株式会社八代目儀兵衛 様

EC担当者 様

お米ギフトの販売や飲食店経営などを手がけている株式会社八代目儀兵衛(本社京都府)。

2006年から運営している楽天市場店の成長を加速させるため、いつも.の「RPP広告運用代行サービス」を2020年7月から契約してくださっています。

契約後は広告のROAS(広告経由の売上高を、広告費で割った値)が契約前の約1.5倍にあたる2628%に上昇するなど、費用対効果の大幅な改善に成功しました。

そして、楽天市場店の年間広告費を約3割減らしたにもかかわらず、売上高が前年を上回り、店舗の収益性向上にもつながっています。

八代目儀兵衛様がいつも.と契約してくださった経緯や、広告運用の成果などについて、同社のEC担当者様にお話をうかがいました。

 

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■ 八代目儀兵衛様の事例

課題:自社ECやモールなど5つのネットショップを運営する中、EC事業の売上が伸びて業務量が増え、社内リソースが不足気味だったことから、広告運用業務の一部をアウトソーシングしたかった。

対策:いつも.の「RPP広告運用代行サービス」を2020年7月に契約、さらに「クーポンアドバンス広告運用代行サービス」を2021年1月に契約。

成果:広告のROASが契約前の約1.5倍の2628%に拡大し、費用対効果の大幅な改善に成功。楽天市場店の収益性向上にもつながっている。

「優れた広告運用ノウハウとデータを生かした運用を組み合わせたサービスであることが契約の決め手になりました」

──まずは八代目儀兵衛様の事業について教えてください。

弊社はお米ギフトの販売や飲食店経営などを手がけています。自社工場で精米したお米を飲食店や旅館、社員食堂、福祉施設などへ卸売りしているほか、自社ECサイトや楽天市場店など5つのネットショップを通じて一般消費者にも販売しています。飲食店事業では「米料亭 八代目儀兵衛」を京都祇園と東京銀座で運営しています。

米問屋の事業を開始したのは1925年です。約100年にわたり、お米に関連する商売を行ってきました。現在は生産者支援の一環で、お米の品評制度「お米番付」を主催しているほか、子どもたちを対象とした食育事業など、お米の普及や食文化の発展につながる活動も行なっています。

──ECを始めた時期や、EC事業の現状について教えてください。

2006年11月に自社ECサイトと楽天市場店をオープンし、EC事業を開始しました。それまではお米の卸売りのみを行っていましたが、より多くのお客様に弊社が厳選したお米を食べていただく機会を創出するため、インターネットを活用して商圏を全国に広げました。

現在自社で直接運営しているネットショップは自社ECサイト、楽天市場店、Amazon店、Yahoo!ショッピング店、dショッピング店の5店舗です。EC事業における店舗別構成比は自社ECサイトが約5割、楽天市場が約3割、その他が2割という内訳です。

ECサイトでは主にギフト商品を扱っています。出産内祝いや結婚内祝い、入園入学内祝い、香典返しなどの返礼品、お中元、お歳暮としてお買い求めいただくことも多いです。一部のECサイトを除いて熨斗や名入れ、ギフトラッピングなどのサービスを行っており、商品価格帯は1000円未満から5万円前後まで幅広い予算に対応しています。

なお、EC事業では在庫の作り置きを原則として行っていません。精米したてのお米を召し上がっていただきたいからです。受注に応じて出荷する分を自社工場で精米し、梱包して発送しています。

──いつも.の「RPP広告運用代行サービス」をご契約いただいた経緯を、お聞かせいただけますか?

自社ECやモールなど5つのネットショップを運営する中で、EC事業の売上が伸びて業務量が増え、社内リソースが不足気味だったことから、特に手間がかかっていたRPP広告の運用業務の一部をアウトソーシングすることにしました。

RPP広告の費用対効果を高めるには、商品ごとに入札単価やキーワードを設定し、こまめに効果検証を行うなど、非常に多くの手間がかかります。私はEC事業全体を管理しながら、5つのネットショップのマーケティングや広告運用を担当しているため、多岐にわたる業務を行う中でRPP広告の運用の負担が重くなっていました。そこで、楽天市場の広告の仕組みに詳しく、RPP広告の運用代行の実績も豊富な、いつも.さんに運用をお任せすることにしました。

