楽天市場のアプリ対策してますか?
こんにちは。
いつも. の渡部です。
先日からお伝えしている楽天でのスマートフォン対策ですが、売れている店舗でも見落としがちな施策があります。
それが“アプリ”対策です。
6月にはSPU(スーパーポイントアッププログラム)の内容が変更になり、楽天市場アプリ利用についての条件が「楽天市場アプリから当月1回以上お買い物ですべてのご注文がポイント+1倍」から、
「楽天市場アプリからのお買い物はポイント+1倍」となりました。
楽天ではアプリとブラウザの利用者比率は発表されていませんが、この変更により今後アプリ利用者がより増えることが予想され、スマートフォン対策の中でもアプリで効果の出る施策は優先度が高くなってきていると言えます。
そんなアプリ対策、この記事を読んでいる方はどんな施策が思い浮かぶでしょうか。
アプリ対策では、ブラウザとアプリの仕様の違いを理解することが重要です。
例えば、アプリでは共通説明文内に設置しているものが表示されません。そのため、独自のスマホヘッダーや告知バナーなどを共通説明文内に設置している場合は、アプリではそれらの導線がなくなってしまいます。
ただでさえ告知のしにくいスマホページですが、アプリは店舗からの情報を伝え、回遊してもらうのがさらに難しいつくりになっているのです。
上記を回避するために、セールや新商品、カテゴリへの回遊バナーは必ず商品説明文内に入れ込み、アプリユーザー向けに導線確保をしてあげることが必要です。
また、アプリの商品ページから他のページに遷移すると、アプリ内でブラウザが立ち上がり、ブラウザユーザーと同じ環境が再現されます。ページの早い段階で他のページに誘導すると、より店舗内で商品を選んでもらいやすくなるのです。
この「アプリでの見え方」という視点は日々ブラウザで作業をしていると本当に抜けがちなので、設置作業などを行う際は、必ずアプリとブラウザ、両方で表示確認を行うことを徹底しましょう。
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