公開日:2021年8月24日

自社ECのアクセス向上のためにはGoogle自然検索とSNS活用がカギ!

自社ECのアクセス向上のためにはGoogle自然検索とSNS活用がカギ!

みなさん、こんにちは。自社EC・D2Cブランドのコンサルティング・運営代行などECマーケティング支援を提供する株式会社いつも.のコンサルタントです。

ご存知の方も多いかもしれませんが、
【アクセス数×コンバージョン率×客単価】
がECの売上の公式となっているため、アクセスを集めることは自社ECで売上を上げる重要な要素の一つです。

売上を伸ばしている店舗様はアクセス数も同じように伸ばしているパターンが多いのです。

では、なぜアクセス数を伸ばしているのでしょうか?
本記事では、アクセス数を伸ばすためにおすすめの基本的な施策として、Googleの自然検索結果とSNS活用の2つをお伝えします。

まずは、「Googleの自然検索結果」について解説していきます。

Googleの自然検索の結果で上位表示させる

売上とアクセス数を伸ばしている店舗様の多くに共通して言えることは
「Google検索において自然検索の結果で上位表示させる」
ことに成功しているからです。

みなさんもGoogle検索を使った時に、上位に表示されているサイトから見ていくことが多いと思います。

弊社が実際にご支援する店舗様でも集客の半分以上を自然検索の流入でまかなっているケースが多く見られます。

それでは、どのようにしたら表示順位を向上させることが出来るのでしょうか?

下記をポイントとして押さえていただければと思います。

・ユーザーが求めている情報の提供をしているか?
・ユーザーが必要としている情報量の訴求が出来ているか?

これらのポイントを網羅するために実際に店舗様には以下の施策をおすすめしています。

・カテゴリページにカテゴリ説明文の記載
・カテゴリページにカテゴリ画像を設置
・商品ページの情報量の増加
・最新の情報に更新

これらを実施いただくことで、結果として、Google検索で上位化しやすくなるためアクセス数が増加し、それに伴って売り上げも増加できます。

続いて、「SNS活用」について解説していきます。

SNSを活用してアクセス・売上につなげる

ユーザーの購買行動は検索エンジンで目的の商品を探すだけでなく、ブログやSNSで紹介された商品を購入したり、クチコミサイトのレビューを見て吟味して買ったりと多様化しています。
自社ECへの集客・アクセスをのばすにはGoogle自然検索の結果だけでなく、様々な経路を活用した全方位の集客施策が求められます。
「この店で買いたい」とわざわざ検索してくれるユーザーを集めることは自社ECが生き残る道につながります。
現在、多くのSNSが存在していますが、その中でも今回はTwitter、Instagram、Facebookに関して解説していきます。

Twitter-20~30代のスマホユーザーにTwitter広告で狙い撃ち-

20~30代で圧倒的なアクティブユーザーを抱えるTwitterを販促ツールとして使わない手はありません。

TwitterはFacebookと並び、圧倒的な数のネットユーザーが利用するSNSです。
グローバルの月間アクティブユーザー数は2億人を超え、日本でも多くのアクティブユーザーを抱えています。
特に20~30代の利用が多く、スマートフォンなどのモバイル経由のアクセスが80%を超えています。
20~30代のユーザーの取り込みや、スマートフォンサイトでの売り上げアップを目指すなら欠かせない集客媒体です。

Twitter広告には「プロモツイート」「プロモアカウント」「プロモトレンド」があります。
特に注目されているのは「プロモツイート」です。
プロモツイートは、Twitterのタイムラインや検索画面に一般のツイートと同列に表示される広告です。
フォロワーと似ているほかのユーザーや、性別、地域などでターゲットを絞り込んで配信できます。

Twitter広告はクリックやリツイートなど、配信対象のユーザーのアクションにだけ課金されます。
ユーザーがツイートを拡散してほかのユーザーがクリックしても課金対象にはなりません。
拡散しやすい内容にしておけば、費用対効果の高い広告になります。
20~30代のスマートフォンユーザーを囲い込める媒体はそれほど多くありません。
Twitterを有効活用していきましょう。

Instagram-アパレル・コスメとの相性抜群。若い女性層にアピール-

写真特化型のSNSである「Instagram」の人気は若い女性を中心に高まっています。
ファッション・アパレル・コスメ系ECでは販促ツールとして成果をあげる事例も出ており、活用していきたいところです。

