食品メーカー

兵庫県

日本製麻株式会社 様

村山 様、渡邊 様

国産パスタとレトルトソースの製造販売を手がけている日本製麻株式会社(本社兵庫県)。

「楽天鉄則コンサルティングサービス」を契約した2021年6月以降、楽天市場店の月商が10カ月連続で前年同月を上回るなど、大きな成果をあげています。

いつも.と契約してくださった理由や、これまで取り組んできた施策などについてうかがいました。

課 題

・ECビジネスに関する知見が社内に蓄積されておらず、手探りで店舗を運営していた
・楽天市場における成長戦略を描けていなかった
・売上拡大につながる施策が分からなかった

対 策

・「楽天鉄則コンサルティングサービス」を2021年6月に契約
・楽天市場の基本的な仕組みや、売上を伸ばす方法論を教わった
・検索対策やイベント対策、RPP広告の運用改善などを実施

結 果

・契約後10カ月連続で月商が前年同月比プラス
・2022年3月の月商は前年同月比約140%、過去最高月商を更新
・レビュー投稿数が契約前の約3倍に増加

「楽天市場での売り方を自分たちだけで試行錯誤するよりも、外部の専門家の力をお借りした方が得策だと判断し、コンサルティングで有名ないつも.さんと契約しました」

──まずは、日本製麻株式会社様が手がけている事業について教えてください。

村山様:弊社はパスタやレトルトソースの製造販売を行っている「食品事業」、包装資材を販売する「産業資材事業」、自動車用マットなどを製造している「マット事業」を手がけています。

今回お話しする「食品事業」では、日本最古の国産パスタと言われる「ボルカノ・スパゲッチ」や、パスタソース、カレー、スープといったレトルト食品の製造販売を行っています。家庭用から業務用まで取り扱っており、家庭用製品は問屋を通じてGMSや食品スーパーなどで販売しています。

──EC事業の現状について教えてください。

渡邊様:楽天市場店とAmazon店、Yahoo!ショッピング店の合計3店舗を運営しています。食品通販の需要が高まっていることを受け、全国のお客様に気軽に商品を楽しんでいただけるように、約3年前にEC事業を本格的に開始しました。現在、EC事業の売上の中心は楽天市場です。

「ボルカノ・スパゲッチ」というブランドの知名度を高めていくこともEC事業の役割です。ECサイトは商品を販売するだけでなく、商品の魅力を1人でも多くの方に知っていただくためのチャネルと位置付けています。

──「楽天鉄則コンサルティングサービス」を契約してくださった経緯をお聞かせいただけますか?

村山様:ECサイトの運営に関する知見が社内に蓄積されていなかったため、ECの知識や施策を学ぶために契約しました。

いつも.さんと契約する以前は、売上を伸ばすための効果的な施策が分からず、手探りでECサイトを運営していました。また、ECサイトで使用する画像の制作や、ECの受発注業務といった日々の仕事に追われ、長期的な成長戦略を描けていないことも課題でした。

出店者同士の競争が激しい楽天市場で、売上を伸ばし続けるのは簡単ではありません。楽天市場での売り方を自分たちだけで試行錯誤するよりも、外部の専門家の力をお借りした方が得策だと判断し、コンサルティングで有名ないつも.さんと契約しました。

「サムネイルの見栄えは以前と比べて格段に良くなり、クリック数も増加しています。レビュー投稿数は契約前の約3倍に増えました」

──たくさんのコンサルティング会社の中から、いつも.を選んでくださった決め手は何だったのでしょうか?

村山様:いつも.さんを選んだ理由は、主に2つあります。

1つ目は、いつも.さんはEC運営の知見と実績が豊富なことです。私は、いつも.さんが執筆した書籍を数冊読んだことがあるのですが、その内容はとても分かりやすく、売上を伸ばす施策も具体的に書かれていたことが印象的でした。知見や実績がある会社さんだと以前から感じていたので、コンサルティング会社を探す際にご相談しました。

そして2つ目の理由は、契約前の商談で営業担当者さんが、弊社が抱えている課題を的確に指摘した上で、解決への道筋を示してくださったことです。契約前にもかかわらず、弊社がやるべきことを分かりやすく丁寧に説明してくださいました。「楽天鉄則コンサルティングサービス」を契約した後の売上高シミュレーションも見せていただいたので、契約後のロードマップをイメージしやすかったです。

──「楽天鉄則コンサルティングサービス」では、どのような施策を教わり、実行してきましたか?


