株式会社吉野家 様

外販事業本部 eコマース部
部長 木村陽子様(写真左)、大庭美季様(写真右)

牛丼チェーン「吉野家」を国内で約1200店舗展開している株式会社吉野家(本社東京都)。2013年にネット通販を開始し、自社ECサイトやECモールなどで売上を伸ばしていく中、Amazon店の成長を加速させるため、いつも.の「Amazonセラー運用代行サービス」と「Amazonスポンサープロダクト広告運用代行サービス」を2019年4月にご契約くださいました。契約から半年後には月商が前年同月比約150%に増え、2019年12月に月商が過去最高を更新するなど、大きな成果を上げています。

EC事業を担当している木村陽子様と大庭美季様に、ご契約の経緯や、契約後の成果などについてお話をうかがいました。

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<課題>「リソース不足」と「ノウハウ不足」が課題となり、Amazon店の売上がやや伸び悩んでいた。

<対策>2019年4月に「Amazonセラー運用代行サービス」と「Amazonスポンサープロダクト広告運用代行サービス」を契約。

<成果>広告運用の改善やページ改善、商品戦略の見直しなどにより売上が拡大。契約6カ月後に月商は前年同月比約150%に増えた。

「リソース不足とノウハウ不足を解決するために、Amazonの運用支援で多くの実績をお持ちの、いつも.さんのサービスを利用しました」

――御社の事業概要と、EC事業の現状について教えてください。

木村様:弊社は牛丼チェーン「吉野家」を国内で約1200店舗展開しています。「うまい、やすい、はやい」をモットーに、牛丼を中心としたメニューを提供しております。

ネット通販を始めた2013年のこと。ご自宅でも吉野家の牛丼を楽しみたいというお客さまや、近所にお店がないお客さま、また、さまざまな理由で外食が難しいお客さまなどに、お店と変わらない味を楽しんでいただけるように自社ECサイトを開設しました。

その後、Yahoo!ショッピングと楽天市場、Amazonに出店し、現在は合計4つのネットショップを運営しています。今回お話させていただくAmazon店は2017年2月にオープンしました。

――2019年4月に「Amazonセラー運用代行サービス」と「Amazonスポンサープロダクト広告運用代行サービス」をご契約いただきました。契約に至った経緯をお聞かせいただけますか?

大庭様:いつも.さんと契約した理由は、Amazon店の成長を加速させたかったからです。

Amazonに出店して約2年が経過した2019年初旬、「リソース不足」と「ノウハウ不足」という2つの課題に直面し、Amazon店の売上がやや伸び悩んでいました。

EC事業を少人数で運用していることもあり、当時は日々の業務や、各モールで開催されるセール対応だけで手一杯。商品ページの改善や、広告運用の改善といった、売上を伸ばすための本質的な部分に手が回らなかったんです。

また、Amazonで売上を伸ばすには、カートボックスを獲得することが不可欠です。そのためには、Amazonの仕組みを理解した上で、適切な施策を打たなくてはいけません。しかし、具体的に何をすれば良いのか、自分たちだけでは答えを見つけられませんでした。

木村様:Amazonで売上を伸ばすには、楽天市場やYahoo!ショッピングとは違った施策が求められますよね。当時、私たちにはAmazonのノウハウがなかったんです。

こうした課題を解決するために、Amazonの運用代行や広告運用支援で多くの実績をお持ちの、いつも.さんのサービスを利用しました。

――たくさんのコンサルティング会社がある中で、いつも.を選んでくださった決め手は、どのような点だったのでしょうか。

木村様:実績とネームバリューが決め手になりました。

いつも.さんはEC支援で数多くの実績があり、Amazonにおける支援実績も豊富ですよね。また、「AmazonグローバルセリングAdvertising Optimization providers」として活動し、実績を持っていると伺いました。

こうした実績を重視し、いくつかの会社の中からいつも.さんを選びました。

「仕事の工数削減に成功。売上を伸ばすための仕事に注力できるようになりました」

――「Amazonセラー運用代行サービス」では、どのような施策に取り組んでいますか?

大庭様:力を入れて取り組んできたことの1つは、カートボックスを獲得するための商品戦略です。

牛丼とサイドメニューをセットにしたAmazon商品を発売するなど、オリジナル商品を作ることでカートボックス獲得を図っています。

また、商品ページの改善にも取り組んできました。ユーザーに商品を見つけてもらえるように、検索されやすいキーワードをページに入れたり、商品の魅力がより伝わるように、商品ページの写真や説明文を充実させたりしています。

いつも.さんからアドバイスをいただいたり、作業を代行していただいたりしながら、ページ改善や商品戦略などを順次進めています。

―― 「Amazonスポンサープロダクト広告運用代行サービス」では、どのような施策に取り組んでいますか?

大庭様:広告が表示されやすく、売上につながりやすいキーワードを探し、効果検証を行いながらチューニングしています。

広告を集中的に出す「注力商品」を決めて、一定期間運用し、効果が出れば継続、効果が出なければ別の注力商品に切り替える戦略です。

スポンサープロダクト広告の効果を上げるには、キーワード選びと効果検証がとても重要です。しかし、自分たちだけで行うのは、技術的にもリソースの面からも難しい。ですから、広告運用は全面的にいつも.さんにお任せしています。

木村様:広告の運用を全面的に、安心していつも.さんにお任せできるので、その分、空いた時間を「売上を伸ばすための他の仕事」に費やせるようになりました。本当にありがたいです。

――「Amazonセラー運用代行サービス」と「Amazonスポンサープロダクト広告運用代行サービス」を契約したことで、売上への効果は出ていますか?

大庭様:売上は大きく伸びました。契約から半年後の2019年11月以降、月商は前年同月比約150%で推移しています。そして、年末セールがあった2019年12月には、月商が過去最高を更新しました。

ページ改善や広告運用の改善、オリジナル商品の発売など、さまざまな施策に取り組んできた成果が出ていると思います。

――Amazonでさらに売上を伸ばすために、今後どのような施策に取り組む予定ですか?

木村様:カートボックス獲得商品をさらに増やしていくことが目標です。そのために、Amazon限定商品を増やす予定です。また、ページ改善や広告運用といった施策もしっかり打っていきたいです。

「質問したことへの回答が早く、また、Amazonのトレンドなども随時教えていただけるので助かります」

――弊社への率直な感想があれば、ぜひお聞かせください。

木村様:私たちが疑問に思ったことを質問すると、すぐに回答してくださいますし、最新のAmazonのトレンドも随時教えていただけるので、本当に助かっています。

――「Amazonセラー運用代行サービス」と「Amazonスポンサープロダクト広告運用代行サービス」は、どのようなEC事業者さまにオススメだと思いますか?

大庭様:人手が足りなくて広告運用に手が回らないような会社さんには、ぜひオススメしたいと思います。

また、いつも.さんは丁寧に対応してくださるので、出店したばかりでEC運営のノウハウがない方にもオススメだと思います。

――最後に、EC事業の今後の抱負をお聞かせください

木村様:弊社は店舗を中心に事業を行なっていますが、より多くのお客さまに吉野家の牛丼を食べていただけるように、通販や宅配サービスにも力を入れています。店舗がない地域に住む消費者や、自宅でも牛丼を楽しみたいというお客さまのために、EC事業をさらに強化し、多様なニーズに応えていきたいです。

また、オンラインショップで新商品を先行発売し、マーケティングに活用するなど、新たな取り組みも始めました。「うまい、やすい、はやい」という吉野家のモットーをベースに、ECを通じて新しいサービスにも挑戦していきたいです。

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