──多くの広告運用代行会社の中から、いつも.の「RPP広告運用代行サービス」を選んでくださった決め手は、どのような点だったのでしょうか。

いつも.さんを選んだ理由は主に2つあります。

1つ目は、いつも.さんの広告運用ノウハウとデータ分析が優れていること。「RPP広告運用代行サービス」のデータ分析ノウハウは、非常に優れているという噂を契約以前から耳にしていました。ですから、一度は試してみたいと思っていたんです。

そして2つ目の理由は、いつも.さんは運用ツールに頼って広告を運用するのではなく、運用担当者が、各企業の商材や状況を踏まえた広告運用のノウハウもお持ちであることです。広告運用代行会社の中には、ツールによる運用に頼りきりで、キーワードなどを一度設定したら1カ月間はほったらかし、といったケースも珍しくありません。それでは広告の費用対効果が上がりにくいと個人的には思っています。

いつも.さんの「RPP広告運用代行サービス」は、優れた広告分析システムと、豊富な運用ノウハウを生かしながら、弊社の商材や状況を踏まえた運用を組み合わせたサービスであることが、契約の決め手になりました。

「購入の意欲が強いお客様に広告を出せるようになり、お客様の転換率が高まったことがROASの改善につながったのだと思います」

──「RPP広告運用代行サービス」を契約してからこれまで、どのように広告運用を行ってきましたか?

広告を出したい商品や、検索で狙いたいキーワードなどの要望をいつも.さんにお伝えし、広告経由の売上高やROASなどのKPIを、担当者さんと一緒に設定しています。広告の費用対効果は私もこまめにチェックしており、例えば、「○○のキーワードで、××の商品は売れていますか?」といった細かい質問も担当者さんに随時投げかけ、広告の効果を見ながら、商品の入れ替えや予算の調整などを行っていただいています。

──2021年1月からは「クーポンアドバンス広告運用代行サービス」もご契約いただいていますね。

クーポンアドバンス広告を上手く活用できていなかったので、いつも.さんに運用をお任せしました。
運用をお願いしてから3か月程度で費用対効果が見込めることが分かり、RPP広告と併せてクーポンアドバンス広告も運用していただいています。

──「RPP広告運用代行サービス」と「クーポンアドバンス広告運用代行サービス」を契約したことで、どのようなメリットを実感していますか?

キーワード設定や入札単価の調整など運用業務の一部を、いつも.さんに委託したことで、私は広告運用に関する作業量が減り、EC事業の戦略立案やマーケティングなど、優先順位の高い業務にリソースを割けるようになりました。

また、広告の費用対効果も大幅に改善しています。楽天市場店のROASは、いつも.さんと契約する直前は1768%でしたが、現在は約1.5倍の2628%に上昇しました。いつも.さんが上手く運用してくださっているので、買い物の意欲が強いお客様に広告を出せるようになり、お客様の転換率が高まったことがROASの改善につながったのだと思います。

「広告費を削減したにも関わらず、売上高が伸びたため、店舗の収益性が向上しています」

──いつも.のサービスに対する率直な感想を、ぜひお聞かせください。

楽天市場店のROASは以前から比較的高かったのに、さらに上昇したことに満足しています

広告の費用対効果が高まった要因として、いつも.さんの「楽天実践コサルティングサービス」を2020年4月から半年間、RPP広告の運用と並行して契約したことも影響していると思います。「楽天実践コンサルティングサービス」では、楽天の検索最適化や購入導線の改善、楽天スーパーSALE対策など、即効性があり優先順位の高い施策を具体的に教えていただきました。店舗の改善と、RPP広告の運用の改善を両輪で進めたことで、相乗効果が生まれたのではないでしょうか。

ちなみに直近1年間(2020年6月~2021年5月)における楽天市場店の広告費は、前年の同じ期間と比べて約30%削減しましたが、その期間中の楽天市場店の売上高は前年を上回りました。広告費を削減したにも関わらず、売上高が伸びたため、店舗の収益性が向上しています

──最後に、EC事業の今後の抱負をお聞かせください。

弊社のEC事業はギフト商品を軸に展開しています。これからも「大切な人に贈るお米」を安心してご注文いただけるように、商品開発やサービス向上に取り組んでいきたいです。特に現在は、新型コロナウイルスの影響もあり、対面で会えない人にギフトを贈りたいと思っている方も多いのではないでしょうか。弊社のお米を贈った方も、貰った方も、双方が笑顔になるようなサービスを、これからも提供し続けていきたいです。

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