村山様:まずは楽天市場の仕組みや、売上を伸ばすための方法論を教えていただきました。その後は検索対策やイベント対策、レビュー施策、クーポン活用など、さまざまな施策を教わり、実行しています。

店舗改善で最初に取り組んだのは検索対策です。キーワード検索で商品がヒットしやすいように商品名などを改善しました。キーワード対策と並行してサムネイルも改善していきました。例えば、売れ筋商品の「ローマン・スパゲッチ 2.2mm」という太麺パスタのサムネイルは、以前は袋に入った状態の商品写真を白抜きで使用していたのですが、いつも.さんからのアドバイスを踏まえて調理後の写真に変更しました。また、メーカー直販であることを示す「公式」という文字もサムネイルに記載するようにしています。こうした取り組みによってサムネイルの見栄えは以前と比べて格段に良くなり、クリック数も増加しました。

──楽天スーパーSALEやお買い物マラソンなど、イベントにも力を入れるようになったそうですね。

村山様:はい。イベント専用のクーポンを発行したり、事前に告知メルマガを送付したりして集客強化を図っています。いつも.さんから教わった施策の1つは、クーポンの種類を増やすこと。以前は300円クーポンのみだったのですが、現在は購入金額に応じて300〜2000円のクーポンを発行しています。その結果、客単価が向上し、クーポンの発行コストを差し引いても利益の拡大につながりました。

クーポンを発行すると利益が削られるという印象があったのですが、適切な方法で運用すれば利益が増えることを、いつも.さんから教えていただきました。

「楽天鉄則コンサルティングサービスを契約してから、すべての月の売上高が前年同月を上回っています。「手探りの状態の店舗」から「楽天市場らしい店舗」に育ってきた実感があります」

──そういった施策に取り組んだことで、業績にはどのような変化がありましたか?


村山様:「楽天鉄則コンサルティングサービス」を契約してから、すべての月の売上高が前年同月を上回っています(※取材を実施した2022年4月上旬時点)。2022年3月は楽天スーパーSALEの売上が好調で、月間売上高は前年同月比約140%となり、過去最高月商を更新することができました。

いつも.さんからさまざまなアドバイスをいただいた効果もあり、パスタのランキングで1位を獲得することができました。契約前の「手探りの状態の店舗」から「楽天市場らしい店舗」に育ってきた実感があります。

また、いつも.さんに運用していただいているRPP広告の効果も実感しています。以前は検索してもなかなか検索上位に上がってこなかった弊社の商品が、高い確率で上位に表示されるようになりました。

渡邊様:レビューを投稿してくださったお客様に送料無料クーポンを発行するなど、レビュー投稿を促進する施策も実施したことで、1カ月あたりのレビュー投稿数は契約前の約3倍に増えました。レビューが増えたことはお店の信頼向上につながっているほか、お客様の意見を把握することにも役立っています。弊社は問屋への卸売りがメインで、エンドユーザーの声を聞く機会が少ないため、ECサイトのレビューは貴重な情報です。

──いつも.へのご要望があれば、ぜひお聞かせください。

村山様:SNS運用に関するサービスがあれば、利用してみたいです。「ボルカノ・スパゲッチ」のブランド認知度を高めるためにInstagramやTwitterなどの運用にも取り組んでいるのですが、投稿に対する反応が少なかったり、購入に直接繋がらなかったりといった課題もあります。いつも.さんのご経験をもとに、ECの売上につながるSNSの活用方法についても教えていただけたら嬉しいです。

──最後に、EC事業の展望をお聞かせください。


村山様: ECの売上をさらに伸ばすとともに、ブランドの認知拡大を図っていくことが今後の目標です。弊社は昔から問屋向けの卸売りを軸としていますが、消費者に直接商品をお届けできるBtoCのチャネルが広がってきた今、全国の消費者に「ボルカノ・スパゲッチ」というブランドを知っていただくためにもEC事業をより強化していく必要があると感じています。いつも.さんから教えていただいたことを日々実行し、商品の魅力を発信していきたいです。

渡邊様:今後はECのギフト商品にも力を入れたいと考えています。楽天市場ではギフトの市場規模がとても大きいと、いつも.さんから教えていただきました。ギフトとしてもお買い求めいただける商品を取りそろえ、ギフトラッピングなどのサービスも充実させていきたいです。

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