生花

群馬県

株式会社花助

代表取締役 小林 新一 様

贈答用の生花のオンライン販売を手がけている株式会社花助(本社群馬県)。

2021年8月から「自社EC鉄則コンサルティング」をご契約いただき、自社ECサイトの検索エンジン対策やページ改善などに注力した結果、2022年11月の自社EC売上高が前年同月比128%に拡大するなど業績を伸ばしています。

いつも.と契約してくださった経緯や、これまでの取り組みについて、同社の小林社長にお話をうかがいました。

自社ECの月商が昨対128%!検索対策やページ改善などの効果で売上が伸びています_image_01

課 題

・自社ECサイトの売上成長率をさらに高めたかった
・自社ECの売上を伸ばすために必要なWebマーケティングの知見を身に付けたかった
・実行すべき施策のリストアップと、その優先順位の整理を専門家に依頼したかった

対 策

・2021年8月に「自社EC鉄則コンサルティング」を契約
・検索エンジン対策、ページの導線改善、メルマガ施策などを実施
・リスティング広告のキーワードを改善し、ターゲット層へのリーチを拡大

成 果

・自社ECサイトの月商が前年同月比128%(2022年11月実績)
・検索エンジン経由のオーガニック流入数が前年同月比125%(2022年11月実績)
・メルマガ経由の売上高が前年同月比358%(2022年11月実績)

「自社ECサイトの売上を伸ばすために必要なWebマーケティングの知見を身に付けたかったので、その道のプロであるいつも.さんと契約しました。」

──株式会社花助様の事業について教えてください。

小林様:弊社の事業を一言で表現すれば「贈答用の生花のオンライン販売」になりますが、そのビジネスモデルは一般的な花屋とは異なります。お客様の用途に合わせて最適な花屋を、その都度厳選し、花贈りをトータルサポートする「フラワーコンシェルジュサービス」を提供しています。

具体的には、インターネットでお客様から注文を受け、提携している生花店から、お客様のご要望に合った商品をお届けします。提携先は約130店舗。生花の品質やサービスが優れた花屋を厳選し、独自のフラワーネットワークを構築しました。

現在は法人と個人のお客様が、およそ半々。法人のお客様は開店祝いや開業祝い、移転祝いといった、お祝いごとでのご注文が中心です。個人の顧客様は、誕生日や結婚祝いといった贈答用にご利用いただいているほか、アイドルグループのコンサート会場にメッセージ付きの花束を贈るなど、いわゆる「推し活」のご注文も伸びています。

──ECを開始した時期や、EC事業の現状について教えてください。

小林様:2008年に自社ECサイトを開設し、2009年から楽天市場、2014年からYahoo!ショッピングにも出店しています。

売上構成比は自社ECと楽天市場が、それぞれ50%弱。以前は楽天市場店の売上高がもっとも大きかったのですが、近年は自社ECの成長率が高く、今後は自社ECを軸にEC事業を拡大していく方針です。

──「自社EC鉄則コンサルティング」をご契約いただいた経緯をお聞かせいただけますか?

小林様:自社ECサイトの売上を伸ばすために必要なWebマーケティングの知見を身に付けたかったので、その道のプロであるいつも.さんと契約しました。また、自社ECサイトの売上を伸ばすには何をするべきか。また、どの順番で実行すれば良いか。そういった「必要な施策のリストアップ」や「実行する優先順位」についても教わりたいと思いました。

いつも.さんと契約する以前から、自社ECサイトの売上は伸びていたものの、ビジネスモデルのポテンシャルを考えれば「成長速度をもっと上げられるはずだ」という歯痒い気持ちもあったんです。

しかし、自社ECサイトの集客でよく行われる検索エンジン対策やオンライン広告の運用は、専門性が高く、知識やスキルが求められます。自社ECのマーケットはトレンドの変化が激しいため、最新の知識にキャッチアップするのも簡単ではありません。、競争が激しいEC市場を勝ち抜くには、その道のプロから知見を教わる必要がある。そう判断し、「自社EC鉄則コンサルティング」を契約しました。

──たくさんのコンサルティング会社の中から、いつも.を選んでくださった決め手は何だったのでしょうか?

