【2024年度最新版】正しい楽天SEO対策!初心者でもわかるSEO対策10のポイント
そもそも楽天検索最適化(楽天SEO対策)とは
楽天検索最適化(楽天SEO対策)とは、楽天検索窓で検索したときに出る検索結果ページの上位表示することです。
楽天で売上げを増加させていくためには、購入意欲の高い顧客集める必要があります。そのためには楽天検索窓からのアクセス・集客が重要になります。
楽天市場での検索最適化(SEO対策)が必要な理由
楽天市場の「楽天サーチ」はもっとも重要な集客経路
そのため売り上げをアップするためには、楽天サーチでの商品露出を増やして店舗への間口を増やす必要があります。下図で見る通り、露出を増やすことが注文数アップにつながっています。
検索キーワードでは、集客キーワードではなく、売れるキーワードを見つけることがカギ
多くの消費者が検索する「ビッグワード」は競合店が非常に多いため、売り上げ実績が高い商品が上位を占めています。
一方、「ミドル・スモールワード」は対策できていないショップがとても多いため、ここを正しく対策すると効果的です。ゆらぎももれなく入れましょう。
参考記事)見落としがちなゆらぎキーワード
通常、1語の検索よりも「ミドル・スモールワード」と組み合わさった複数語検索によるアクセス人数の合計の方が多く、転換率も高くなります。これは消費者の検索意図と強く関連しています。より具体的なニーズを持った消費者が「ミドル・スモールワード」で検索してきたときのほうが多くなります。
検索結果の広告枠と自然検索枠の違い
検索結果には広告枠と自然検索枠(検索)があり、検索結果からの集客を最大化するには、
どちらかだけでなく、両方を実施することが重要です。両者には相乗効果があります。
またどうしても狙いたいキーワードがあって、他社よりも上に出ていない場合には広告を使って上位に表示するというのは大事です。これはGoogle検索でもAmazon検索でも同じ考え方です。
商品をさがしている消費者にとって役に立つ検索最適化(SEO対策)が土台
当社は、その商品を探していて買いたい消費者を検索から集めることが重要だと思っています。
当社の提供している楽天検索最適化(楽天SEO対策)サービスについてもキーワードで検索して上位になったら、あがったキーワード数などで料金を請求ではなく、ショップにとって売れるキーワードを毎月分析してそのキーワードでショップに消費者が来るような代行・支援を行っています。
そのショップにとって売れるようになるために、キーワードも商品も毎月変わっていきます。
楽天市場で検索対象となる項目
楽天で、ユーザーがキーワード検索を実施した際、検索に影響があると見られる項目は下記です。以下の項目に入力したキーワードは検索対象になると言われています。
商品名(全デバイス共通)
PC用キャッチコピー(パソコン・アプリ検索時)
モバイル用キャッチコピー(スマホ・ガラケー検索時)
PC用商品説明文(パソコン・アプリ検索時)
スマートフォン用商品説明文(スマホ検索時)
PC用販売説明文(パソコン検索時)
商品属性(SKUプロジェクト移管後)
バリエーション設定(SKUプロジェクト移管後)
検索項目対象の中で特に重要な項目は「商品名」です。最優先に対策していきましょう。
2023年4月から実施が予定されている、楽天SKUプロジェクトについては下記記事から詳細をご確認ください。
https://itsumo365.co.jp/blog/post-19316/
「全商品ディレクトリID」と「タグID」
上位表示どころか登録した商品名で検索したのに、検索結果に表示されないというショップが増えています。
全商品ディレクトリIDを誤ったために、商品が表示されない
タグIDの登録を怠ったために、商品が表示されない
■全商品ディレクトリIDとは?
「楽天市場の中でどのジャンルに入るのか」選択します。楽天が設定したジャンルの中から、1商品につき1つだけ、必ず選んで登録します。
お客様が商品を探す際、楽天サーチの結果をジャンルで絞る場合に、「靴>メンズ靴>スニーカー」など、ジャンルをたどって商品を探す」といった形で利用します。
「全商品ディレクトリID」と「表示先カテゴリ」は違います。
全商品ディレクトリIDは「楽天市場の中で」どのジャンルに入るのかで、表示先カテゴリは「その店舗の中で」どのカテゴリに入るのかを指定します。店舗が必要に応じて独自作成したカテゴリを、商品に紐づけて利用します。
■タグIDとは
「ジャンルの中のさらに細かい分類」を選択します。全商品ディレクトリIDではカバーできない属性を、1つの商品に32個まで設定することができます。
選んだ全商品ディレクトリIDに応じてスニーカーであれば、ブランド・靴サイズ・色・靴幅・素材などです。家電であれば、カラー・メーカー・配送サービスなど非常に細かい設定が可能です。売れるキーワードやビッグキーワードで上位表示されている商品は絞り込みの際に表示されないことがないようにチェックしましょう。
※SKUプロジェクト移管後はタグIDは廃止され、商品属性に変更されます。
2023年4月から実施が予定されている、楽天SKUプロジェクトについては下記記事から詳細をご確認ください。
https://itsumo365.co.jp/blog/post-19316/
商品ページ統合
価格や仕様は同じなのに、バラバラに商品登録をしてしまうと、1商品が上位表示されても、ユーザーのニーズに合わずに離脱されてしまう可能性を高めてしまいます。
本当はニーズにかなう商品があるのにそのまま離脱されてしまうと、販売実績蓄積の機会損失になり、結果他の店舗様へ流れ、検索順位が下がってしまうことにも繋がります。
そのためカラーバリエーションやサイズ違いなどは仕様や価格が同じであれば、商品ページを統合し、一つの商品に販売実績を溜め続けることができるようにすることをおすすめいたします。
※カラーやサイズ、ロット違いで価格・施策内容を変えていて、商品ページ統合ができないという店舗様に関しまして、今後商品の管理方法が「アイテム単位」から「SKU単位」へ変更される見通しとなっており、現在よりひとつの商品ページで様々なSKUを管理できるようになります。
楽天検索上位表示に向けた検索最適化(SEO対策)のためにやるべきこと
今、取り組むべき検索上位表示に向けた検索最適化(SEO対策)のポイントとはどのようなものでしょうか?
