公開日:2021年7月7日

世界のブランド価値調査「ブランドZ」でアマゾンが3年連続のトップ

世界のブランド価値調査「ブランドZ」でアマゾンが3年連続のトップ

英調査会社カンターにより発表の最新の世界のブランド価値トップ100社の調査「ブランドZ」で、アマゾンが6.840億ドルで昨年比+64%で、3年連続のトップとなりました。その他、世界のEコマース関連ブランドにとってはポジティブな結果となりました。

アマゾンは昨年比64%増の6,840億ドル


2021年6月に発表された「Kantar BrandZ™ Top 100 Most Valuable Global Brands」(ブランドZ)の調査によると、トップ100社の総価値は昨年比で42%増加し、7兆ドル(日本のGDP、約5兆ドル)を超える金額を示しました。世界で最も価値のあるブランドの成長が加速したことは、世界的な感染流行による経済的打撃からの回復を予感させるものです。また、この危機をチャンスに変えた企業が多くランクインしました。

アマゾンは、昨年から約2,680億ドル増加(昨年比64%増)の6,840億ドルとなり、世界で最も価値あるブランドの地位を3年連続で維持しました。

アマゾンは、約6,120億ドルで2位となったアップルとともに、初の6,000億ドル超規模のブランドとなりました。

Tesla、テンセント、アリババ、TikTokなど注目企業が続々ランクイン


そのほか、47位に入った米電気自動車(EV)大手のTeslaは、最も急速に成長しているブランドとなり、275%増の430億ドルで、最も価値のある自動車ブランドとなりました。

また、中国のブランドも18社ランクインし、上位10位には「テンセント」と「アリババ」がそれぞれ5位、7位に入りました。中国ブランドではその価値を2倍以上に高めた企業が続出しました。具体的には、「貴州茅台集団(Kweichow Moutai Group)」が製造・販売を手掛ける高級白酒「茅台(マオタイ)」(11位、1,090億ドル)、生活関連サービス「美団(Meituan)」(34位、520億ドル)、動画投稿アプリ「TikTok」(45位、440億ドル)、共同購入型EC「拼多多(Pinduoduo)」(81位、220億ドル)が挙げられます。

また、半導体のNvidia(12位、1,050億ドル)、ビデオコミュニケーションのZoom(52位、370億ドル)、半導体のAMD(57位、330億ドル)、音楽配信のSpotify(99位、190億ドル)など、13社が新たにトップ100にランクインしました。

トップ10は以下の通りです。

1 アマゾン 683,,852(USD)64%増
2 アップル 611,997(USD)74%増
3 グーグル 457,998(USD)42%増
4 マイクロソフト 410,271(USD)26%増
5 テンセント 240,931(USD)60%増
6 Facebook 226,744(USD)54%増
7 アリババ 196,912(USD)29%増
8 VISA 191,285(USD)2%増
9 マクドナルド 154,921(USD)20%増
10 MASTERCARD 112,876(USD)4%増

なお、国内トップのトヨタは、64位(28,388(USD)2%減、自動車ブランド2位)となっています。

同調査レポートの詳細は同社の公式サイト(https://www.kantar.com/campaigns/brandz/global)よりご覧ください。

以上、デジタルシェルフ総研が世界ブランド調査レポートのご紹介をお送りしました。

 

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