公開日:2018年4月6日

売上UPの可能性、逃してませんか?

突然ですが質問です。

注文が入ってからエンドユーザーのお手元に商品が届くまで、自分の店舗でどうやって注文や在庫のデータ管理をしているか知っていますか?

あなた:『いやいや、担当者がわかっていれば別に知らなくてもだいじょ・・・』
いえ、知っていてください。

もちろん、事細かな機能・設定を把握していただきたいわけではありません。なぜ声を大にして言いたいかというと、そこに【売上アップの可能性】があるからです。

今まで「システムが重要」「自動化」「効率化」「スルー率」と常々お伝えしてきましたが、今ひとつピンと来ていない方もいるのではないでしょうか?それぞれのシステムがどういった役割を担っているかを理解した上で見えてくることもありますし、知ってから改善に取り組むことでより大きな効果を生みます。

そこで今回は、売上を最大限上げるフルフィルメントシステムの活用についてお伝えします。
名前も聞いたことあるし、何となくはわかっている、そんな方も復習としてご一読ください。

 

注文が入ってからのフルフィル周りのシステムは、主に2つあります。

1.受注管理システム
複数のモールやカートのデータを一元管理できるシステムです。「多店舗管理システム」や「一元管理システム」と呼ばれることもあります。

基本的なメリットとしては、
・受注や在庫の一元管理が行えるので、工数と人件費の削減ができる
・各処理をシステムで制御することにより、ヒューマンエラーを防げる
・出荷や発注時のデータ連携もスムーズ
などなど。

商品ページの一括更新が出来たり、売上管理や分析が出来たり、それぞれのシステムによって特色があります。受注管理システムは商流をつかさどるシステムです。

2.WMS(在庫管理システム)
warehouse management systemの略で、「倉庫管理システム」と呼ばれる場合もあります。
読んで字のごとく、倉庫内での商品の入荷・保管・出荷を管理して、効率化を行うシステムです。多くの場合は倉庫側が保持しています。

クラウドタイプが主流なので、倉庫に居らずともリアルタイムに近い状態で在庫の動きを確認できます。また、賞味期限管理や棚卸機能など受注管理システムと同様、それぞれの強みや特色もあります。
何といっても、在庫を可視化できるため、適正在庫の調整や会計管理にも有効です。
お客様からの注文はカート・モール→受注管理システム→WMS(在庫管理システム)の順で流れて、商品がお手元に届くのです。各システムの連携を行うことで、効率的で、自動化した業務を実現することができます。

と、簡単に言ってはみましたが、ここからが本題です。

実はこの、「カート・モール→受注管理システム→WMS(在庫管理システム)」の流れをつくるのが、意外と厄介。

「注文データ取り込んだけど全部エラーになる、どうすれば?」
「カートと他のシステムの在庫連携がされてない?なんで?」
「倉庫の担当者にWMSのアカウントもらったけど見方がわからない、何これ」

それに加えて、基幹システムや会計管理や顧客管理システムとの連携も入ってきて、設定や業務が複雑化。

疲弊した結果、行きつく先が、

『・・・よし、よくわからないから手動でやろう』

効率化するためのシステムを導入したのに、なぜか手作業が増えたという声も実際によく聞く話です。
これでは導入した意味がないですね、本末転倒です。

システム導入を決断した決裁者様、本当に業務が効率的に回っているかはご存知ですか?
現場で実際に作業をされている担当者様、日々の業務でなぜかわからないけど、やたらと手がかかる作業はありませんか?

いろいろなお客様とお話した中で感じることなのですが、当たり前に行っていることだと疑問を感じず、課題や問題が見えてこない場合もあります。
本当はもっと、コスト削減と売上アップのタネが眠っているのかもしれません。

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