Google である日突然順位が落ちたら検討すべきこと
今回はGoogleのパンダアップデートによって検索順位が落ちてしまった時の改善方法をいくつかご紹介しましょう。
Googleのエンジンに「公式」と認証させる
1つ目の対策としては、Googleの地図サービスである「Googleプレイス」への登録です。本店が「公式サイト」であることをGoogleに認証してもらうわけです。これは実店舗がなくても、会社の住所でも大丈夫です。
2つ目は、Googleが運営しているSNS「Google+(プラス)」との連携です。やり方としては、例えばネットショップの店長さんが「Google+」にアカウントを作ります。そして「Google+」のURLを、運営している通販サイトのソース内に貼ります。後は「Google+」の管理画面で連携するサイトのURLを認証します。イメージとしては、サイトのコンテンツの1つとして外部のSNSページを組み込んでしまうわけです。すると、Googleの検索結果画面に当該通販サイトが表示されるようになります。つまり「Googleにサイトを認証させましょう」という発想です。
3つ目の手法としては、サイトのトップページを完全にオリジナルなものに変えるというものです。ただし、試してみても検索順位は変わらなかったというケースもあります。結局、中身のコンテンツがダブリだと認定されてしまうようです。とはいえ、逆にトップページを変えただけで検索結果が良くなったというケースもあるので、トライする価値はあるでしょう。
そして最後は、“禁断”に近い手法です。それが「楽天市場店」の“画像化”です。つまり、「楽天市場店」で使っているコンテンツページをすべて、テキストから画像に変えていきます。そしてテキストを使ったコンテンツページを使用するのは本店だけにします。「楽天市場店」はGoogleの評価が落ちる可能性がありますが、それでも本店を有利にしていくのが中長期的には大事なのではないかと思いますので、やってみても良いのではないでしょうか。
抜本的な対策は完全なオリジナルサイト
以上挙げた対策は、1つだけでは効果が出なくても、複数やってみることで改善されることがあります。まずはコストがかからない改善策から実施してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、コピーサイトとみなされた際の対策として「てにをは」を変えるというのがありますが、こうした小手先の対応はいわばGoogleのエンジンとの「イタチごっこ」だということも覚えておいてください。
最後に、抜本的な対策は完全にオリジナルなサイトを作ることですが、これは非常に大変です。これまで多店舗展開やサテライトサイトの運営などが注目されていた時期がありましたが、そうしたやり方はいまや“従来の手法”になっています。
今、本店をやるからには、本気でやらなければならない時期になったのかもしれません。
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