インテリア
東京都
河淳株式会社 様
渡邉 陽平 様（写真右）
藤田 大介 様（写真左）
ライフスタイルショップ「KEYUCA（ケユカ）」を展開している河淳株式会社（本社東京都）。
いつも．のコンサルティングと運営代行サービスを2019年9月にご契約いただき、楽天市場店の月間売上高が3年で約3倍に増えるなど大きな成果をあげています。
契約までの経緯や、これまでの取り組みと施策の成果をうかがいました。
課 題
・ECサイト運営の知見が社内に十分蓄積されておらず、売上を伸ばす施策を試行錯誤していた
・EC事業の拡大に伴い、ECサイト運営の人手不足が課題だった
・ECの事業の成長速度を加速させるため、ページ制作のスピードを上げたかった
対 策
・2019年9月にコンサルティングサービスを契約（自社EC・楽天市場・Amazon）
・2019年9月に運営代行サービスを契約（自社EC・楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング）
・EC事業の戦略、ページ改善の方法、販促施策、CRM施策などをいつも．から教わり、実行している
結 果
・楽天市場店の月間売上高が、いつも．と契約する以前（3年前）と比べて約3倍に拡大
・EC事業全体の売上高も拡大を続けている
「ECの売上をさらに伸ばすために、サイト運営に関する知見を教わりたかったので、いつも．さんのコンサルティングを契約しました」
──まずは、河淳株式会社様が手がけている事業について教えてください。
渡邉様：弊社は流通小売業の店舗プロデュースや、小売店、ホテル、病院、マンションなどで使用する什器・備品・家具・建築装飾金物などの製造販売を行っています。1974年の創業以来、お客様のニーズに応えるモノづくりに取り組んできました。商品の企画からデザイン、製造、販売、品質管理、物流までのプロセスにおいて、国内外で最適な調達を行うグローバルソーシング体制を構築しています。
2000年には消費者向けブランド「KEYUCA（ケユカ）」を立ち上げました。「ケユカ」はインテリアや家具、日用雑貨、キッチン用品、衣類、服飾雑貨などを取りそろえたブランドで、企画から開発、設計、製造、小売りまでワンストップで行っています。
「ケユカ」の店舗数は2022年4月時点で63店舗。首都圏や関西、東海といった人口が比較的多い地域で店舗を増やしてきました。今後は店舗の全国展開も見据え、出店エリアを順次拡大していく計画です。
──「ケユカ」のECを開始した時期や、EC事業の現状について教えてください。
藤田様：ECを開始したのは2009年です。最初にYahoo!ショッピングへ出店し、2012年に楽天市場、2014年に自社ECサイト、2019年にAmazonという順番でネットショップを開設しました。現在、売上がもっとも大きいのは楽天市場で、次いで自社ECサイトです。
EC事業は当初、実店舗を補完する役割が強かったのですが、現在は重要な販売チャネルの1つと捉え、積極的に売上拡大を図っています。
──いつも．とご契約いただいた経緯をお聞かせいただけますか？
藤田様：ECの売上をさらに伸ばすために、サイト運営に関する知見を教わりたかったので、いつも．さんのコンサルティングを契約しました。
弊社はモノづくりを得意とし、実店舗での販売に関する知見も持っていますが、いつも．さんと契約する以前は、オンラインショップの運営についての知見は十分に蓄積されていませんでした。売上を伸ばすにはどのような施策を打てば良いか、試行錯誤している状態だったんです。
当時からEC事業の売上は伸びていましたが、成長速度をさらに上げるには専門家にご支援いただくことが必要だと判断し、いつも．さんに相談したというのが契約までの経緯です。
また、EC事業が拡大するにつれ、EC事業の人手不足も課題でした。弊社は毎週10~20種類の新商品を発売しています。ECサイトは実店舗の広告塔の役割もありますから、実店舗の販売スケジュールに合わせて新商品をアップしなくてはいけません。次々と発売される新商品のささげ（撮影・採寸・原稿）やページ制作のリソースを補うために、いつも．さんの運営代行サービスも契約しました。
