公開日:2016年5月11日

楽天RMS 「購入商品別顧客獲得数」機能追加で新規客獲得

みなさんこんにちはいつも.のECコンサルタントです。
今回ご紹介するのは、2016年3月15日に店舗カルテに実装された2年間通算 購入商品別顧客獲得数」についてその内容と活用方法をご紹介しましょう。

最新機能をご紹介する前に、2015年11月17日に実装された新規獲得商品 最新ランキングはご存知でしょうか?この機能は、該当店舗で新規購入した商品数をTOP100までランキング表示するもので、どの商品が新規客獲得に貢献しているかを確認できる便利な機能です。ただ、前月分のデータしか表示されなかったため、新規客獲得のためのお試しキャンペーン商品などの一時的な効果を、前月一ヶ月分のみ閲覧するという限定的な活用法でした。

しかし!3月15日から過去2年間分の商品別の顧客獲得数の通算表示ができるようになったことで、どの商品が長いスパンで新規顧客を獲得しているかが分かるようになりました。更にその商品を買った後、商品別にリピート購入人数が何人獲得出来たかが分かるようになり、より全体の売上に貢献できる新規客獲得商品を見分けることができるようになったのです!そのため、お試しキャンペーン以外の常設商品でも新規客獲得に繋がる商品が分かるようになりました。

また、その商品を購入した新規客のリピート数とリピート率も見られるため、その商品自体の売上は低くても、その後多くの買い物をしてくれる顧客に成長する可能性の高い商品や、中には売上も高く、且つリピート率の高い商品なども見つかるかもしれません!そういった商品は常設の商品に繰り上げたり、キャンペーンの広告を打つ際に、その後の商品購入に繋がりやすい(ライフタイムバリューの高い)商品に注力することが可能になるのです。

販売停止フラグという項目も追加され、今は販売を行っていない商品もランキングに入るため、『過去一時的に販売していた商品を購入した新規のお客様』がその後、高確率でリピーターになっている商品なども一目で確認できるようになりました。こういった商品の販売を再開して新規客を積極的に獲得したり、次の商品開発に活かすなど実に多くの有益な情報を得ることができるようになったのです。

ただ、こちらのデータを参照するには、少し見つけづらい場所に行く必要がありますので、ここで確認しておきましょう。
店舗カルテのTOPページ
→「売れている商品は?」の「先月データを表示」をクリック
→右下に表示される「もっと見る」をクリック
→2年間購入商品別顧客獲得数を見ることで該当データが確認できます。(このURLをお気に入りに登録しておくと便利です!)

ちなみに、こちらのデータは1ヶ月経過すると、また新たな最新の2年間分のデータに更新されてしまい、データも残らないため、CSVに書き出し、毎月データを取っておく事がオススメです。そうすることで新規獲得商品の推移が出せるため、より有益な情報となるでしょう。

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