音響機器

神奈川県

株式会社JVCケンウッド 様

松尾 様(写真右)
佐藤 様(写真左)

スピーカーやヘッドホン、ビデオカメラ、カーナビ、ドライブレコーダーなど、音響機器や映像機器の製造販売を手掛けている株式会社JVCケンウッド(本社神奈川県)。

楽天市場における集客を強化するため、いつも.の「RPP広告運用代行サービス」を2020年11月から契約してくださっています。

契約後は楽天市場店のコンバージョン率(CVR)が1ポイント向上するなど、さまざまな成果をあげている同社に、いつも.と契約してくださった経緯やこれまでの取り組みをうかがいました。

課 題

・楽天市場店が成長の踊り場を迎えていた
・RPP広告の運用経験がなく、成果を出す運用のコツが分からなかった
・リソース不足で広告運用業務まで手が回らなかった

対 策

・2020年11月に「RPP運用代行サービス」を契約
・広告のキーワード選定や単価調整といった運用業務をいつも.に委託
・新商品の発売に合わせて広告商品をタイムリーに入れ替えるなど、きめ細かい運用を実施

結 果

・楽天市場店のCVRが1ポイント向上
・大幅な値引きやポイント還元を行わなくても商品が売れるようになり、値崩れを防ぐことができている

「RPP広告を運用したことがなく、成果を出すコツが分からなかったことから、楽天市場の広告に精通しているいつも.さんにRPP広告の運用をお任せすることにしました」

「楽天市場店のCVRが1ポイント向上。RPP広告で購入意欲の高いお客様にリーチできています」

──株式会社JVCケンウッド様が手がけている事業について教えてください。

松尾様:弊社は「音」と「映像」に関わるさまざまな製品を製造しているメーカーです。スピーカーやヘッドホン、イヤホンといった音響機器のほか、ビデオカメラやプロジェクターといった映像機器、カーナビやドライブレコーダーなどのカー用品、さらには無線機器、医療用モニター、駅のホームで使われるスピーカーまで、個人向け・法人向けを問わず多彩な商品を展開しています。なお2008年に日本ビクターとケンウッドが統合し、現在の経営体制に移行しました。

──個人向けの商品は、どのような流通経路で販売しているのでしょうか。

松尾様:家電量販店やホームセンター、カー用品専門店、オーディオ専門店などへの卸売りが売上高の大半を占めています。

──ECを開始した時期や、EC事業の現状について教えてください。

松尾様:ECを本格的に開始したのは2016年12月です。オンラインショップを通じて商品をより多くの方に知っていただくとともに、エンドユーザーの声を直接聞き、マーケットのニーズを把握するために自社ECサイトを立ち上げました。

当初は個人向けのヘッドホンやイヤホンを中心に販売していましたが、2021年7月に自社ECサイトを現在の「JVCケンウッドストア」にリニューアルし、掲載商品やサービスを大幅に拡充しました。法人向け商品の取り扱いも開始し、現在は約800品目を販売しています。

自社ECサイト以外では、2017年に楽天市場とAmazon、2018年にはYahoo!ショッピング(現在はPayPayモール)に出店しました。自社ECサイトとECモールを合わせて4つのネットショップを運営しています。

──いつも.の「RPP広告運用代行サービス」をご契約いただいた経緯をお聞かせいただけますか?

松尾様:楽天市場店が成長の踊り場を迎えていたことから、集客を強化するためにRPP広告を運用することにしました。ただ、弊社はそれまでRPP広告を運用したことがなく、成果を出すコツが分からなかったことから、楽天市場の広告に精通しているいつも.さんにRPP広告の運用をお任せすることにしたというのが経緯です。

弊社は2020年に販売戦略を見直し、楽天市場で販売する商品を大幅に絞り込みました。その影響をカバーするためにRPP広告を運用して集客を強化することにしたんです。ただ、RPP広告の運用経験がない私が手探りで運用すると、成果が出せずに広告費の無駄になりかねません。また、弊社のEC事業部は少人数体制ということもあり、RPP広告の運用業務に多くの時間を割くことは難しいのが実情でした。そういった課題を解決するために「RPP広告運用代行サービス」を契約しました。

「いつも.さんは楽天市場の広告運用に関する知見を持ち、実績が豊富であることが契約の決め手になりました。」

──たくさんの運営代行会社の中から、いつも.を選んでくださった決め手は何だったのでしょうか?

松尾様:いつも.さんは楽天市場の広告運用に関する知見を持ち、実績が豊富であることが契約の決め手になりました。また、いつも.さんは国内外のEC市場の最新トレンドに精通し、他社の動向も含めて幅広い知見をお持ちです。そういった点も、いつも.さんを選んだ理由の1つです。

いつも.さんとのお付き合いは、2017年にいつも.さんの短期講座を受講したことからはじまりました。楽天スーパーSALE対策をテーマとしたその講座は、ECの経験が浅かった私にも理解しやすく、大変勉強になるものでした。

そして、教わった施策を実施したところ、受講直後の楽天スーパーセールで売上が大きく跳ねたんです。それまで感じたことのない手応えを得ることができました。そういった成功体験もありましたので、RPP広告の運用についてもいつも.さんにお願いしました。

──「RPP広告運営代行サービス」では、どのような業務を委託していますか?

佐藤様:キーワードの選定や入札単価の調整、広告商品の入れ替えといった運用業務全般をいつも.さんにお任せしています。弊社側では広告予算やROAS目標を決定し、シーズンごとの注力商品なども選定した上で、毎月のミーティングで広告運用の方針をいつも.さんとすり合わせしています。

ミーティングでは広告効果に関するレポートも出していただき、その結果を踏まえて次月の改善案をいつも.さんと一緒に検討しています。現在、RPP広告のROASは当初の想定を上回っており、うまく運用してくださっていることに感謝しています。

「いつも.さんはRPP広告のキーワードを的確に選び、細かくメンテナンスしてくださっているので、購入意欲の高いお客様に広告を表示できているのだと思います」

──そういった施策に取り組んだことで、業績にはどのような成果が表れていますか?

松尾様:楽天市場店におけるコンバージョン率(訪問者の購入率)が契約以前と比べて約1ポイント向上しました。いつも.さんはRPP広告のキーワードを的確に選び、細かくメンテナンスしてくださるので、購入意欲の高いお客様に広告を表示できているのだと思います。

佐藤様:楽天市場でのサイト運営を進めている中で感じるのは、価格が他のショップ様よりも高い商品でも購入頂ける事が増えてきたことです。これは、ショップとしての信頼度が上がったことと、いつも.さんの「RPP広告運営代行サービス」で適切なお客様へ効果的に商品をご紹介できていることが要因だと考えております。弊社はメーカーのためあまり大きな値引きをして販売するようなことはできませんので、これは大変大きな成果だと思います。

──最後に、EC事業の展望をお聞かせください。

松尾様:オーディオ機器やカー用品などの流通はかつてと様変わりし、メーカーである弊社もDtoCに取り組むことが求められる時代になりました。弊社のEC事業は単純に商品を売るだけでなく、エンドユーザーとのつながりを創出し、マーケットのニーズを把握することを重視しています。ECを通じてお客様と長期的なつながりを構築し、リカーリングモデルのような新しいビジネスの展開へとつなげていきたいです。

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