小林様:直接のきっかけは、2019年にいつも.さんが開催したカンファレンスに参加したことです。東京・有楽町で開催された大規模なカンファレンスで、いつも.さんの経営陣やコンサルタントさんが国内外のEC市場動向について解説してくださったほか、EC事業者さんの成功事例も多数紹介するなど、とても充実した内容だったことを覚えています。弊社が知らないECの知見を、いつも.さんは豊富にお持ちだと感じました。

当時の私は、自社ECサイトをテコ入れしなくてはいけないと頭では分かっていたもののも、リソース不足などもあり、具体的に動けていないことに忸怩(じくじ)たる思いもありました。そういった中で、いつも.さんとの出会いが一歩を踏み出す後押しになりました。

「検索対策によってアクセス数が増え、メルマガ経由の売上高も大きく伸びました」

──「自社EC鉄則コンサルティング」では、どのような施策を教わり、実行してきましたか?

小林様:最初の1年間は、自社ECサイトのアクセス数を増やす施策や、購入導線の改善などを教わりました。

アクセス数を増やす施策では、主に検索エンジン対策に取り組んでいます。特に力を入れていることの1つは、ブログを書くこと。「謝恩会で贈る花!オススメ3選」「コンビニエンスストアの開店祝いに花を贈るときのポイント」「櫻坂46・日向坂46 全国ツアー目白押し!祝花を贈ろう!」など、お客様の目的やニーズを踏まえ、実用的かつ専門性の高い記事を掲載しています。

こうしたブログを掲載することで、お客様が商品を選びやすくなるのはもちろんのこと、検索エンジンで花屋を探しているお客様が自社ECサイトへ流入するきっかけも作ることができています。

また、週1回のメルマガ配信も始めました。メルマガの書き方や配信タイミングなども、いつも.さんから教わっています。

インターネット広告も強化しています。広告代理店から上がってきたレポートをいつも.さんに分析していただき、どのキーワードでリスティング広告を出稿すべきか提案していただくこともあります。弊社は高品質な商品とサービスを提供することで、一般的な生花店と差別化しています。「上質な花を贈りたい人」にリーチできるよう、リスティング広告のキーワード選定においてもターゲットを明確化する必要があり、このあたりは、いつも.さんの担当者さんと連携しながら運用しています。

────そういった施策に取り組んできたことで、どのような成果が表れていますか?

小林様:自社ECサイトの売上が着実に伸びています。例えば、2022年11月の月商は前年同月比128%でした。

検索対策によってアクセス数が増え、メルマガ経由の売上高も大きく伸びました。2022年11月の実績は、検索エンジン経由のオーガニック流入数が前年同月比125%、メルマガ経由の売上高は前年同月比358%でした。

検索エンジン対策やメルマガ配信は、いつも.さんと契約する以前はほとんど実施できていませんでした。こうした施策に取り組めるようになったのは、いつも.さんと契約した成果です。

「施策のタスク管理や、振り返りのPDCAまでサポートしていただけるので大変ありがたいです」

──サービスへの感想や、いつも.へのご要望など、率直なご意見をぜひお聞かせください。

小林様:「自社EC鉄則コンサルティング」は、やるべき施策を具体的に教えていただけるのはもちろんのこと、施策のタスク管理や、振り返りのPDCAまでサポートしていただけるので、きちんと施策をやりきることができて助かっています。

施策を教わっても、それを実行できなければ成果にはつながりません。タスク管理なども含めて、施策を実行しやすい環境を整えてくださるので、とても良いサービスだと思います。

そして今後も施策をどんどん提案していただきたいです。2022年11月にEC部門の人員を採用し、さらなる事業拡大を目指す基盤が整いました。施策の実行スピードを上げていきたいと考えています。

──最後に、EC事業の展望をお聞かせください。

小林様:私たちは、お客様と全国の花屋をつなぎ、花を贈るお手伝いをする「フラワーコンシェルジュ」です。花を贈ることは、大切な想いを花というかたちにして贈るということ。大切な花を確実にお届けすることが我々の務めであり、それを続けていくことが花助の価値向上につながると考えています。

今年2月には自社ECサイトをリニューアルし、高級路線のお店であることがより伝わりやすいように、デザインやコンテンツを改善しました。これからも「上質な花を贈りたい」というご要望にお応えできるように、商品とサービスを磨き上げていきたいです。

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