公開日:2018年4月17日

運賃UP時代にとるべき3つの対策

宅配業者の運賃値上げに伴い、物流業界全体が料金値上げの流れになっています。このような時代に、EC事業者はどのような対策を取っていけばよいのでしょうか?

キーワードは以下の3つです。

・自動化
・物流の付加価値で競争力を強化
・誰でも出来る化

それぞれ簡単に説明していきます。

 

■自動化

「API有効活用」や「商品コード統一」などによる【バックヤード自動化】、「自動梱包機」や「GAS」などによる【物流自動化】をしていくことで、物流コストの多くを占める人件費を圧縮し、競合会社とも戦えるようになっていきます。

GAS:Gate Assort System(ゲートアソートシステム)の略。仕分けの際に商品を選定すると自動開閉式のゲートが開き、デジタル表示器に指示数(商品投入数)が表示される仕組み。

 

■物流の付加価値で競争力を強化

自動化によってスタッフの手が空いた分、接客レベルを向上させることで顧客から評価を得ることはできます。

例えば、メールでの対応をより細やかにして初回注文のお客様とヘビーユーザーに対してのメール内容を変更するなど個別対応を行うことでお客様の満足度を向上させることも一つです。
顧客対応が丁寧でスムーズな事は店舗評価の大きな要因となります。

 

■誰でも出来る化

また、システム化してしまえば、複雑な個別対応処理もヒューマンエラーを恐れることなく実現することができます。

例えば、購入回数・初回購入からの日数・購入合計金額など。
いくつかの条件を照らし合わせて顧客属性を20種類以上にセグメントして同梱品を選別するなど、人が手作業で確認するには複雑で時間が掛かり過ぎたりミスが頻発してしまうような業務でも自動化で実現することができます。自動化、仕組み化することにより誰でも負荷をかけずに作業ができるようになります。

いかがでしたでしょうか?
【自動化】を軸として上記の対策をしていくことでコスト削減だけでなく、競合と戦うために必要な様々なサービスを消費者に提供できるようになります。

 

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