Instagramは写真に特化したSNSです。
日本では長らく伸び悩んでいまいたが、最近になってユーザー数が急増し、アパレル・ファッション系ECを中心に販促ツールとしても活用されています。
インフルエンサーと呼ばれる、SNSでの情報発信によって世間に対して大きな影響を与えるユーザーが多くいるのもInstagramの特徴です。
多くのフォロワーを持つオピニオンリーダーとも呼べるインフルエンサーが紹介した商品は、一気に人気商品になることもあります。

InstagramはTwitterと同様「フォロー」によってほかのユーザーの投稿を閲覧しますが、人気フォロワーはファッションモデルが上位におり、
20~30代の女性ファンたちがフォローして参考にしています。
もともとInstagramは海外セレブが使い始め、影響を受けたモデルが追随した経緯から「Instagram=ファッション」の文化が形成されています。

Instagramのユーザーは、ハッシュタグで検索して写真を探し出すので、投稿時にはハッシュタグのつけ方が大切です。
最初のうちは定番のハッシュタグを使って投稿するのがいいでしょう。
ハッシュタグは複数使っても構いません。
ある程度人気が出てきたら、独自のハッシュタグを作って写真をアップするのも手です。
サイトやブランドのファンを増やすことにInstagramは効果的です。

Facebook-モノを売るのではなく、VIPルームで上得意客を育てる-

Facebookは、ファンの育成やクチコミの促進、ブランディングに役立ちます。
グループ機能を使って既存顧客をファンにし、Facebookページでブランディングにつなげます。

Facebookは短期的な売上を上げることには向いていません。
ECでのFacebook活用は、既存顧客を自社のファンに転換し、クチコミの発生元となる熱心なファンの育成に注力します。
その際に役立つのがFacebookの「グループ機能」です。
お客様とスタッフが個人的につながれる、ショップのVIPグループに招待します。
グループ内で特別な情報を提供することで、商品の感想やリピート宣言などが書き込まれ、参加者同士の絆が生まれます。
参加者の交流を促し、クチコミを生むには運営側の「思い」を伝えることが重要です。

商品の購入率を上げるには「売れている感」の演出も重要です。
Facebookは人気の可視化にも役立ちます。
・商品を購入したお客様がTwitterでつぶやいた感想
・お客様が商品を紹介したブログ記事へのリンク
・Facebook内で投稿された商品の写真のシェア
・メディア掲載実績へのリンク
こういった取り組みによって商品のブランディングに成功した企業もあります。
Facebookは、ファンの育成、クチコミの発生、商品やサイトのブランディングに貢献するツールととらえて活用していきましょう。

ネットで自社ECのページ上位化と売上を伸ばすにはGoogle自然検索と、クチコミを意識したSNSの活用が重要になってきます。
「自分で調べる」というGoogleの検索の信頼性、「クチコミ」というSNS(特に実名登録のFacebook)の信頼性、どちらもECサイトでの買い方において見逃すことはできません。
Googleの検索対策は寡占状況が強くなっていることを考えると、これから始める人やまだ順位が上がっていない場合はSNSを足掛かりにするのも手です。
クチコミは今後も大きなトレンドになると考えられますので、情報収集は忘れずに行っていきたいところです。

以上、自社ECのページ上位化のためのGoogle自然検索とSNS活用についてお伝えしました。
それぞれのポイントをおさえ、売り上げ拡大の参考にしていただければと思います。

いつも.には「成功ノウハウ」×「徹底実行の仕組み」で成果を上げるコンサルティングサービスがあります。
店舗様のご状況に合わせ、様々な施策を提案させていただくだけでなく、しっかりと実行までサポートさせていただきます。

宜しければぜひご相談ください。

※本記事に掲載されている、事例の内容、売上に関する情報、サービスの価格・機能・仕様などの情報は、変更・更新になっている場合がございます。

 
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ECサイトのSEO対策とSNS活用に関するよくある質問

 

ECサイトのSEO対策で苦戦している場合は?
Googleの検索対策は寡占状況が強くなっていることを考えると、これから始める人やまだ順位が上がっていない場合はSNSを足掛かりにするのも手です。
クチコミは今後も大きなトレンドになると考えられますので、情報収集は忘れずに行っていきたいところです。
ECサイトのSEO対策でやるべきことは?
優先順位としては以下となります。
・カテゴリページにメイン画像とカテゴリ説明文の記載
・商品ページの情報量の増加・最新の情報に更新
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