生活研究所様の事例
課題: EC事業を拡大するため楽天市場に出店することになったが、楽天市場店の立ち上げやページ制作に必要な社内リソースが不足していた。
対策:定額制の制作代行サービス「SUGOUDE」を2020年4月から契約。
成果:商品の魅力が伝わる商品ページを作り、買い物しやすい導線設計に取り組んだ結果、オープン初年度から売上を伸ばすことに成功した。リピーターが着実に増え、目標とする月商金額の早期達成が視野に入っている。
──「Silk life lab.絹生活研究所」について教えてください。
「Silk life lab.絹生活研究所」は、シルクを原材料に使用したスキンケア化粧品やインナーウェア、ヘアケアなどのブランドです。養蚕事業によって希少な「みどり繭」を生産し、繊維製品や化粧品、食品などの原材料に応用しています。商品は呉服店や小売店に卸売りしているほか、ECサイトや東京・上野の実店舗で直販を行っています。
親会社である株式会社きものブレインは、着物のアフターケアや丸洗い、縫製、撥水加工といった着物の総合加工事業を手がけています。「絹生活研究所・Silk life lab」は株式会社きものブレインの事業部の1つとして2017年に発足し、その後、2021年1月に事業分社化によって株式会社絹生活研究所を設立しました。
──ECを始めた時期や、EC事業の現状について教えてください。
2018年10月に自社ECサイトを立ち上げ、EC事業を開始しました。「Silk life lab.絹生活研究所」は新しいブランドであり、知名度がまだ高くありませんから、まずは1人でも多くのお客様に商品やブランドのことを知っていただくために、自社ECサイトを作りました。
そして2020年4月からは楽天市場にも出店しています。ブランドの認知度を高め、商品の販路を広げるには、膨大なユーザーがいる楽天市場にお店をオープンすることが得策だと判断しました。
現在運営しているネットショップは自社ECサイトと楽天市場店の2店舗です。
──いつも.の定額制の制作代行サービス「SUGOUDE」をご契約いただいた経緯をお聞かせいただけますか?
楽天市場に出店するにあたり、ページ制作のリソースとノウハウを補うために「SUGOUDE」を契約しました。
ネットショップを立ち上げる際は、多くの制作業務が発生します。また、楽天市場で売れるページを作るには、「楽天市場ならではのノウハウ」も必要です。それらのことを踏まえ、楽天市場における制作実績が豊富な、いつも.さんにサポートしていただくことにしました。
──たくさんの制作会社の中から「SUGOUDE」を選んでくださった決め手は、どのような点だったのでしょうか。
いつも.さんは楽天市場における制作の実績が豊富であることが、契約の決め手になりました。弊社のような中小規模のECサイトの新規立ち上げの実績も豊富だと伺いましたので、安心して制作をお任せできると思いました。
また、いつも.さんは制作代行サービスだけでなく、コンサルティングを行っていることも契約した理由の1つです。弊社はいつも.さんの「楽天鉄則コンサルティングサービス」も同時に契約しました。楽天市場における店舗運営の経験者が弊社にはいなかったため、お店作りの基礎を学びたかったんです。
コンサルティングから制作まで、ワンストップでサービスを受けられることも、いつも.さんの魅力だと思います。実際、売上を伸ばすためのページの作り方を「楽天鉄則コンサルティングサービス」で教わり、店舗の改善に必要な制作を「SUGOUDE」で依頼するなど、相乗効果がありました。
──「SUGOUDE」を活用し、どのようなコンテンツを制作してきましたか?
「SUGOUDE」では、楽天市場店のトップページや商品ページ、カテゴリーページなどを制作していただきました。画像やバナーは弊社で制作し、それらの素材をいつも.さんにお渡ししてページを作っていただく業務フローです。
また、楽天市場の管理画面でHTMLコードを修正したい場合に、技術的に弊社スタッフでは行うことが難しいものは、その都度いつも.さんに依頼しています。
──「SUGOUDE」を活用してページ改善に取り組んだことで、どのような成果が表れていますか?
オープン初年度から売上をしっかり作ることができました。特に、楽天市場店のページ制作が一巡した2020年12月以降は、売上が目に見えて伸びています。リピーターも着実に増え、広告費を増やさなくても売上が伸びています。現在は楽天市場店単体で利益もでています。
楽天市場に出店して約1年なので、売上高を前年と比較することにあまり意味はありませんが、例えば2021年5月の月商は前年同月比約10倍でした。2021年6月はさらに売上が伸び、過去最高月商を更新しています。
楽天市場における月商の目標金額を、年内にも達成できそうです。かなり高いハードルが目標なのですが、今は目標達成に向けて手応えを感じています。いつも.さんに制作をサポートしていただいたおかげで、スムーズにお店が立ち上がり、軌道に乗せることができました。
──「SUGOUDE」のサービスや、担当者に対する率直な感想をぜひお聞かせください。
「SUGOUDE」は制作物の質が高いですし、制作スタッフを自社で雇うことを考えれば、月額料金は安いと思います。また、いつも.さんの担当者さんは仕事が早く、チャットにも迅速に返信してくださるので仕事がスムーズに進みます。私の言葉足らずで依頼の意図が分かりにくいこともあると思うのですが、担当者さんはこちらの意図を汲んで、丁寧にコミュニケーションを取ってくださるので、とてもありがたいです。
──最後に、EC事業の今後の抱負をお聞かせください。
「Silk life lab.絹生活研究所」では現在、化粧品やインナーウェアを中心に、セットアイテムを含めて約30種類の商品を販売しています。今後は食品ジャンルの新商品を発売するなど、商品ラインナップを拡充する計画です。新商品の発売と並行して販促を強化していきます。
将来的には「Silk life lab.絹生活研究所」の海外展開も視野に入れています。いつも.さんは越境ECのワンストップサービスも手がけていますよね。弊社が海外展開する際は、ぜひ力を貸してください。
そして弊社グループは「Silk life lab.絹生活研究所」を通じ、新しい地域産業の創出を目指しています。シルクは、さまざまな可能性を秘めており、繊維だけでなく食品や化粧品、医療分野にも応用することが可能です。「みどり繭」を原材料として他社に供給する事業も行っており、すでに引き合いを複数いただいています。シルクの魅力を発信していくとともに、養蚕事業を根付かせ、地域経済の発展に貢献したいです。
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