スモールワードであっても売り上げにつながるキーワードを入れる
楽天サーチの検索結果順位は「商品の実績(売り上げ)」の影響を強く受けます。そのため、新商品や販売実績が少ない商品は競合店舗と同じキーワードで検索対策を行っているだけでは上位表示させることは出来ません。また、最近は検索最適化に取り組む出店者が増えてきたこともあり、この傾向はますます強くなっています。
この際に重要なことは、どのキーワードでどの商品を上げていくべきかということです。
検索ボリュームが非常に少ないキーワードや、検索数はあるものの売上につながらないキーワードでの上位化は売上げにつながらないため、売り上げにつながるキーワードでの上位表示をしっかりとしかけていきましょう。
費用はかかるが、加速するためには他の手段もつかってみる
必要に応じて、楽天の配布型クーポンやRPP広告、クーポンアドバンス広告、ターゲティングディスプレイ広告、楽天外の広告などを活用することで、費用対効果を高めながら、特定の商品の売上増加をスピードアップする手段があります。
サジェストキーワードを入れる
検索上位表示に向けた検索最適化(SEO対策)のポイントは、まずは楽天のルールに沿って正しい施策を徹底して行った上で、「どこまで細かい対策を実行できるか」に尽きます。
楽天市場の検索窓で、楽天市場で検索で商品を見つけやすくするために、キーワードを入力した後に、「スペース」を打ち込むことで、楽天市場内でユーザーがよく検索するキーワードトップ10がサジェスト表示される機能があります。
ユーザーがよく検索するキーワードは、検索表示の回数が多くなる傾向にありますのでまずは、楽天のキーワードサジェスト機能で表示されるキーワードから優先的に対策を行います。
対策漏れ商品ページを見つける
キーワードを見つけて各ページに入れていくわけですが、最初は売れている商品から一つずつ丁寧に実施するべきですが、徐々に時間をかけて対策を行った商品ページの数を増やします。
検索順位45位以内の商品数×検索パターンを増すことでアクセスアップにつながります。
これにより、特定のキーワードで、検索したときに検索結果ページの面積を専有することも可能です。
需要期にだけ売れる「季節キーワード」を入れる
楽天市場では、「母の日」「敬老の日」「クリスマス」など、記念日やイベントの時期に需要が急激に高まります。季節ワードを使って検索する消費者は、ニーズが顕在化している場合が多く、転換率の高いことがわかっています。このため、需要期前に「季節キーワード」を商品ページに適切に盛り込むことが極めて有効です。
楽天市場で代表的な季節ワードは「正月」「バレンタイン」「ホワイトデー」「母の日」「父の日」「お中元」「ハロウィン」「クリスマス」などがあります。季節ワードの対策は直前に実施しても大きな成果は期待できませんから、遅くとも2〜3ヵ月前から検索対策を行い、イベントまでに検索順位を出来るだけ上げておくことで、需要の最盛期に売り上げを大きく伸ばすチャンスが生まれると考えてください。
楽天検索最適化(楽天SEO対策)の無料・有料順位チェックツール
楽天検索上位表示に向けた検索最適化(SEO対策)を行う上で、自社で行う場合に結構手間がかかるのがキーワードごとの商品順位の取得です。どのキーワードでどの商品が何位なのか、商品のレビューの件数は何件ついているのか、他社の商品の順位はどうかなど、計測はしっかりやろうとするとかなり大変です。
自社で施策を行う場合は、自動で順位などを取得してくれるツールを利用し効率化しましょう。
まとめ
手間を惜しまず基本を徹底し、素早くPDCAを回す
細かい施策を行うには手間がかかりますが、現在の楽天市場はその手間を惜しんでいては勝てないマーケットになっています。「基本を徹底する」「できるだけ細かく施策を打つ」「素早くPDCAを回す」ことが、楽天市場の検索上位表示に向けた検索最適化(SEO対策)で成果を上げる鉄則だと考えてください。
なお、楽天市場で売上UPするために最低限やるべきことを30のチェックリストでまとめました。売上を上げるために、アクセス増加、転換率の向上は必須になります。
商品登録、露出、イベント、リピート、商品ページ情報、付加価値など必要な施策をしっかり押さえておきましょう。
楽天市場で売上UPを目指す方は、レポート(PDF)をダウンロードしてみてください。
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楽天市場のRPP広告におけるキーワードの見直し3つのポイント
楽天SEOに関するよくある質問
- 楽天SEO対策とは?
- 楽天SEO対策とは、楽天検索窓で検索したときに出る検索結果ページの上位表示することです。
- 楽天SEO対策が必要な理由は?
- 楽天で売上げを増加させていくためには、購入意欲の高い顧客を集める必要があります。
そのためには楽天検索窓からのアクセス・集客が重要になります。
- 楽天SEO対策をしていれば広告は不要?
- 検索結果には広告枠と自然検索枠(検索)があり、検索結果からの集客を最大化するには、
どちらかだけでなく、両方を実施することが重要です。両者には相乗効果があります。