進風株式会社
藤本 裕 様
北海道産の水産物の小売りや卸売りを手掛けている進風株式会社(本社北海道)。
2010年にネット通販事業を開始し、自社ECサイトを中心に多店舗展開で成長を続ける中、楽天市場店を強化するために「楽天鉄則コンサルティングサービス」を2018年10月にご契約いただきました。契約後は、検索対策によってスマホサイトのアクセス数が前年同月比10倍以上に増えるなど、劇的な成果を上げています。
「楽天鉄則コンサルティングサービス」を契約した理由や契約後に取り組んだこと、そして契約後の成果について、同社の藤本裕様にお話を伺いました。
課題:楽天市場内で店舗の露出を増やしたかったが、検索エンジン対策などの方法が分からなかった。
対策:2018年10月に「楽天鉄則コンサルティングサービス」を契約。
成果:契約2カ月目の2018年12月に、スマホサイトの月間アクセス数が前年同月比10倍以上に増え、楽天市場店の月商は同10%以上増加した。
――まずは、御社が手掛けている水産物のEC事業の概要について教えてください。
北海道の漁港や魚市場から仕入れた水産物を、オンラインショップで全国のお客さまに販売しています。水産物のネット通販を始めたのは2010年のこと。オンラインで食品を購入する消費者が増える中、新鮮な魚介類を全国の消費者にお届けするため、オンラインショップを開設しました。
現在運営しているネットショップは自社ECサイト、楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon、Yahoo!オークションの5店舗。取扱商品は季節によって異なりますが、冬季には、カニやホタテ、サケ、イクラなどが人気です。
――2018年10月に「楽天鉄則コンサルティングサービス」をご契約いただいた理由を、お聞かせいただけますか?
伸び代が大きい楽天市場店を強化するために、「楽天鉄則コンサルティングサービス」を契約しました。
楽天市場に出店してから約5年間、売上は着実に伸びていたものの、もっと伸ばせるはずという歯がゆい思いもありました。特に、2018年はモール内で店舗の露出が増えないことが課題だったんです。
楽天市場で売上を伸ばすには、まずは店舗が多くのユーザーの目に触れるようにしなくてはいけません。いつも.さんと契約する以前も、自分たちなりに商品ページの検索対策を行ったり、モール内で広告を出したりしたのですが、思うような効果が表われませんでした。行き詰まりを感じていた中で、その状況を打開するために、いつも.さんにご相談したのが契約のきっかけです。
――たくさんのコンサルティング会社がある中で、「楽天鉄則コンサルティングサービス」を選んでくださった決め手は、なんだったのでしょうか?
いくつかのコンサルティング会社を検討した結果、「楽天鉄則コンサルティングサービス」がもっとも効果がありそうだと思ったからです。成果を出すためのロジックが明瞭で、これなら楽天市場店の伸び悩みを解決できると感じたので、契約しました。
――「楽天鉄則コンサルティングサービス」では、どのような施策に取り組んでいるのでしょうか?
最初に取り組んだのは、露出を増やすための検索エンジン対策です。楽天市場で検索されやすいキーワードを教えていただき、商品名や商品説明文など適切な場所に入れました。
次に取り組んだのは、サムネイルをクリックされやすい画像に改善すること。商品ページが検索結果の上位に表示されても、クリックされなければ意味がありません。楽天市場でクリックされやすいサムネイルの特徴を、いつも.さんから教わり、画像を改善しました。
そして今、力を入れているのが、商品の魅力を伝えるコンテンツを拡充することと、商品ページの導線改善です。商品ページを訪れたお客さまの転換率アップを図っています。
商品ページの改善においては、スマホサイトのデザインやコンテンツを大幅に見直しました。以前はPCを中心に店舗運営を行なっていたため、正直、スマホページは手薄でした。でも、現在のEC市場では、スマホサイトの重要性がPCを上回っているとみて間違いありません。いつも. さんからスマホサイトの改善方法を教わり、スマホファーストの店舗運営へと移行しています。
――そういった施策に取り組んだ結果、どのような成果が表れましたか?
契約して2カ月目の2018年11月以降、楽天市場店の月商は昨対10~20%増で推移しています。
売上が伸びた要因の1つは、アクセス数が急増したこと。特にスマホサイトの月間アクセス数は、前年同月比で10倍以上に増えました。
「楽天鉄則コンサルティングサービス」は、弊社に必要な項目をいつも.さんが選定し、優先順位をつけてくださるので、やるべきことが明確になります。そして、タスク管理や振り返りを行なっていただけるので、毎月施策を実行しやすいです。
――「楽天鉄則コンサルティングサービス」で特に効果を実感していることがあれば、教えてください。
スマホサイトの改善点をアドバイスしていただけたことが、本当に良かったです。楽天市場は今や流通額の約7割がスマホ経由。もしスマホ対策がこれ以上遅れていたら、莫大な機会損失が発生していたでしょう。今ではスマホサイトの売上がPCを逆転しています。
また、楽天市場で店舗の露出が増えたことに引っ張られる形で、他のモールの売上が伸びる現象も生まれています。Amazonなど他のモールで、それまで売れていなかった商品の注文が定期的に入るようになってきたんです。推測ですが、楽天市場で弊社のことを知ってくださったお客さまが、他のモールで指名検索を行なっているのではないでしょうか。いずれにせよ、良い相乗効果が生まれていると思います。
――いつも. への要望や、「楽天鉄則コンサルティングサービス」に対する率直な感想があれば、お聞かせください。
要望は特にありません。今は、弊社が、いつも.さんから教わったことをしっかり実行していかなくてはいけない段階ですから。
いつも.さんのことを全面的に信頼していますので、さらに売上を伸ばせるよう、今後も弊社のEC事業をサポートしてください。
――最後に、御社のEC事業の今後の展望を教えてください。
水産物のEC事業をさらに成長させるため、1年を通じてECの在庫を安定確保することを、2019年の重要施策と位置付けています。楽天市場店の注文件数がどんどん増えているため、今後は在庫切れが成長のボトルネックになりかねません。季節ごとのニーズの波を踏まえ、年間の販売計画を精緻に策定することで、消費者のニーズにしっかり応えていきたいです。
また、弊社は水産物のEC事業とは別に、青汁など健康食品のネット通販も行なっています。いつも.さんから教わった施策やノウハウの中には、健康食品事業に横展開できるものもあると思います。「楽天鉄則コンサルティングサービス」で学んだ知識やスキルを生かし、全社的なEC事業の強化・拡大にも取り組んでいきたいです。
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