楽天店舗の商品をお客様に見てもらうには?
【商品ページでの回遊】とその重要性
今回は、ページビューと滞在時間を向上し、転換率のアップにまで影響のある【商品ページでの回遊】とその重要性についてご紹介します。
売上に直結する転換率を向上させる上でページ内を回遊させることは非常に重要な施策です。
いかに店舗で商品ページを作り込んでも、検索して欲しいと思っていた商品と少しでもズレが生じていた場合、せっかくお客様を商品ページに引き込んでも離脱してしまい、ユーザーは再び自店舗に引き込むことは難しくなってしまいます。
ズレを解消していくための対策
店舗内にも例えば「ボトムス」「小物」「帽子」など、様々なカテゴリがあり、離脱する前にそのカテゴリページに誘導することができれば、楽天全体から探し直すのではなく、自店舗のカテゴリの中から色々な商品を改めて見てもらえる状態に持ち込むことができます。
このように、『楽天で探す』というマクロの検索状態から『店舗で探す』というミクロの検索状態に移行することは転換率を向上させる上で非常に大きな意味を持ちます。
実際に、ページビューや滞在時間が増えると転換率アップが倍以上にも上がるというデータもあるため、回遊施策を行うことは非常に重要なのです。
実店舗での行動からWebでの行動を考えてみる
例えば『Tシャツ おしゃれ』など、型番や商品名ではなく、ざっくりとしたキーワードで検索を行っている状態は、実店舗に例えると、大きなショッピングモールでウィンドウショッピングをしている状態と似ています。
店舗側としては、ショッピングモールで店先に商品を出している状態と同じで商品ページをクリックして来店したユーザーはその店先でまだ商品を見ている状態なのです。
この状態は店舗には入っているものの、まだモール全体で商品を探している状態です。
店舗内で回遊させることが転換率アップへつながる
店舗内で他にも商品を扱っているという情報は、実店舗であれば店舗内の商品が必ず目に入るため確認できますが、ECページの場合、動線やカテゴリをページ内で意識して見せておかないと、これ以上の商品があるかどうかを視認できないため、再びウィンドウショッピング状態となってしまうのです。
そのため、転換率を上げるためにも一度引き込んだユーザーを【店舗内で回遊させる】必要があるのです。
商品ページの中で店舗内で取り扱っている商品が、すぐに探せる状態に自店舗がなっているかどうか今すぐ確認してみましょう。
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