「いつも．さんは施策の優先順位も含めて、やるべきことを具体的に助言してくださるので施策を実行しやすいです」
──たくさんのコンサルティング会社や運営代行会社の中から、いつも．を選んでくださった決め手は何だったのでしょうか？
藤田様：いつも．さんの総合力が決め手になりました。いつも．さんはEC事業のコンサルティングから運営代行、制作までワンストップで対応してくださいます。しかも、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングといった各プラットフォームの運営にも精通しています。EC事業全般についてお任せできることが、いつも．さんと契約した理由です。
──コンサルティングサービスではこれまで、どのような施策を教わり、実行してきましたか？
藤田様：例えば楽天市場では、検索対策やページ改善、広告運用、セール対策など、売上拡大につながるさまざまな施策を教わり、実行してきました。いつも．さんは施策の優先順位も含めて、やるべきことを具体的に助言してくださるので施策を実行しやすいです。
──運営代行サービスでは、どのような業務を委託していますか？
藤田様：ECサイトの商品登録やページ制作、キーワード対策といった、実際に手を動かす業務の一部をお任せしています。いつも．さんと契約する以前の課題だったリソース不足も解消されました。また、いつも．さんは制作スタッフの在籍人数が多く、たくさんの制作物を素早く納品していただけるので助かっています。
「EC売上高をここまで大きく伸ばすことができたのは、いつも．さんのコンサルティングを受けているからだと思っています」
──そういった施策に取り組んだことで、どのような成果が表れていますか？
藤田様：EC事業全体の売上高も拡大を続けています。特に、EC事業の主力店舗である楽天市場店の月間売上高は、いつも．さんと契約する以前（2019年）と比べて約3倍に増えました。売上高の具体的な数字はお伝えできませんが、楽天市場の日用雑貨やキッチン用品などのカテゴリにおいて、それなりの存在感を示せる規模まで成長できたと感じています。
いつも．さんと契約したことで、EC事業の戦略を体系的に考えて施策を打つことができるようになりました。EC売上高をここまで大きく伸ばすことができたのは、いつも．さんのコンサルティングを受けているからだと思っています。
──EC事業の展望をお聞かせください。
藤田様：商品の実物を見なくても、商品の魅力がしっかり伝わるECサイトを作ることが目標です。商品の大きさや素材、重さ、手触り、質感、生地の厚み、使い勝手など、お客様が知りたい情報を充実させ、実物を見なくても買っていただけるECサイトを作ることが、一つの到達点だと考えています。
また、商品の使い方を解説する動画など、コンテンツをより充実させ、「ケユカ」の実店舗で買い物をするお客様にも有益な情報をECサイトで発信していきます。店頭に陳列されている商品の中には、ビニールなどのパッケージに入っているものもあり、実物の使用感を試せないものもあります。そういった商品の使い方などをECサイトで説明し、購買意欲を喚起するなど、実店舗の販売を支援する役割も担いたいです。
渡邉様：ケユカ事業部のEC比率は現在約20%です。近い将来、25%程度まで引き上げたいと考えています。そのためにはECを意識した商品開発をさらに強化するとともに、実店舗とECサイトのデータ連携など会社全体としての体制構築を進めることも必要でしょう。
「ケユカ」をさらに飛躍させるには、実店舗とECの両方を伸ばしていくことが重要だと考えています。お客様が足を運びやすい場所に実店舗を作ること。そして、持ち帰りが大変な商品などはオンラインでも購入していただけるように、ECサイトをより便利に改善していくこと。そういった取り組みを積み重ねることで、購入チャネルの選択肢を増やし、お客様に買い物を楽しんでいただける環境を作っていきたいです。
河淳株式会社 様に
ご利用頂いているサービスはこちら
